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受難レポート・CD編

Section "J"

Last Update; 2009.10.12

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●至福度3...このレコードに出会ってよかった!神様、ありがとう〜!
●至福度2...ふむふむ。いいっすよ、これ。当然、買いです。にんまり。
●至福度1...いやぁ、僕は金払って買ってもいいと思うんだけど...。どう?
- - - -
●受難度1...とりあえず、買っときました、はい。
●受難度2...「なんで買うの、これ?」と思うでしょう。ははは、笑ってください。でも、好きなんだもん!
●受難度3...これは信念で買いました。後悔はしません!でも素直に(ちょっとだけ)反省します。とほほ...。

※ご注意
  この「至福度」「受難度」は、けしてアルバムの価値尺度ではありません。 ホメたりケナシたりというポイントでもありません。
買うときの思い入れの度合いと、冷静に聴いた後の気持ちの振幅を数値化したものです。
期待しないで買ったものがそれなりだったときと、期待したものが期待通りの場合は、ともに受難度1です。
つまり、ずっと愛し続けたアーティストほど事前の期待が大きいので、受難度は高くなる可能性があります。
1999までのデータでは「受難度」「至福度」ともに付けてません。

(掲載は洋楽邦楽混在で、アーティスト名のABC順/50音順です)      

購入年

artist / title / label / year   Excellent! ★ ←特にお気に入り

受難度

comment
recommend track;  ←特にお気に入りの曲



*** JANE CHILD ***

2004/Mar

Jane Child / Jane Child / Warner Bros. / 1989

至福度1

 ジェーン・チャイルドのデビュー盤。美形のねえちゃんなんだが、なぜか耳と鼻にピアスがついててそれがチェーンでつながってた。う〜ん。
1989年はこのアルバムからの「Don't Wanna Fall In Love」がかかりまくっていた記憶がある。ビデオクリップでは間奏でフェアライトCMIを弾きまくっていた姿が印象的だった。


*** JAPAN ***

2001/Oct

Japan / Quiet Life (Paper Sleeve Collection) / Ariola Hansa / 1979-2001

受難度1

 またまた日本製の紙ジャケ再発シリーズ。いや、別に僕は紙ジャケを集めて眺める趣味はないんだ。だけどさぁ、リマスターされて限定で、ってなればちょっと気になるじゃん?
ジョルジオ・モロダーのプロデュースによるシングル「ライフ・イン・トーキョー」を経て、大きく変貌していったジャパンのサード・アルバム。デビシルによれば初期の2枚をなかったことにして、ジャパンはここから始まったと思って欲しいんだとか。ま、確かにね。

ここ10年の日本のいわゆるヴィジュアル系ってやつは結局このあたりにルーツがあるわけで、そういう連中と聴き比べても、まだ20年前のジャパンの方が100倍かっこいいぞ。
(ところでリマスターの音なんだが、これ、シャリシャリしてないか?気のせいか?)


2004/Jun

[CCCD] Japan / Gentlemen Take Polaroids (Remaster) / Virgin/EMI / 1980,2003   Excellent!

至福度3

 ジャパンの4作目でヴァージン移籍後初のアルバム。邦題「孤独の影」。下の「Tin Drum」のように、ボーナス・トラックは別CDに分けてくれたほうが嬉しかったなぁ。あと、82年の「ナイトポーター」のシングル・リミックス・ヴァージョンもぜひとも追加収録してほしかったところ。だってアルバムのヴァージョンって、今聴くと長すぎるんだもの(このシングルはカップリングの「Ain't That Peculiar」もリミックスになってたんだよなぁ)。

ちなみに、ここのボーナス・トラックとして収録されている「Taking Island In Africa」のスティーヴ・ナイ・リミックスは、次作「Tin Drum」からのシングル「Visions Of China」のカップリングとして81年にリリースされたもの。僕は当時、カナダ盤の6曲入り(?)編集アルバムで聴いてました。ははは、思い出いっぱい。


2004/Jun

[CCCD] Japan / Tin Drum (Remaster, 2CD) / Virgin/EMI / 1981,2003   Excellent!

至福度3

 ジャパンの最高傑作との誉れ高い5作目で、実質的なラスト・アルバム。邦題「錻力の太鼓」。プロデューサーはスティーヴ・ナイ。毛沢東のポスターが貼ってある部屋で、ハシを持ってご飯を食べるデビシルが印象的なジャケット(→こっちね)でした。
ドンドコ・ドラムにブイブイ・ベースは無国籍なリズムを紡ぎ、Prophet5のモジュレーションのかかった金属的なシンセがパーカッションのように切り込み、空間をアンビエントな音が埋めてゆく。そしてそこに、音程がどこに行ってんだかわかんないデビシルのヴォーカルがねちっこくからむ。
これぞジャパンの到達点だね。

追加曲を含めてもCD1枚に収まるところだが、オリジナルの8曲と、シングル・ヴァージョンなどのボーナス・トラック4曲とを分けた2枚組仕様にしてあるところは納得。
やっぱり名盤はリリース当時の曲目だけで完結したいものです。サービス過剰は時として邪魔になることもあるってものですよ。


2005/May

[CCCD] Japan / Oil On Canvas (Remaster/2CD) / Virgin / 1983-2003

受難度1

 土屋昌巳がギター&キーボードで参加したジャパン解散ツアーからのライブ盤。ヨーロッパのツアーは前座でサンディー&ザ・サンセッツも出てました。これは今回のCD裏ジャケで確認できます。
当時LPで聴いた印象としては、スタジオ盤以上に淡泊だな、って思ってた。全曲テープにあわせてちょろっと演奏してるだけだもんなぁ。でも久々に聴くとライブとしてのダイナミックさもちょっとあるか?いや、やっぱりほとんどないか。


1999

Japan / In Vogue / Camden/BMG / 1996

 アリオラ/ハンザ時代のベスト盤(ヨーロッパ盤)。「ヨーロピアン・サン」の12inchヴァージョンが入ってる!ということで、ロンドンのHMVで見つけて喜びいさんで買ってきた1枚。

ところがどっこい、日本に帰って聴いてみたらなんと全曲がモノラル収録されていた。そ、そんなはずは...なんでぇ〜??????トホホな1枚。


2001/Feb

Japan / The Singles (2CD) / BMG / 1996

受難度2

 日本編集のシングル集。欧盤『In Vogue』でがっかりし、日本盤『The Best Of Japan』(下記参照)で唖然とした僕。これでやっとお気に入りだった「ヨーロピアン・サン」の「Extended Remix (by Steve Nye)」っていうヴァージョンが聴けました。
それにしてもアルバムがたった3枚しかないはずのこの時期に、なぜこんなにシングルのヴァージョンが存在するのか!?当時いかにアリオラ/ハンザがリミックスを濫発していたかがわかります。


1999

Japan / The Best Of Japan / BMG Japan / 1999

 上記の『In Vogue』がモノラルだったために、がぜん「ヨーロピアン・サン」探求が始まってしまった。そこで手に入れたこちらは日本編集によるアリオラ/ハンザ時代のベスト。今度こそ「ヨーロピアン・サン」の12inchヴァージョンがちゃんと聴けました。
しかし、僕の知っているのと違うぞ?どうやらかつて僕が持っていた12inchはスティーヴ・ナイのリミックスで、こちらはオリジナルの12inchヴァージョンなのだとか。

いろいろ複雑なのね...。


2008/Apr

Japan / The Very Best Of / EMI Music Japan / 2006

受難度1

 とても無難な選曲の新編集ベスト。2003年のアルバムのリマスター・シリーズが悪名高いCCCDだったのであえて購入。
基本的にシングルヴァージョンを集めてます。なのに「Nightporter」がアルバムからってのが残念ですなぁ。「Ghosts」は1曲目にシングルで最後がアルバムのヴァージョンと2つも収録。いかにこの曲がイギリスでは彼らの代表曲となっているかがわかります。

ところで後半のヴァージン時代だけでなくアリオラ・ハンザ時代の曲も収録されてますが、このレーベルからのシングルはメンバーの意向に関わらずものすごい数のヴァージョン違いがあって、いちいち追いかけてるととんでもないことになります。なので、このベストに収録されているものだけで満足しておいた方が幸せでしょう。


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*** JBK ***

2004/Jul

JBK / Playing In A Room With People / Flavour / 2003

至福度1

 JBKとはニューヨークの国際空港、ってそれはJFKでしょ、ってひとりでいってもむなしい。
だけどさ、ほんとはジャンセン、バルビエリ、カーンというデビシル抜きのJAPANなんだよ、っていうほうがもっとむなしくきこえるのかも。

でもそんなJBKの東京とロンドンのライブ録音であるのこのアルバム、案外いいです。音はJAPANというよりはむしろレイン・トゥリー・クロウに近いインスト曲中心で、ミック・カーンのソロ・アルバム、ジャンセン/バルビエリの楽曲とともにRTCの曲も演奏されています。リチャード・バルビエリのアンビエント感たっぷりのシンセがなんとも心地よく、またゲストのサックスとギターも含めいい感じ。
まったりできる音が部屋中にたゆたう。


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*** JEAN-LUC PONTY ***

2003/Feb

Jean-Luc Ponty / King Kong (Jean-Luc Ponty Plays The Music Of Frank Zappa) / Blue Note / 1970-1993   Excellent!

至福度2

 僕が在籍していたときの早大MMTは“ジャズ&フュージョン”の時代でして、“ニュー・ウェイブ&テクノ”な僕らは少数派だったわけです。
そんな僕にとって唯一好きだったフュージョン系のミュージシャンが、エレクトリック・ヴァイオリンのジャン・リュック・ポンティなのでありました。

この人、実はザッパ学校出身。そんなこともあって、これはザッパの曲をカバーしたアルバムであります(1曲をのぞく)。
イアン・アンダーウッドやジョージ・デュークなどのザッパ・バンドの強者が多数参加してるだけでなく、アレンジもザッパ本人がやってます。
これはもうほとんど“ザッパのアルバム”として聴いても間違いはありません。
「ホット・ラッツ」あたりのジャズ・ロックが好きな人は、番外編として押さえておくべき1枚です。


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*** JEFF BECK ***

2001

Jeff Beck / Blow By Blow / Epic / 1975

至福度1

 ベックが「ギター・インストゥルメンタル」というジャンルを確立したアルバム、ということでロック史上有名な1枚。でも実はそれだけじゃなくて、プロデューサーであるジョージ・マーティンのオーケストレイションも見事なのよ、って気もする。さらには、以前のベックのアルバムはどれも音が悪かった(ように聴こえた)けど、このアルバムからは突然に良くなる。これもジョージ・マーティンなら当然なんですけどね。

ところで、かつての邦題「ギター殺人者の凱旋」ってのはなんなんだぁ!?あほかぁ?この題をつけたレコード会社の洋楽担当ディレクターは死刑にすべし!


2001

Jeff Beck / Wired / Epic / 1976   Excellent!

至福度2

 当時はもう、ギター少年にはたまんないアルバムだったですね。かっこいいったらありゃしない。
で、僕はシンセも好きだったので、ヤン・ハマーのムーグにもまいっちゃってました。中学・高校時代のお話です。
これも前作の「ブロウ・バイ・ブロウ」と同様にプロデュースはジョージ・マーティン。いい仕事してますわ。


2000

Jeff Beck / Flash / Epic / 1995

受難度2

 ほんと、この人って節操ないですね。あ、ほめてるんですよ。
せっかく「ギター・インストゥルメンタル」っていう居場所を見つけたのも関わらず、「やっぱり歌ものもいいかな」っていうんで作ってしまったアルバム。
プロデューサーに当時流行のナイル・ロジャースなんぞを起用するところなんか、ほんとに節操ないです。あ、これもほめてるんですよ。
ヴォーカリストにかつての仲間のロッド・ステュアートを引っ張り出すところなんかも、やっぱり節操ないです。
え?だから、ほめてるんだってばぁ、って、ほめてない?


*** JELLYFISH (JAPAN) / ジェリーフィッシュ ***

2001/Apr

Jellyfish / Jellyfish Sensation / Happy New Ear / 2000   Excellent!

至福度2

 解散してる海外のバンドの方じゃないよ。日本の女の子3人編成のテクノ歌謡アイドルグループのジェリーフィッシュ。
これは大当たりでした。とても良く作ってあるアルバムです。 ライブが見たいぞ!


*** JIMI HENDRIX ***

2001/Mar

The Jimi Hendrix Experience / BBC Sessions (2CD/Paper Sleeve) / 1998/2000 / Universal   Excellent!

至福度2

 文字通りのジミヘンBBCライブ。これはいいなぁ。スタジオライブということで客のいる通常のライブ演奏ほど熱狂的ではないけど、適度にノリがある。そしてなにしろ音が良い。
ジミヘンの死後にリリースされた星の数ほどの編集盤/未発表曲集の中で、これは一番「聴ける」アルバムだと思う。


*** JOE JACKSON ***

2001/June

Joe Jackson / Stepping Out -The Very Best Of - / A&M / 1990

受難度1

 この人、どんどんシリアスになっていったんですね。それが音楽をおもしろくもつまらなくもしている。


*** JOHN FOXX ***

2009/Feb

John Foxx / The Golden Section (Deluxe 2CD Edition) / Edsel / 1983-2008

受難度1

 自分が葬ったはずのバンド、ウルトラヴォックスがミッジ・ユーロの手でよみがえって大成功をおさめ、すっかり「過去の人」のイメージが確定しつつあった80年代のジョン・フォックス。彼こそが「本家」だったのにね。でも僕はこのあたりまではまだ積極的に聴いてました。

で、この時期の最大の収穫は「Endlessly」。
これは82年に1度シングルとしてリリースされた後、翌83年まったくの新録で再度シングルリリース(→)されたという力の入れようでした。
今回のリイシューは、アルバムには入らなかったその時期のシングルのカップリング曲もボーナスCDにごっそり収録されてます。
特に「A Kind Of Wave」が入っているのはうれしい。これ、多分初CD化だと思う。だけど12インチ盤の長いヴァージョンでなく、7インチ2枚組シングルに入ってた短い方なのが残念。
「Endlessly」も未発表の「Extended Mix」を収録してて、これも悪くないんだけど12インチ・ヴァージョンが入ってないのがおしいなぁ…。


2008/Dec

John Foxx / The Golden Section Tour + The Omnidelic Exotour with Louis Gordon (2CD) / Edsel / 2002

至福度1

 元ウルトラヴォックスのジョン・フォックスの1983年のバンド編成によるソロ・ツアーのロンドン公演と、1997年のルイス・ゴードンとの2人ツアーのマンチェスター公演(A Certain Ratioのウェアハウス!)をセットにした2枚組。

83年のライブはギターが名盤「System of Romance」のロビン・サイモンで、もちろんUV時代の曲もやってる。
なのに何か足りない感じがするのは、キーボード兼ヴァイオリンのビリー・カーリーがいないからなんだろうね。UVのバンドとしてのサウンド面は彼が支えていたんだと実感。

97年の2人ライブは当然バンド的なノリはない。でも、ソロになってからのジョンはほとんど打ち込みなので逆に違和感ないです。
もちろんここでもUV時代の曲もやってますが、まるでソロになってからのサウンドで生まれ変わってます。これはめちゃくちゃソリッドでかっこいい。
ところでこの97年ライブ、まったく観客ノイズがないんだけど、どんなライブだったんだろ?


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*** JOHN FOXX + HAROLD BUDD ***

2007/Aug

John Foxx + Harold Budd / Trancelucence + Drift Music (2CD) / Edsel / 2003

受難度1
 初期ウルトラヴォックスのリーダーだったジョン・フォックスと、イーノ・ファミリーのピアニストのハロルド・バッドによるコラボレーション。
Disc1の「Trancelucence」はイーノ&バッドの「The Pearl」あたりとほぼ同じで、全編ピアノしか聞こえない。お〜い、ジョンはどこにいるんだぁ?
Disc2の「Drift Music」になるとシンセによるパッドの音が延々と続く中にピアノの音が浮かんでくる感じ。これもイーノの「アポロ」あたりに近いかな。あるいはデビシルの「Gone To Earth」のDisc2にも似てる。
テクノを経由した人たちって、どうしてみんなイーノになりたがるんだろうかね?

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*** JOHN LENNON ***

2000

John Lennon / Plastic Ono Band - Digitally Remastered And Remixed - / Parlophone / 2000

受難度1

 「ジョンの魂」のリミックス盤。リミックスの仕上がりは「イマジン」と同様にオリジナルに忠実。ボーナス・トラックとして「Power To The People」と、幻の「Do The Oz」が追加。この2曲は特にいらなかったという気もします。だって本編がすごすぎるから。「ジョンたま」にはなにも足したり引いたりできない。
それにしても今更ながら思うのは、邦題の適切さ。このアルバムが「ジョンの魂」で、同時に出た「Yoko Ono / Plastic Ono Band」が「ヨーコの心」。お見事ですね。


2000

John Lennon / Imagine - Digitally Remastered And Remixed - / Parlophone / 2000   Excellent!

至福度1

 「イマジン」をアビー・ロード・スタジオのピーター・コビンが全面リミックスしたもの。前年の「イエロー・サブマリン-ソングトラック-」ではオリジナルと異なるイメージに仕上げていましたが、これはかなりオリジナルに忠実、というか、ちょっとクリアになったかな?くらいの感じ。でも、それでいいんだよね。

これにあわせて放映された「イマジン」制作時のドキュメントを見てびっくり!スタジオでヨーコがジョンとフィル・スペクターにディレクションしている!
旦那であるジョンはいざしらず、あの大プロデューサーのフィル・スペクターにもがんがん(しかも適切な)指示を出す人なんて、オノ・ヨーコ以外にはいないかもしれない...。

ちなみに、この「イマジン」に対応しているヨーコのアルバムは「FLY」っていう2枚組なんですけど、これ、すごく好きなんですよ。

recommend track;  Gimme Some Truth


2005/Nov

John & Yoko/Plastic Ono Band / Sometime In New York City / EMI / 1972-2005

受難度1

 ジョンのリミックス新装盤。今回はピーター・コビンさんではないんですね。ザラっとした音の感じがちょっとなじめない。
このオリジナルは「Live Jam」というボーナスLPが付いた2枚組仕様でしたが、今回はその中からザッパ関連の3曲がカットされてCD1枚という形に。まぁなぁ、あれはジョンというよりザッパ色が濃かったからなぁ。
そのかわりに「Happy Xmas(War Is Over)」とヨーコの「Listen, The Snow Is Falling」が追加収録。たしかにこの2曲は名曲だけど、ぜんぶまとめて2枚組のデラックス・エディションとかにしてくれればよかったのにね


2007/Nov

John & Yoko/Plastic Ono Band/Elephants Memory / Sometime In New York City (Limited Papersleeve, 2CD) / EMI / 1972-2007

至福度1

 オリジナル通りにボーナス盤「Live Jam」を含む2枚組で再発となった限定紙ジャケ盤。帯も当時のデザイン。
なんにせよ、ザッパ/マザーズとの共演曲が全曲復活したってのがうれしいですね。限定盤ですけど。


2003/Jul

John Lennon / Mind Games (Remixed and Remastered) / Apple / 1973-2002

受難度1

 オノ・ヨーコ監修によるジョンのリイシュー・シリーズで、「ジョンの魂」や「イマジン」と同じくアビーロード・スタジオのピーター・コビンによるリミックス。
いつもながらオリジナルそっくりに再構成してますが、今回は細かいニュアンスが違う感じ。たとえばタイトル曲なんぞ、オリジナルではほとんど聴こえないオルガンが前に出てるし、まん中だったギターの定位も右に移動。ま、こういう些細なポイントが気になるか気にならないか、そこで評価が分かれるところ。オリジナルがむちゃくちゃ好きだった僕は、今回は気になっちゃいました。
アートワークなどはほんとにきちんとしていて、他の作品との統一感もあり、相変わらず愛情あふれる素晴らしいお仕事だと思います。

ちなみにこのタイトル曲を聴くと浮かんでくるのは、小学校の時の日曜日の午後の情景。親父がかけていたラジオのチャート番組で流れていた。洋楽に目覚めた、ごく初期の頃の記憶。


2006/Jan

John Lennon / Walls And Bridges (Remixed And Remastered) / Apple/Capitol / 1974-2005

受難度1

 邦題「心の壁、愛の橋」。ジョンのリマスター/リミックスのシリーズも、いよいよ最終作。音はほとんどオリジナルと同じにしてあるのでまぁまぁってかんじ(一部、フェイドアウトが不自然な箇所あり)。
だけど不満なのはジャケット。なんでまったく変えちゃったのかね?理解不能だ。

オリジナルのLP。ジョンが子供の頃に描いた絵を3枚重ねてある。「Football」が下地になっていて、そのうえに帯のような形で馬と人の絵が重なってる特殊な仕様。
これまでのCD。上記の絵のうち、「Football」だけになってる。これじゃダメダメなんだけど、ジョンの絵が活かされてるだけ、まだまし。
今回の新装盤CD。これ、裏ジャケのパターン違いじゃん。中のブックレットはほぼオリジナルを再現してあるだけに肝心の表1でこれじゃぁなぁ…。
今回のCDレーベル面。右端がジョンで左がヨーコ。真ん中はその中間の顏...。

やっぱオリジナルLPが味があるよなぁ。
おまけにCDレーベル面のデザインに至っては絶句。ジョンとヨーコの顔がモーフィングみたいに連続して変化するんだけど、これはジョン&ヨーコ名義の「Sometime In New York City」のレーベル面で使われてたデザインでしょ。そのままジョンのソロ・アルバムに持ってきてどうすんのよ。
そもそもこの「心の壁、愛の橋」はヨーコと別居していた「Lost Weekend」期に制作されたもので、ジョンのアルバムで唯一、まったくヨーコが関わってないアルバム。だからここにヨーコさんは潔く登場しないのが正解なんです。

僕にとって一番好きなジョンのアルバムなだけに、デザインまで含めてオリジナルに忠実な再発をしていただきたかったですよ、はい。


2007/Dec

John Lennon / Walls And Bridges (Limited Papersleeve) / EMI / 1974-2007

至福度3

 えらい!EMIミュージック・ジャパン、よくやってくれた!オリジナルLPを忠実に再現した日本限定の紙ジャケ仕様。やっぱこのアルバムはこの特殊ジャケットじゃなくちゃね。あぁ〜幸せだなぁ〜。
中身のCDは例の2005年リマスター盤と同じなのでボーナス・トラックが余分ですが、この際そんなことには目をつぶりましょう。
というより、もう2005年の捏造ジャケット版CD(↑)は捨ててしまいたいくらいだ。


2005/Jul

John Lennon / Rock'N'Roll (Remixed & Remastered) / Apple/Parlophone/EMI / 1975-2004   Excellent!

至福度2

 まずジャケがかっこいい。そうです、ジョンはロックン・ローラーなんですよ。愛と平和とか、そういうことはすべて後からついてきたこと。
「You Can't Catch Me」をめぐる音楽出版社とのいざこざ、フィル・スペクターがマスターを持ち逃げしたこと、Adam VIIIから勝手に出されたLP「Roots」などと、このアルバムにはさまざまなトラブルがつきまといましたが、ジョンのヴォーカリストとしてのパワフルさでいったら断トツNo.1の出来になっていると思います。

今回のボーナストラック最後には驚きです。あの時期にポール、リンゴ、ジョージの名前を歌っていたなんてねぇ


1998

John Lennon / Shaved Fish / EMI / 1975   Excellent!

 邦題は「ジョン・レノンの軌跡」。彼のベスト盤は何種類も出てますが、生前に発売されているのはこれだけ(だから「Starting Over」とかは収録されてない)。
バックカバーの削り節(=Shaved Fish)のイラスト(日本語で「正味二オンス詰」と書いてある!)や、LPの中袋が日の丸になっていたりと、やたら日本趣味なのがほほえましい。
「平和を我等に」を最初と最後に配置する構成など、全体の流れも良く、ジョンを誤解しないで済む。「愛と平和のメッセンジャー」なんて甘ったるい言葉、お願いだから使わないでくれ〜。


2000

John Lennon & Yoko Ono / Double Fantasy - Digitally Remastered - / Capitol / 2000

受難度1

 「イマジン」、「ジョンたま」と同様のミレニアム・シリーズ。他2作とは異なり、これはリミックスせずにリマスターだけ。ここまできたら、いっそジョンの全作品をリミックス/リマスターして欲しいですね。
このシリーズは音の変化もさることながら、ブックレットが改訂されてたくさんの写真が入っているので見ていても嬉しい。
ちなみにこのアルバムのジャケット撮影が篠山紀信だというのは有名な話。


2002/Oct

John Lennon & Yoko Ono / Milk And Honey - Digitally Remastered - / EMI / 2001

至福度1

ジョンのリマスターは1年に1枚づつってことらしい。
これは「ダブル・ファンタジー」と同時に制作され、凶弾に倒れた後に完成された作品で、ジョンとヨーコの共作名義。

当時、僕はこのLPは買うのをためらった。だって“ラスト・アルバム”だから。終わりなんて来なければいいのに。ちくしょー。
ミックスが変わった「グロウ・オールド・ウィズ・ミー」を聴くと、ジョンってまだまだこれからだったんだな、と思えて、ほんとに泣けてくる。


2007/Feb

John Lennon / Lennon (4CD Set) / Toshiba EMI / 1990

至福度1

 なかなか中途半端な内容の4枚組ボックスセット。
レア音源としては、1974年11月28日のエルトン・ジョンのコンサートに飛び入り出演したときの共演3曲が完全収録されてるってところでしょうか。
あ、あとヨーコの「Everyman Has A Woman Who Loves Him」をジョンが歌ってるってのもありますね。あとはアルバムを全部持ってる人は特にいらないかもしれません。


2004/Mar

John Lennon / Lennon Legend - The Very Best Of John Lennon / Parlophone / 1997

至福度1

 家に帰ってよく見たらオーストラリア盤だった。どーでもいいけど。
すでにいくつも出ているジョンのベスト盤ですが、これの価値としましては、99年からリミックス・シリーズが始まっているので旧マスター音源を使用した最終リマスター盤ってところでしょうか。
ところで、ケースには「WARNING: This recording contains explicit language」のシールが貼ってあった。たぶん「労働者階級の英雄」の歌詞のこと(“fucking”が2か所あり、当初からブックレットでは消されている)なんだろうけど、ジョンの詞にラベリングがされているという事実に今さらながらびっくり。

選曲は、ま、こんなもん。だけどさ、「レノン伝説」ってタイトルはいかんよ。
つーか、伝説になんかすんなよー、ジョンを。


2000

John Lennon / The Greatest / Toshiba EMI / 1998

 東芝EMIの「これでどうだ〜」的なベストアルバム濫発シリーズの中の1枚。選曲は妥当というか無難というか。ほとんどのシングルを網羅してますが、「女は世界の奴隷か!」が収録されてないのはいただけません。これ、いい曲なんだから。


2000

John Lennon / Anthology (4CD Box) / EMI / 1998

受難度1

 ビートルズの「アンソロジー」シリーズよりずいぶん前から出ると噂されていた「ロスト・レノン・テープス」が、ヨーコの手によって4枚組ボックスになったもの。

「ジョンの魂」のリハーサル・テイクなどは最終ヴァージョンよりも攻撃的。当時のジョンの精神状態がうかがわれる。ジョンとフィル・スペクターとの会話も、いろんな意味でリアリティーたっぷりだ。

recommend track;  Be My Baby


2005/Sep

John Lennon / Accoustic / Capitol / 2004

受難度2

 ジョンの生ギター弾き語りによるデモ集(一部ライブ音源含む)。全16曲中、初登場音源は7曲しかない。
このなかに「リアル・ラヴ」があって、ビートルズ・アンソロジーのピアノ中心アレンジとは違って新鮮だった。ジョンとしては未完に終わったこの曲を、彼はどういうふうにしたかったんだろうか、と思う。
でもアルバムとしてはあくまでもマニア向けの商品なので、「ラヴ」なんて甘い邦題につられて買うと後悔する人がいるかもしれないなぁ。


2005/Sep

John Lennon / Working Class Hero - The Definitive Lennon (2CD) / Toshiba EMI / 2005

至福度1

 最新編集の2枚組ベスト。従来の1枚ものベスト盤だとどうしてもシングル・ヒット集のようになってたが、2枚組ということでアルバムのなかの名曲も網羅している。
唯一、「Move Over Ms.L」が入ってないことが残念。


2007/Dec

John & Yoko The Plastic Ono Band With The Harlem Community Choir / Happy Xmas (War Is Over) / Parlophone / 2003

至福度1

 クリスマス・シーズンだからってこれを買ったわけではありません。
お目当てはこのCDsgのカップリングに入っている「Instant Karma!」。これ、今まで発表されているヴァージョンと違って、フェイド・アウトになってない完奏ヴァージョンなんですね。レアっすよ。


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*** JOHN LYDON ***

2006/Jul

John Lydon / The Best Of British One Pound Notes (Limited 2CD) / Virgin / 2005

至福度1

 Sex Pistols〜P.i.L〜ソロの全時代を網羅したジョニー・ロットン/ジョン・ライドンさんのベスト。通常盤はCD1枚。 上記2バンドとソロだけでなく、アフリカ・バンバータとのTime Zone名義の曲とか、Leftfield & Lydonの曲も収録してます。
この人ほど「ベスト・アルバム」ってものが似合わない人もいないと思うんですが、どうしてどうして、パンクからヒップホップ〜テクノまで、どんなアクの強いジャンルのバックが来ても敗けない強いヴォーカリストだったんだと再確認できます。
Disc2ラストにピストルズの「God Save The Queen」のダンス・リミックスが収録されてます。これはまぁ、一度聴いて笑っちゃえば二度と聴かなくてもいいのかもしれません。そんなもんです。


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*** JOHN WETTON ***

1998

John Wetton / Arkangel / PonyCanyon / 1997

 この人にクリムゾンは必要なんだろうが、クリムゾンにとってこの人は必要ないということが良くわかる。

結局、きっぱりと音楽をやめて宗教の道に走ったジェイミー・ミューアが一番いさぎよかったと言うべきか。


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*** JULIAN LENNON ***

1999

Julian Lennon / Help Yourself / Virgin / 1991

 この中のシングル曲「Saltwater」は、お父さんの「Strawberry Fields Forever」をソフトにしたような名曲!当時MTVでもよくかかっていて、一時期はまってしまいました。
でもね、残念ながらこの作曲はジュリアンじゃないんですよ...。
そのあたりがこの二世アーティストの限界なのかな。


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