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最初は大嫌いだったんですよ、ゲイリー・ニューマンもジャパンもクラフトワークも。田舎のロック少年ってわけじゃないけど、汗を感じない音楽は認めたくなかったのかもしんない。
もちろんシンセは大好きだった。でもロボットみたいなのはちょっとなぁ、と。
だけど一度ハマったらもう抜けられない。きっとそのあたりが電子ポップの麻薬的な魅力なんでしょう。
デパートのマネキン人形にスーツ着せてシンセ弾かせてるようなこのアルバム、なんといっても「Cars」のシングル・ヒット(1980年)で話題でした。風変わりな曲がチャートに入りやすいイギリスで4週1位になったのはともかく、アメリカでも大ヒットしたのには驚いたものです。でもアメリカにもすでにディーボとかあったからね。
まぁ、80年代初頭ってのはおかしなおかしな時代でしたわ。
ただ、どうもこのアルバムのシンセの音は全面的に手弾きっぽいんですよ。テクノの醍醐味のひとつはシーケンサーの多用なわけで、せっかくギターレスにしてるのにいまいち機械になりきれてない中途半端さを感じることも事実。リズムのキレも良くはなく、だらっと聞こえてしまう。そこがなぁ…。
そういえば当時どこかの雑誌で「イギリスではギャリー・ヌーマンって発音する」と書いてありましたが本当でしょうか。ますますぬめっとした雰囲気の名前になるなぁ…。
ところでテイチクさんに注文です。せっかくボーナス・トラックが7曲も収録されているのに、その曲目が外からわからないのは減点です。ここに入ってる「Me! I Disconnect From You」のライブテイクは最高なんだからさ! |