イーノはいいの!これは番外編なの!
イーノの「Music For Films」シリーズ、いくつもあってわかりづらいので、この際整理しておきましょう。
・Music For Films (プロモのみ)(1976)
限定500枚プレスの非売品。全27曲中6曲は既発表インスト曲で、残りが新曲。これは実際に映画などで使われたサントラ集というわけではなく、映画や番組の製作者に配付して自分の曲を使ってもらうために作られた売り込み用のプロモーションLP。通称「Director's Edition」とか言われてる。新曲21曲のうち12曲が1978年に出た市販ヴァージョンLPに再収録され、これに漏れた曲のうち7曲が1993年のCD BOXセットに入った。
・Music For Films (1978)
市販ヴァージョン。上記のプロモ盤から12曲を再収録して新曲6曲を加えた全18曲で構成。LPは再発分から曲順が変更され、CDも改定された曲順のまま。今回、紙ジャケ化されたので購入(上記参照)。
・Music For Films Vol.2 (1983)
LP BOXセット「Working Backwords」のボーナス盤として収録。単独ではLP、CDともに発売されてない。13曲中の7曲は「Apollo」収録曲の別ヴァージョン。
・Music For Films III (1988)
1988年にイーノの事務所のオーパルのコンピとしてリリース。ブライアン・イーノだけでなくロジャー・イーノ、ダニエル・ラノア、ジョン・ポール・ジョーンズ等の曲を収録。
・Original Soundtracks 1 (1995)
アーティスト名義はPassengersで、実際はイーノとU2、ダニエル・ラノア等。この制作時の仮題は「Music For Films Vol.4」だった。
ということで、今回の「More Music For Films」は上記の「Director's Edition」から16曲と「Vol.2」からの6曲で構成されたもの。ですが、これを持っていても上記2枚の収録曲すべてを網羅できないんです。なので、例のENO BOXを持ってない人にとってはありがたく、持ってる人にとってはあんまり意味のないCDといえます。 |