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受難レポート・CD編

Section "A"

Last Update; 2009.10.12

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●至福度3...このレコードに出会ってよかった!神様、ありがとう〜!
●至福度2...ふむふむ。いいっすよ、これ。当然、買いです。にんまり。
●至福度1...いやぁ、僕は金払って買ってもいいと思うんだけど...。どう?
- - - -
●受難度1...とりあえず、買っときました、はい。
●受難度2...「なんで買うの、これ?」と思うでしょう。ははは、笑ってください。でも、好きなんだもん!
●受難度3...これは信念で買いました。後悔はしません!でも素直に(ちょっとだけ)反省します。とほほ...。

※ご注意
  この「至福度」「受難度」は、けしてアルバムの価値尺度ではありません。 ホメたりケナシたりというポイントでもありません。
買うときの思い入れの度合いと、冷静に聴いた後の気持ちの振幅を数値化したものです。
期待しないで買ったものがそれなりだったときと、期待したものが期待通りの場合は、ともに受難度1です。
つまり、ずっと愛し続けたアーティストほど事前の期待が大きいので、受難度は高くなる可能性があります。
1999までのデータでは「受難度」「至福度」ともに付けてません。

(掲載は洋楽邦楽混在で、アーティスト名のABC順/50音順です)      

購入年

artist / title / label / year   Excellent! ★ ←特にお気に入り

受難度

comment
recommend track;  ←特にお気に入りの曲



*** AEROSMITH ***

2007/Mar

Aerosmith / Rocks (Remaster/Papersleeve) / SonyMusicDirect / 1976-2005   Excellent!

至福度1

 某ディスクユ○オンで未開封の紙ジャケ盤が800円で売っているのを発見。おまけに20%offのセール期間中で、なんとたったの税込640円で買っちまった。ひゃぁ〜!


2007/Mar

Aerosmith / Draw The Line (Remaster/Papersleeve) / SonyMusicDirect / 1977-2005   Excellent!

至福度3

 上記と同様、たった640円で手に入れた名盤。
普通、エアロの70年代の代表作といったらやっぱ「Rocks」になるんだろうけど、それよりも僕はこの「Draw The Line」が好きでした。前作とのニュアンスの違いってのは、なんかまるでビートルズの「Rubber Soul」と「Revolver」の違いみたいに思うんですよ。サウンドがここを境にぶわ〜っと広がってる。メンバーはドラッグまみれの中で作った(あ、そういう意味でもこれは「Revolver」と同じだ!)とか言ってますが、そういうあぶない制作環境は置いといて、僕にとってはこっちのアルバムの方が完成度高いと思うんだよなぁ。全曲捨て曲なし!ジャック・ダグラスのプロデュースも冴え渡っていて、サウンドは遊び心満載であります。
シングルになったタイトル曲はなぜかモノラル。いくつものギターが真ん中でぐしゃっと鳴ってる。これもわざとそういう音処理にしてる思えばいいんで、数年後にステレオ・ミックスもリリースされたけど、聴いてみたらそっちははるかにつまんなかった。

ところでこの頃スティーヴン・タイラーさんはちょっと「クイーンを意識してる」、ってな発言をしてた。つまりその頃自分達はアメリカでしかビッグでなかったけど、クイーンは英米ともに大ヒットを出していたから。そのあたりのこともあってできたのが「Kings & Queens」って曲。エアロのファンの間でも好き嫌いがはっきり分かれる曲で、たしかにクイーンの「オペラ座の夜」(1975年)に入ってる「預言者の歌」にも似てるように聞こえる。でも、僕はこの曲大好きです。当時クイーンもエアロも大好きでしたからね。
ということで、やっぱエアロはこのアルバムが最高です。


2005/Nov

Aerosmith / Live Bootleg (Papersleeve) / Sony Music Direct /1978-2004   Excellent!

至福度3

 僕にとってエアロスミスとチープ・トリックはとても似た存在だ。ともに70年代にデビューしたアメリカのロック・バンドで、大ヒットを出したけれどメンバー・チェンジをして失速、その後オリジナル・メンバーが復帰した後に後輩バンド(エアロの場合はRun DMCによる「Walk This Way」)からのリスペクトなどで再評価され大復活、そのまま現在まで続く…、という軌跡を描いている。おまけに、ともに初期のプロデューサーはジャック・ダグラスだ。
ということで、僕の記憶の中ではこのライブ盤、同じ1978年発売のチープ・トリック「at 武道館」と対をなしてる傑作アルバムです。


*** ADRIAN BELEW ***

2002/Dec

Adrian Belew / Lone Rhino (Remaster/Paper-Sleeve) / Ialand / 1982-2002

至福度1

 エイドリアン・ブリューって人はつくづく過小評価されてる、と思う。ザッパ・バンド〜デヴィッド・ボウイ・バンド〜トーキング・ヘッズ/トム・トム・クラブ〜キング・クリムゾンっていう彼の軌跡をたどるだけでも、ほんとは十分にすごいはずなんだよね。
これが彼のソロ活動となると、さらにまっとうな評価がされてない。かくいう僕も、これまでソロ・アルバムはまともに聴いたことがなかった。

というわけで21世紀になって初めてちゃんと聴いたブリューのファースト・アルバム。トレード・マークになった“動物の鳴き声ギター”が随所に出てくる。アルバムの最後に、4歳の頃のブリューのピアノ演奏の上に大人のブリューがギターを重ねた曲がある。これがなかなかよい。


2002/Dec

Adrian Belew / Twang Bar King (Remaster/Paper-Sleeve) / Ialand / 1983-2002

至福度1

 セカンド・ソロ。1曲目にビートルズの「アイム・ダウン」のカバーあり。そう、この人のヴォーカル曲ってのはビートルズがモチーフなんだよね。 この人の声、悪くないと思うんだけどなぁ。


2002/Dec

Adrian Belew / Desire Caught by the Tail (Remaster/Paper-Sleeve) / Ialand / 1986-2002

至福度1

 全編インストのサード・アルバム。「やっぱこの人、ザッパ学校出身だなぁ」って思うのは勘ぐりすぎ?


2003/Jun

Adrian Belew / Salad Days / Universal International/Thirsty Ear / 2003

至福度1

 その昔、モンティ・パイソンのスキットに「サラダの日々」というのがありました。これはのどかな休日の情景がこれでもか、これでもかとスプラッター的に展開していく、という下品で悪趣味かつおもしろいギャグでありまして、子供心に唖然としながら笑ってたことを憶えております。
さて、その「サラダの日々」とまったく関係ないエイドリアン・ブリューのソロ・アルバム、「サラダ・デイズ」であります。これは「アコースティック・ベスト」とCD帯には書かれてますけど、そこはワザ師の彼のこと、素直に生ギターやピアノ弾き語りで終わるはずはございません。いろんなノイズ(生音)をプロトゥールスでコラージュ的に加工した曲なんかもあって、こちらの想像を超えた展開になっております。
とは言っても、聴きどころはやっぱり「スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペア」、「ケイジ」、「ダイナソー」といったクリムゾン・ナンバーのギター1本弾き語りでしょう。これを聴くと、この人は器用なだけじゃなくてほんとにいい声を持ったいいソングライターなんだなぁ、と実感します。クリムゾンのメロディ・メーカーとしてのブリューを再確認できる1枚。


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*** ALVA NOTO + RYUICHI SAKAMOTO ***

2005/Jan

Alva Noto + Ryuichi Sakamoto / Vrioon / Raster-Norton / 2002   Excellent!

至福度2

 教授の新譜を買いに行ったはずなのに、なぜかこっちだけ買っちゃったという1枚。発売はドイツのレーベル。教授の弾く音数の少ないピアノに、抑制のきいたエレクトロニカのリズムが絡む。いいねぇ。ちっちゃい音できけばアンビエント。でもおっきくすればベース音もきちんと入っているので、抑制されたグルーヴ感もあり。教授のアルバム「Comica」あたりが好きな人なら、これは間違いなくハマる世界でしょう。
このコラボレーション、まもなく続編も出るらしい。期待大。


2005/Oct

Alva Noto + Ryuichi Sakamoto / Insen / Raster-Noton / 2005   Excellent!

至福度2

 やられた…。こういうのを弾かれると、やっぱ教授のピアノはいいなぁと思う。「癒し系」でも「ゆるみ系」でもなく、適度な緊張感を持った静寂の世界。うまいわぁ。

前作もよかったけど、この2作目はさらに良い。ぜひこのペースで、3年に1枚づつくらいで続けて下さいね。


2006/Oct

Alva Noto + Ryuichi Sakamoto / Revep / Raster-Noton / 2006   Excellent!

至福度2

 ライブ会場で購入した3曲入りのEP。これまでの2作品と比べると、方法論は同じながらも明らかに音数が増えている。その意味で“曲らしく”なってきているので、評価の分かれるところがあるかもしれない。
3曲目「ax Mr.L」は「戦メリ」を解体/再構築したもの。あの印象的なメロディがほとんど出てこないのに十分成立してるところはすごい。


2006/Oct

[DVD] Alva Noto + Ryuichi Sakamoto / Insen Live / Raster-Noton / 2006   Excellent!

至福度2

 ヨーロッパでのライブを収録したDVD。内容は日本公演とほぼ同じ。ライブを体験できなかった人はぜひともこれを見るべし

2008/Jun

Alva Noto+Ryuichi Sakamoto (with Ensemble Modern) / upt_ (DVD+CD) / Commmons / 2008

受難度2

 現代音楽ってのは、やろうと思えばいくらでも「こむずかしく」できるわけで、そういうところで競うのには興味ないんです。専門知識のない僕にとっては、いかに「難しそうな理論からできた音楽を楽しく聴かせてくれるか」がポイントだったりします。
で、「upt_」。
これまでのAlva Noto+Ryuichi Sakamotoは、まるでイーノとハロルド・バッドによるピアノ環境音楽にも通じるような敷居の低さがあった。ところが今回のアンサンブル・モデルンとの共演ライブは、大半の曲がこちらに忍耐を伴う緊張感を強いるものだな、と思えました。
ブックレットには全曲の楽譜が付いてるんですが、これがまたなんだかよくわからないもので、こういうのがさらに「難しい」って印象を深くしてしまう。
うーん。



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*** AMBITIOUS LOVERS / PETER SCHERER & ARTO LINDSAY***

2008/Mar

Peter Scherer & Arto Lindsay / Pretty Ugly (Made To Measure, Vol.23) / Clammed/Tokuma / 1990

受難度1

 アンビシャス・ラヴァーズの2人による別プロジェクト。
ちょうど名盤「Greed(1988)」と最終作「Lust(1991)」の間の時期の作品。出てたのは知ってたけど、バレエ団のためのインスト・アルバムだと思い込んでずっと聴いてなかった。今回初めて聴いてみて、たしかに大半がリズムのあるノイズの嵐。通して聴くのはちょっとしんどい。
しかし、1曲目のタイトル曲(26分の組曲風)の一部分で、アートの気だるい声によるボサノバ曲が入っている。これがなんとも極上!
これだけ抜粋して何度も聴いていたい。


*** ANDY PARTRIDGE ***

2002/Dec

Andy Partridge / Fuzzy Warbles 1 / PonyCanyon / 2002

至福度1
2002/Dec

Andy Partridge / Fuzzy Warbles 2 / PonyCanyon / 2002

至福度1

 アンディ・パートリッジのデモ&レア集。XTCとして既発売の曲のデモには興味がない(だって完成品の方がいいに決まってるから)ので期待してなかったのですが、未発表曲がかなりおもしろいです。ひょっとしてXTCの最近作「アップル・ヴィーナス」や「ワスプ・スター」あたりをしのぐかも?
なんだぁ、いい曲あったんじゃん!こんなにストックがあるのなら毎年でもアルバムを出してほしいと思いますよ、ほんとに。
ちなみにこのデモテープ・シリーズは2003年もVol.3、4と続くそうです。難儀な人やなぁ。

そういえば、かつて鈴木慶一が自分の生活を「デモクラシー」と言ってましたね。「デモテープ作りの暮らし」って意味で。この人たち、やっぱ同類項なんですね。


2003/Aug

Andy Partridge / Fuzzy Warbles 3 / PonyCanyon / 2003

至福度1
2003/Aug

Andy Partridge / Fuzzy Warbles 4 / PonyCanyon / 2003

至福度1

 アンディ・パートリッジによるデモ集の3、4枚目。いいんですよ〜、やっぱこれが!
... でもずっと聴いてると疲れます。2〜3曲聴くと、コリン・ムールディングの曲が聴きたくなってくる。XTCのアルバムが聴けるのは、このあたりの2人の楽曲の配置がうまいからなんでしょうね。

うわさではこのシリーズは全8枚だとか10枚だとかいわれてます。まだまだ楽しみ、というか受難は続くというわけで...へへへ。


2006/Jun

Andy Partridge / Fuzzy Warbles Vol.5 / PonyCanyon / 2004

受難度1
2006/Jun

Andy Partridge / Fuzzy Warbles Vol.6 / PonyCanyon / 2004

受難度1

 XTCよりも快調なペースで発売されている、アンディ・パートリッジによるXTCのデモ・テープ集。やはり既発曲のデモよりも未発表/お蔵入り曲が圧倒的におもしろい。
この企画、コリン・ムールディングも出せばいいのにねぇ


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*** ANDY SUMMERS & ROBERT FRIPP ***

2002/Dec

Andy Summers & Robert Fripp / I Advanced Masked (Remaster/Paper-Sleeve) / A&M / 1982-2002

至福度1

 ポリスのアンディ・サマーズとクリムゾンのロバート・フリップのギター・デュオ・アルバム。
1作目の邦題は「心象表現」。実験色が濃いけど、今聴くと案外ポップだ。
1曲目のフレーズの一部は、そのままクリムゾンのアルバム「Beat」の「Neurotica」で登場したりします。片やアンディ・サマーズはこの後、ポリスの名盤「シンクロンシティ」の「Mother」でまるでフリップもどきのギターを弾きます。
つまり、二人ともしっかりと課外活動の成果を本来の自分のバンドに還元していたというわけです。律儀ですね。

ところで今回の紙ジャケ盤、LPのときのエンボス加工まできっちりと再現してます。
この姿勢も律儀ですね。


2002/Dec

Andy Summers & Robert Fripp / Bewitched (Remaster/Paper-Sleeve) / A&M / 1984-2002

至福度1

 全然似てないギター・スタイルのサマーズ&フリップ、当時は「なんでこの二人が?」って疑問があったのですが、今回ライナーを読んで納得。同い年で同郷出身だったんですね。
さて、ポリス解散後に制作されたコラボレーション2枚目(邦題「擬制の映像」)は、サマーズ側がイニシアティブを取って、前作よりもさらにポップなアプローチに。「これにスティングの声が乗れば、まるでポリスじゃん!」って感じの曲もあります。
1曲目の「パレード」はビデオクリップまで作られましたね。ピーター・バラカンさんのポッパーズMTVで流してました。この中で、貴族のようなフリップの態度にあきれる執事のサマーズ...っていう設定がなかなか笑えましたな。

余談ですが、このアルバムでクレジットされている楽器にローランドのJX-3Pってシンセがありまして、これ、当時僕もサイコゲリラで使ってたんです。リズムマシンもTR-909だし、「おぉ、同じ機材だぁ〜」って喜んだものでありました。この数年後、TR-909はハウス・ミュージックで大流行します。


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*** APHEX TWIN ***

1999

Aphex Twin / Windowlicker (EP)(CD1&2)(12") / Warp / 1999

 ジャケットがまたもや気持ち悪いんだよ〜。グラマーなビキニの女の子の顔がこの大馬鹿者(=Richard D. James)になっている「アイコラ」。この毒気にあてられて、ふらふらとCDシングル2枚に12inch1枚も買ってきちゃいました。ロンドンの街中ではこのポスターも貼ってありました。はっきりいって公衆の迷惑です、駆除しましょ。


*** ART OF NOISE ***

2006/Jul

The Art Of Noise / Into Battle With The Art Of Noise (20th Anniversary Edition / CD+DVD) / ZTT/Repertoire / 1983-2003

受難度1

 えぇ、知ってますとも…。アート・オブ・ノイズのデビュー盤である「Into Battle」の待望のCD化であるこのCD、2曲目の「Beat Box」がオリジナルのアナログ盤と違うバージョンになっているトホホ盤だということは…。
でも、オマケのDVDに当時のビデオクリップが入っていたし、将来5.1chサラウンドを導入した際にはぐるぐる回るアート・オブ・ノイズが聴けるんだろうと思って買っちゃいました。ジャケもやっぱ最高だしね。
そう思えば思うほど、上記のバージョン間違いがおしい。いやほんとにおしい。


2008/Apr

Art Of Noise / In Visible Silence / Toshiba EMI / 1986

受難度1

 いろいろあってトレバー・ホーンのZTTを離れてしまったAONが、クリサリス傘下のチャイナ・レコードに移籍してリリースしたアルバム。
この中からは「Legs」がヒット。また、親会社のクリサリスが仕掛けたTVシリーズ「マックス・ヘッドルーム」との共演曲や、デュアン・エディ本人を引っ張りだしての「ピーター・ガン」なども収録。
あの衝撃的な斬新さはありませんが、話題になった曲はZTT時代より多かったかもしれない。
このアルバム、なぜかリマスターもされずに最近は見かけることが少なくなりました。なんで再発されないんでしょうかね?密かに待ってるんですけどね。


1999

Art Of Noise / The Seduction Of Claude Debussy (2CD) / ZTT / 1999   Excellent!

 突如「Version 3.0」(苦笑)としてよみがえったアート・オブ・ノイズ。
オリジナル・メンバーだったトレバー・ホーンとポール・モーリーが復帰しただけでなく、元10C.C.でゴドレイ&クレームとして活躍したロル・クレームが正式メンバーとして参加しているのがおもしろい。発売は古巣のZTTから。やっぱAONはZTTでしょ!
音はかつての過激さや前衛性はなく、ひたすらソフィスティケイトされた心地よいドラムン・ベース。
でもテキストの入れ方なんかは、まさにAON!
ドビュッシーという素材の取り上げからトータルでの曲の流れまで、ほんとにお見事!米盤の初回はEP付きの2CD仕様。
そうそう、HPも「いかにも!」って感じです。 → www.theartofnoise.com

recommend track; M7-Metaforce


2003/May

The Art Of Noise / Metaforce (CD EP 1) / ZTT / 1999

受難度1
2003/May

The Art Of Noise / Metaforce (CD EP 2) / ZTT / 1999

受難度1

 99年の復活アルバム「ドビュッシーの誘惑」からのシングルカット2種を今ごろになって中古盤屋でゲット。
入ってるヴァージョンはアメリカ盤やら日本盤でアルバムに追加収録されてたものばかりなので、両方持っている僕にとって特にありがたみはない。
でもこれをみつけたとき、なんとなく手元に置いておきたくなったんだよね。それはやはりZTT特有のアートワークと、そこに散りばめられている言葉が魅力的だからなんだろう。

ところでAON、またまた長い沈黙に入ったのでしょうか?


2004/Aug

Art Of Noise / The Seduction Of Claude Debussy + Reduction (2CD) / ZTT/Repertoire / 2000

Disc2
受難度2

 すでにこの「ドビュッシーの誘惑」は何枚も持ってるんですよ。オリジナルの英ZTT盤とシングル付の米ユニバーサル盤。
なのに今回またもや買ってしまった理由はDisc2の「Reduction」というアルバムがついてたから。これは2000年に本家の英ZTTからは単独発売もされていたもので、ポール・モーリィが「ドビュッシーの…」を全面的に再構成+リミックスしたアルバムです。そう、彼はかつてプロパガンダのアルバム「A Secret Wish」を全編リミックスした「Wishfull Thinking」というアルバムを作りましたが、これもまったく同じ方法論なのです。
聴いた感想としましては、…これ、1998年頃の音ですね、って感じ。オリジナルである「ドビュッシーの…」が1999年ですから、リミックスしてわざわざ古くしてしまったような気がする。「Wishfull Thinking」のときはうまくいってたけど、今回のはちょっといかんなぁ。教育的指導!


2008/Nov

Art Of Noise / Reconstructed...(CD+DVD audio, Papersleeve) / ZTT/Third-Ear / 2003-2008

至福度2

 ちょうど10年前の1998年、とにかく聴きまくってたのが再結成アート・オブ・ノイズの「ドビュッシーの誘惑」でした。そのリリースの後に数ヶ所だけライブを行ったという話が伝わってましたが、それがこれ。
もっともAONですから普通のライブ盤を出すはずがない。スタジオでかなりいじくってるようです。正しい方法論だと思います。
メンバーはベースが御大トレヴァー・ホーン、キーボードにアン・ダドリー、ギターにロル・クレーム、そして早口MC(?)でポール・モーリィ。この強者たちが、打ち込みプロジェクトであるAONを生でプレイする。それだけで十分かっこいいですね。
中でもポール・モーリィはまるでラッパー気取りで早口でまくしたてている。これ、おもしろそうなことを言っているようなので、全文の日本語訳がついていればとてもよかったんですけどねぇ。せっかくの日本盤なので、レコード会社さんもこのあたりはけちらないでほしいところです。
収録曲はもちろん「ドビュッシー〜」が中心なんですが、せっかく過去の名曲「Moments in Love」をやってるのに、後半でイケイケに変貌してたりしてギョッとします。ま、これは大目に見ることにします。

Disc2のDVDオーディオは5.1サラウンドだそうです。きっとぐるんぐるん回っていることでしょう。


2006/Aug

The Art Of Noise / And What Have You Done With My Body, God? (4CD Box) / ZTT / 2006

受難度1

 アート・オブ・ノイズのBoxで、1980年代のZTTレーベルに残された膨大なアウトテイク集。
もともとこの時期のオリジナル・アルバムは実質的に1枚だけなので、同じ曲のバージョン違いがこれでもか、と入っている。これを至福とするか、受難ととるか、マニアののめり込み具合でなんとでも評価が違うでしょう。
まぁ、ZTT、とりわけAONの場合、ひとつひとつの楽曲というよりも商品が、もっと言えば商品のリリースそのものが芸術作品のような部分がありましたから、このBox発売を新たな作品と考えればそれはそれで完璧に成立しているわけです。
とりあえず僕は「Moments In Love」ばかりを集めてiTunesのプレイリストを作って、何時間でも恍惚に浸りたいと思います。
Disc4は貴重なミニ・アルバム、カセット・シングルなどの初CD可がわんさか。例の「Into Battle〜」全曲が初めてきちんとした形で収録されてます。僕にはこれだけでも十分シアワセです。
はい、シアワセな受難でございます。


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*** ASA-CHANG & 巡礼 ***

2001/May

Asa-chang & 巡礼 / 花 / Hot-Cha/Music Mine / 2001

衝撃度3

 こ、これはすごい...。 あぁ、なんて表現すればよいのだろう。こんな音楽は聴いたこともない。 感激というか、ショックというか、とにかく素晴らしすぎて涙がでてきちゃうくらいだ。 (浦山さん、ほんとうにありがとう)


*** ASIA ***

2001/Oct

Asia / Asia (Paper Sleeve Re-issue) / Geffin/Universal / 1982-2001   Excellent!

至福度2

 邦題「詠時感(えいじあ)〜時へのロマン」。...なんという大仰な...。
クリムゾン、イエス、EL&Pというプログレ御三家(?)のメンバー(でもリーダーだった人はいない)が集結したスーパーバンド(笑)。
しかし!これをプログレだと思って聴いてはいけないのだよ。これはあくまでもポップスであり、プログレの味付けがされている産業ロックなだけなんだと。
そう思って聴くと素直に楽しめるアルバムです。
なんと1200万枚も売れて82年のビルボード年間チャートでトップになった!すごい事実だなぁ。

今更ながらに思うのは、ジョン・ウェットンのヴォーカリストとしての成長ですね。
クリムゾンの「太陽と戦慄」で本格的に始まった彼のヴォーカリストとしてのキャリアは「レッド」で大きな飛躍を見せ、その後のUKを経てこのエイジアで見事に開花する。「ヒート・オブ・ザ・モーメント」の大ヒットで、誰もがもはや彼をポップ・ヴォーカリストと見なすことになるのです。

recommend track; Wildest Dreams


2001/Oct

Asia / Alfa (Paper Sleeve Re-issue) / Geffin/Universal / 1983-2001

愛すべき
受難!

 このアルバムではほとんどの曲をジョン・ウェットンとジェフリー・ダウンズが手がけており、ポップ色がますます強くなっている。キーボードなんて、イエスを飛び越えてバグルスを連想させる部分すらある。
逆にスティーヴ・ハウは影が薄い。ソロこそが彼の記名性だったわけで、プログレ的なソロがアルバムにない以上、存在感がなくなるのも当然なのかも。
実際、これが彼にとってエイジアでの最後のアルバムとなる。


2001/Oct

Asia / Astra (Paper Sleeve Re-issue) / Geffin/Universal / 1985-2001

愛すべき
受難!

 前作「アルファ」のあとにこのバンドに起こったこと。
    その1、ジョン・ウェットンの脱退!
    その2、なんとグレッグ・レイクが加入しての来日公演!
    その3、グレッグ・レイクの脱退!
    その4、ジョン・ウェットンの再加入!
    その5、スティーヴ・ハウの脱退!
...なんなんでしょうか、このバンドは。結果的にこれ以降のエイジアはジェフリー・ダウンズのバンドということで落ち着いていくのであります。

それにしても、プログレってのはどうしてこんなにもメンバー・チェンジが頻繁なんでしょうか。ここで大胆な仮説を述べさせていただきます。題して「プログレ事業部論」!!
プログレってのはジャンル全体で「プログレ株式会社」っていう大きなひとつの会社組織なんだと思うのです。で、「イエス」とか「クリムゾン」ってのは、その中の事業部に過ぎないのだと。それぞれの事業部は独立採算性だから、赤字を出したり事業に行き詰まると解散する。そしてまた新しい事業部が立ち上がるというわけ。こうして生み出されていったのが「UK事業部」だったり「ASIA事業部」なのであります。
おまけにこのプログレ株式会社、おめでたいことに日本的終身雇用制で、自分からプログレをやめない限りいつまでも会社に残れる。かくして同じ人たちがあっちの事業部、こっちの事業部と行ったり来たりするのです。そうです、プログレ・バンドの頻繁なメンバー・チェンジは、大きな会社の中の人事異動に過ぎないのであります。
こう考えると、エイジアの度重なるメンバー・チェンジもきわめて納得できると思いませんか?(←そうかぁ?)


2002/Aug

Asia / Anthologia (2CD) / Geffin/UMI / 2002

至福度1

 サブ・タイトルに「The 20th Anniversary / Geffin Years Collection (1982-1990)」とある通り、エイジアの20周年記念盤で、ゲフィン・レコード時代の全曲集であります。ということでアルバム『詠時感』『アルファ』『アストラ』の全曲だけでなく、アルバム未収録曲なども収録しています。
全部で36曲。この中からお気に入りの曲だけをMDに入れて、各自にとっての「エイジア/ベスト・アルバム」を作りましょう!これを車で聴くと、心地よく80年代感覚に浸れることうけあいです。


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*** ASIAN KUNG-FU GENERATION ***

2005/Feb

Asian Kung-Fu Generation / 君繋ファイブエム / Ki/oon / 2003

至福度1

 アジカンです。J-Popでもギター・サウンドが気持ちいいバンドは嫌いではありません。一連の日本語青春パンクが崩壊したあと、期待できるのは彼らくらいのような気がします。
Appleのサイトで彼らがiTunesのプレイリストを公開してますが、そこで4人中の3人がXTCを選んでます。それも「Black Sea」あたりの威勢の良かった頃を。なるほど、僕が反応しちゃうのはそのへんの理由もあったわけだ。

ジャケの狙い方もうまいよね。



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