QuickSilver B32r2


究極のランチャー<その3>

もしかすると今最も期待されているランチャーが「QuickSilver」かもしれない。

Mac OS Xでは、アプリケーションはアプリケーションフォルダに入れる。が大前提となっています。
ハードディスクのどこに置いても問題ないソフトもありますが、駄目な場合も結構あります。
で、目新しいソフトを見つけるたびに、ぼこぼこ突っ込んで行くと、当然のようにフォルダを開いたって
何が何処にあるのか、見つけるだけで大変な状態になるわけです。(笑)

で、ランチャーソフトが役に立つわけですが、ここで人によってとらえ方の違いが出てきます。
アプリやファイルを何となくアイコンで覚えてる人・・何となく名前で覚えている人・・・・
視覚的に覚えるのが得意な人は、やはりパレット型のランチャーが向いているでしょう。
パレット型の場合、まずカテゴリー分けして整理した方が使いやすいので、整理好きな人にも向いている
かもしれません。逆に、ファイル名で覚えてる人、キーボード操作が得意な人、いちいち整理するのが
面倒な人には、キーボード入力系ランチャーが向いているのかもしれません。



QuickSilver B32r2
「QuickSilver」は、タイプで言うとキーボード入力系、またはコマンド系と言われているソフトです。
実は「Butler」も同じくこのタイプなんですが、そう言いきれないほどアプローチの方法が多面的なので
別に紹介することにしたわけです(笑)
とは言うものの「QuickSilver」もかなり多機能で強力な能力を持っているので、単純にキーボード入力
によりアプリケーションやファイルを呼び出す・・・と言うだけでは収まらないんですが(汗)

とりあえず基本操作としては、変更可能なホットキー(デフォルトはControl-Space)で呼び出し、
目的対象のファイルやフォルダ名の数文字をタイプ。すると、候補がリストアップされるので、矢印キー
や、マウスのホイールボタンで目的のファイルを探し選択。Returnキーで起動・・・
例えば「Safari」を起動したい時は、"SAF"とか"SAFA"とタイプ。すると下の絵のように「Safari」
が、多分トップの候補に上がります。

▼ 同じような名前が数多く存在している場合も使用頻度や名前順にソート出来るので、使っていけば
  行くほど使い勝手が良くなっていきます。

デフォルト設定では、アプリケーションフォルダやホームフォルダ、システムなどが検索対象として登録
されていますが、もちろんオリジナルのカタログとして別パーテーション内のフォルダとかも登録で可能
です。目的のファイル名が分からない時などは、上位のフォルダ名から検索することもできます。


例えば、NewSongフォルダにあるジャケットイメージを開きたいなら、最初に"New"とタイプ、
候補がリストアップされたら"NewSong"を選択し、→キーで下の階層に移動、次に"ジャケット"を選択し、
再び、→キーで下の階層に移動すれば、目的のジャケットイメージにたどり着きます。
※当然、←キーだと階層を上がっていきます。

そして、もうひとつ「QuickSilver」の最大の魅力なんだろうと思える、Plug-inによる機能拡張です。
用途や個別のアプリに「QuickSilver」から操作できる感じで、例えば「Apple Mail Module」という
Plug-inを入れておけば、先ほど見つけたジャケットイメージを選択後、右のウィンドウで送信モジュール
を選択し、さらに右に現れたウィンドウから「アドレスブック」に登録してある送り先のアドレスを選択
すれば、そのまま添付ファイルとして、Apple Mailをさわることなく送ることも可能です。

Plug-inは、作者のサイトにいろいろ置いてあるので、試してみるといいかも・・・

さて、どうでしょうか?
確かにカテゴリー別に分けるような使い方ではありませんが、使えるアイテム数は無限です。
いつでも、どんな状態でも呼び出せ、邪魔になりません。多機能だし、見た目もオシャレです。
問題は、設定が結構複雑なのに日本語版がないこと、マニュアルも英語だけだとちょっと使いこなすには
つらいモノがある。と言うことでしょうか(汗)
あと、最初にも言いましたが、キーボードタイプが苦手な人にはお勧め出来ません(笑)

私的には、アプリのランチャーだけで考えれば、やはり「Xkeys」の速さに勝るモノはないと思います。
ただ、多機能ソフトですので、一カ所からの集中操作が好みなら一度試す価値は大いにありそうです。

Blacktree:http://quicksilver.blacktree.com/