被害の例1
被害の例2

 近年、シロアリの被害が木造家屋をはじめ各種構造の建物の木材部分に目立って多くなり、地震・風水害・火災につぐ第4の災害といわれています。とくに関東から西へ、そして沖縄までの家屋のほとんどは軒並みにシロアリで被害をうけ、その被害総額も年間数百億円といわれれております。しかし、シロアリの被害は建物の外側からはなかなか発見できないため食害が進み、気がついた時はもう手のほどこしようがないという状況がよくおこりますが、こうなってからでは遅すぎます。シロアリから家屋を守るには早期発見、早期処理とともに新築時あるいは増築時の予防処理が大切です。

 

 シロアリは毎年繁殖期(4月中旬〜7月頃)になると羽アリが発生します羽アリが飛び立つ付近には、必ずシロアリが営巣しその周辺はシロアリの侵入の脅威にさらされます。蟻道があればシロアリが侵入している証拠です。蟻道が出来やすいのは特に床下の通風が悪く、湿度の高いところに見られます。地表から直接床の部分、または梁の部分まで、まっすぐのびているような空中蟻道の形をとることもあります。シロアリの繁殖しやすい場所は木材片と地面の接触部・浴室・台所・洗面所の土台・柱下・敷居・床組あるいは雨漏りのある所です。

  

普通私達が見つけることができるのは、シロアリ一族の中で新しい社会の建設をめざして群れをなして巣立ちする「羽アリ」で、これは黒又は黄褐色をしています。木材を食害しない、庭先などを歩いている普通のクロアリにも羽アリがいますが、「クロアリの羽アリ」と「シロアリの羽アリ」とは下図のような違いがあります。

 

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