日 - 11月 30, 2003

横安江町絵看板物語 第7話 もとせ屋



横安江町絵看板物語、第7話はアーケード街中央、いちょう館前の婦人服・紳士服の「もとせ屋」 の巻です。

看板を製作してくださったのは、山本 あすかさん(金沢美術工芸大学 油画専攻 四年)です。

それでは今回の看板製作について、ひと言どうぞ。

もとせ屋 さん からのご要望で「字を意識しての絵看板を」ということからスタートしました。MOTOSEYA を使い、紋章のようなものや女性の座りポーズがMの形になっているようなアイディアを提示して話を進めていきました。最終案は、定番のセットアップを着ている男女が並んで歩いている絵。2人の足が重なって、さりげなくになっています。看板が目立つように、色ははっきりしたものを使ってみました。」

ありがとうございました、山本さんは、もとせ屋さんと打ち合わせを重ねながら、じっくりと看板の図案に取り組んで行かれたようですね。
仕上がった絵看板も、シンプルなシルエットの中にちゃんともとせ屋さん の要求が織り込まれ、ポップで楽しい看板になりましたね。

それではもとせ屋 さん の社長にも、今回の看板についてご感想などお願い致します。

「はい、こちらから、店の頭文字のMをどこかに入れて欲しいとお願いした所、最終的に今回のような楽しい看板になりました。山本さん、本当にありがとうございました。」

なるほど、もとせ屋 さん も大満足の一枚だったようですね。
この看板は、毎日もとせ屋 さん の店頭で、彩りを添えています。

さて、次回第8話は山岸花器店さんの予定です。どうぞお楽しみに。

Posted at 11:36 午前    

木 - 11月 6, 2003

横安江町絵看板物語 第6話 横安江町 加登長



横安江町絵看板物語、第6話はアーケード街中程の、うどんやさん「横安江町 加登長 」の巻です。

看板を製作してくださったのは、藤原 文子さんです。

藤原さんは、神戸出身の金沢美術工芸大学 四年油画専攻 の学生さんです。
今回の作者の方は、照れ屋さんな様で、顔写真はありません。(残念)

それでは藤原さん、今回の看板製作についてひと言どうぞ。

「はい、私は最初からこの絵看板プロジェクトに参加してはいませんでした。途中参加なので、じっくりお店の人と話したり、絵を煮詰めて行く等、時間的に充分に、出来なかったことが、残念でした。」

そうでしたか、でも出来上がった看板はなかなか美味しそうですよ。
それでは、加登長さん にもご感想をひと言お願いいたします。

「途中で担当が代わり、戸惑いましたが、最終的には出来上がりに満足しています。平面的ではなく、立体的な絵看板に仕上がったので気に入っております。藤原さんありがとうございました!これからのご活躍に期待しています。」

ありがとうございました。
本当にリアルな、湯気の立つ様な、逸品ですね。
是非、加登長さんのページメニュー に載っている写真と見比べてみてください。
本当〜に美味しそうですよ!(どっちも)

この看板は、現在加登長さん の店頭に、季節の飾り物と共にきれいに飾られて、お客様をお出迎えしております。

さて、次回第7話はもとせ屋さん の予定です、お楽しみに。

Posted at 11:48 午前    

火 - 10月 28, 2003

横安江町絵看板物語 第5話 紳士服のまことや



横安江町絵看板物語、第5話はアーケード街中程の、紳士服の専門店「まことや」 の巻です。
看板を製作してくださったのは、山室 淳平さん、昭和55年5月30日生まれの爽やかな感じの青年です。

それでは山室さん、今回の看板製作について、ひと言どうぞ。

「気軽に接していただいて、とてもホッとしました。コーヒーをご馳走になったりと、お世話になりました。おばあちゃんもやさしい方で、色々とお話ができてよかったです。」

ありがとうございました、まことやさん のご主人は今回の絵看板の製作の商店街側の窓口として、真鍋先生や、学生の皆さんとの連絡などにも色々とご苦労頂きました。
そのことについて、お聞かせ頂けますか?

「はい、ふとしたきっかけから、美大真鍋先生 と知り合うことが出来、従来のイベント中心の商店街販促行事と違った形で私どもの商店街をお客様に知って頂く方法がないかと、相談させて頂きました。その結果『街の中のアート』を商店街を使って表現してみようという事になり、先生を中心に美大 のご協力と、学生の皆さんのご尽力を得ながら、昨年夏のろうそくの炎(灯り)で330mのアーケード街を飾った『光の回帰廊』を皮切りに『街の中のアート』を表現するパフォーマンスを展開してきました。今回の『絵看板』もその一環で、現在進行しつつあるアーケード撤去と街路整備事業により無くなる、アーケード支柱の統一看板に替わる、商店街各店の個性を表現した『アートな絵看板』の制作をお願いしました。」

なるほど、それでは具体的な製作の過程をご紹介下さい。

「学生さんに、各自担当した店に足を運んで頂き、お店の方と何度も相談をし、下絵を描いて頂きながら、制作を進めて頂きました。出来上がった作品は、写実的なもの、抽象的なもの、日本画風、挿絵風など多種多様で、本当に各店の個性を表現した魅力溢れる作品群になったかと思います。」

発表の日は、マスコミ をはじめ本当に大勢の人がアーケード内をギャラリーの様に作品を楽しみながら歩き回っておられましたね。

「ええ、商店街の通りを使っての作品発表展にも、多くの人に来て頂き、期待以上の反応を頂きました。現在は各店内にて作品を飾っていますが、アーケード撤去後の新しい街並みの中では、本来の絵看板として各店の店先を飾る事となります。」

そうですか、製作の過程と看板の今後がよくわかりました、ありがとうございます。
ところで、まことやさん のお店では、いつもにお客様が腰掛けて、コーヒーを飲みながら、ご主人と世間話をしている様な、いい雰囲気の店ですよね。
そんなまことやさん にも、今回の看板についてご感想などお願い致します。

「当店の作品は、業種がメンズショップ でもあり、紳士服等の素材に使われているウールからの連想で羊を描いて頂きたいとお伝えしました。当初は羊の群が牧草を食べているところを描いてもらうつもりでしたが、羊が小さいと少し離れた所から見ると解らなくなると云う事で、担当の山室さんとご相談し現作品に落ち着きました。羊の毛並みが非常に巧みに描かれており、喜んでいます。牧草のグリーンと相対して、羊がくっきりと見え、スッキリとした作品に仕上がったのではないかと思っています。」

なるほど、手前の親子の羊となだらかな丘陵の構図も素敵ですね。
この看板も、まことやさん の店内に大切に飾られておりました。

さて、次回第6話は加登長さん の予定です。どうぞお楽しみに。

Posted at 10:42 午前    

火 - 10月 21, 2003

横安江町絵看板物語 第4話 沢田神具結納店



横安江町絵看板物語、第4話はアーケード街中程の、結納品と神棚の専門店「沢田神具結納店」 の巻です。
看板を製作してくださったのは、成瀬 勝さん(金沢美術工芸大学 油画専攻 四年)昭和55年1月22日生まれ(みずがめ座・B型)の現在23歳のイケ面の好青年です。
成瀬さんは、幼少時代から絵を描くことが好きで、小学校の時の夢は「絵描きさん」中学校のときの夢は「イラストレーター」。しかし15.6歳の時に大病を患いに二年間入院生活。二年後18歳で高校入学、20歳で卒業後は「好きなことをやればいい」という親の一言で、昔から好きだった絵の大学へ・・2000年金沢美術工芸大学油画専攻に入学、今に至るというプロフィールの持ち主です。

それでは今回の看板製作について、ひと言どうぞ。

「「自分らしい絵を描く」ということと、「相手の気に入る絵を描く」という事には、大きなギャップがあって、下絵を見せに行く時は、毎回ドキドキしました。看板絵という事もあって、下手な仕事は出来ないというプレッシャーもありました。が、制作するにつれ、そのギャップやプレッシャーはじょじょに、薄れ、自分の作品というより、商店街の人達と自分とのコラボレーション的な作品が出来上がったと思えます。「Art」が独立する事なく、このように広く一般に溶け込んでいくということは、大変意義がある事だと思いました。」

ありがとうございました、成瀬さんにとっても大変有意義な経験だった様ですね。
それでは沢田神具結納品店 の社長にも今回の看板についてご感想などお願い致します。

「成瀬さんには、「看板を見てすぐに結納店だとわかるようにしてほしい」とお願いしました。何度か打ち合わせをしながら出来上がった作品は、希望通りのスッキリとしたツルカメのデザインとなり、大変喜んでおります。成瀬さん、本当にありがとうございました。」

なるほど、沢田さんの希望に添いながら、しかもツルカメと水引をとってもポップに表現した、お客様にも解りやすい作品になったようですね。
この看板も、沢田神具結納店さん の店頭のウィンドウの中で、水引と一緒に飾られておりました。

さて、次回第5話は紳士服のまことやさん の予定です。どうぞお楽しみに。

Posted at 03:03 午後    

木 - 10月 16, 2003

横安江町絵看板物語 第3話 カバンのシマタニ



横安江町絵看板物語、第3話はアーケード街武蔵側入口から3軒目左側の、鞄の専門店「カバンのシマタニ 」の巻です。
看板を製作してくださったのは、古池紘子さんです。
今回の看板製作について、ひと言どうぞ。

「数あるカバンの中でもトランクを選択し、構成してデザインしました。お店の外壁がグレーのトーンであったので、取り付けたときに映えるかな?と思って色彩は明度の高いものを使いました。親しみやすい作品に仕上がったと思います。」

ありがとうございます。大変ポップな色合いですよね。
それでは、シマタニ さんからも今回の看板についてコメントをどうぞ。

「男はつらいよのフーテンの寅さんが持ち歩いている総革張りトランクをイメージしてインパクトのある作品を、具象、抽象はお任せするというリクエストで製作して頂きました。予想以上に高いレベルでバランスのとれた絵看板になりました。後日全国版でマスコミにも取材を受け、絵看板・製作者・当店共に面目躍如たるものがありました。古池さん、ご指導頂いた真鍋先生、ありがとうございました。」

なるほど、シマタニ さんの看板は全国紙に写真付きで載ったんでしたね。
それにしても、カバンを平面に展開するデザイン、ありそうでなかなか思いつかないユニークな発想で、インパクトもありますね。この看板は、シマタニ さんの店頭のショーウィンドウに飾られております。

さて、次回第4話は沢田神具結納店 の予定です。お楽しみに。

Posted at 01:20 午後    

日 - 10月 12, 2003

横安江町絵看板物語 第2話 子供服のかわひがし



横安江町絵看板物語、第2話はアーケード街武蔵側入口から4軒目の、子供服のお店「かわひがし」 の巻です。
看板を製作してくださったのは、近八書房の看板制作者と同じ長原まどかさん(油絵専攻 の4年生、神戸出身)です。
かわひがし さんの看板製作についても、ご感想をひと言。

「子供服という事で、とても明るくかわいいお店で、ご主人の考えていらっしゃったイメージがお店の看板として、とてもふさわしいものでしたので、なるべくそれに沿えるようにがんばりました。メリーゴーランドを描くのは資料もほとんどなく、難しかったですが、なるべく「明るく」「かわいく」ということを心がけて描きました。金沢は雨や曇りのひ日が多いので、そんな天気の中でもひときわ輝いて見えるといいなと思っています。」

ありがとうございます。
それではかわひがし さんからもひと言どうぞ。

「看板を作って頂くに当たって、最初から家族で遊園地、それもメリーゴーランドに乗っているというイメージがあったので、その思いを長原さんにお伝えしました。そうしたら、イメージ通りに描いてもらえ、大変満足しています。本当にありがとうございました。」

そうですか、お店の雰囲気にもマッチしたメルヘンチックな可愛らしい看板にかわひがし さんも大満足のようですね。
この看板は、毎日ハンガーに架けられて、かわひがし さんの店頭を飾っております。

次回第3話は、カバンのシマタニの予定です。
乞うご期待!

Posted at 12:29 午後    

金 - 10月 10, 2003

横安江町絵看板物語 第1話 近八書房



横安江町絵看板物語、第1話はアーケード街武蔵側入口にある古本屋近八書房 」の巻です。
看板を製作してくださったのは、長原まどかさんです。プロフィールは油絵専攻 の4年生、神戸出身の明るいお嬢さんです。
今回の製作についてのご感想をひと言。

「他の古本屋さんとは違い、とても雰囲気を持っている店でイメージしやすかったです。ご主人もある程度「着物」「女性」「本」といったイメージをしっかりもっていらっしゃって、下絵を持っていくたびどんどん決まっていきました。最後に原画を描く時もかなり私のやりたいようにやらしていただいて、とても楽しくできたのでありがたく思っています。」

ありがとうございます。
それでは近八書房 さんからもひと言どうぞ。

「今回この絵看板の話を聞いて、最初はなかなかイメージが固まらなかったのですが、書店の絵看板というと、とかく本を見開いた図柄の真ん中に、「本」と大きな文字で書いてある物が多いので、その類型的なパターンにはまらず、古書をアピール出来るものにしたかったんです。幸い長原さんと打ち合わせさせて頂くうちに『本のある風景』『着物の女性』『大正ロマン』などのキーワードが湧き上がり、いくつかラフを見せて頂くうちに、後ろ姿の和服の女性が書棚で本を探す姿に惹かれて、この原画を選ばせて頂きました。仕上がりを見せて頂き、本当に満足しております。」

なるほど、大変よくわかりました。
現在この看板は、近八書房 の店頭ウィンドウを彩っております。

第2話は、子供服の川東 さんの予定です。
どうぞお楽しみに。

Posted at 04:03 午後    

水 - 10月 8, 2003

横安江町絵看板物語スタート!


いよいよ公開!

商店街金沢美術工芸大学 のコラボレーション、横安江町アートプロジェクト第2弾「アートな絵看板」は、真鍋淳朗教授 と美大生の皆さんのご協力のもと、商店街の町並みに新たな魅力を振りまいてくれました。
先日のお披露目でも商店街 を通る方々が、各店の店頭にイーゼルに掛けて飾られた看板を興味深げに見ておられました。
現在は、それぞれの商店のウィンドウや店頭に彩りを添えております。
このひとつひとつの看板に込められた、店主と美大生の思いを連載仕立てで公開させて頂きます。
その名も「横安江町絵看板物語」。
一目でそれと判る看板もあれば、なーるほどと膝を打つ様な想いの込められた看板もある、その1枚1枚に秘められた?ストーリーをじっくりと公開してゆきたいと思います。
いよいよ10月10日よりスタート!
乞うご期待!?

Posted at 12:57 午後    


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