水 - 12月 15, 2004

一日目


ろくに準備もせずに出発当日を迎えた。
昼に成田を出るので、朝から慌ただしくなくていい。

と、思いきや出発時間を2時間勘違いしていることに気づき
やはり慌ただしい朝を送ってしまった。
インターネットとかである乗り換え案内では
既に30分遅刻を示していたが、駅-駅間ダッシュが功を奏して
なんとか無事成田空港に辿り着くことが出来たのは幸い。

成田-上海間のフライトは3時間弱だったかな。
機内食が終われば、もうすぐといった感じで。

浦東空港に着陸し、空港内からホテルを予約した。
「ホテルマデ、オ連レシマス。」
ホテルの送迎人かと思わせる男が、日本語でそう言い
荷物をタクシーに乗せた。
男は西村雅彦似で眉毛はなく、雰囲気、表情は明らかにイイ人そうじゃなかったが
空港の関連者っぽかったので、まぁ、大丈夫なのかなと思い
タクシーに乗客すると、男が3人乗っていた。
オレ一人を送迎するために
なんで男が3人も必要なのか?彼らは仲間らしく
車内では明らかに怪し気な空気が立ちこめていた。
有無を言わずに車は走り出した。

以下、タクシー内での西村雅彦似との怪しい日本語と英語の混合会話。

オレ「ちょっと待ってくださいよ。電車なり、バスで行きたいのですが。」

男 「電車走ッテナイヨ。モウ終ワッテルヨ。バス、ホテルマデ連レテッテクレナイヨ。」

オレ「ホテルまでどれくらいなんですか?」

男 「1時間ダヨ。75kmダヨ。」

オレ「これ、ホントにホテルのサービスなんですか?」

男 「関係ナイヨ。セパレイト、セパレイト。」

オレ「で、いくらなんですか?」

男 「1km辺リ、30元グライダヨ。高速道路代サービススルヨ。」

オレ「2100元くらいですか!!?」

2100元は1元が14円くらいなので30000円くらいになる。
ホテルも初日ということで四つ星ホテルを取ったのもあって
日本で両替してきた4万円を初日で失ってしまうことになる。

男 「日本ダトモットスルヨ。ソンナニ高クナイヨ。大丈夫ダヨ。」

オレ「そんなの払えません。無理です。えー。降りたいんだけど。」

男 「意味ワカラナイヨ。高速道路デ降リレナイヨ。」

オレ「他のタクシーに乗り換えたいんだけど。」

男 「大丈夫。大丈夫。ディスカウントスルヨ。心配ナイヨ。上海ハヨク来マスカ?社長デスカ?」

オレ「・・・。知らない。」

男 「ァ!? 知ラナイ?」

オレ「・・。北京は行ったことあるけど、上海は初めてです。」

長い一時間が過ぎ、ようやくホテル前に着いた。

男 「交渉始メルヨ。サービスデ1800元デイイヨ。」

運転席の連中からも「センハッピャク」コールがかかる。

オレ「無理です。500元で。」

男 「ァ!? ソレハナイヨ。1800元ダヨ。」

運転席の連中からも「センハッピャク」コールがかかる。

オレ「じゃあ、4人乗ってるから一人500元で。」

男 「ァ!? 笑ワセルヨ。彼ラハ社員ダヨ。ワタシハ社長ダヨ。1800元ダヨ。」

10分くらい交渉してたが、このチンピラ達にもう関わりたくないんで
1200元まで落とすことはできたが諦めることにした。
(後でホテルで調べたら、タクシーで150元から200元でいけるとのこと)
つい長々と書いてしまったが上海の浦東空港で
西村雅彦似の日本語しゃべるオッサンには是非、注意を促したい。

とりあえず次の日以降JCBカード依存になることは決定した。

正直、居場所すらも把握しきれていなかった。
着いたトコはダウンタウンっぽく、ホテル室内はとても優雅だった。





英語がまるで通じないので
インターネットカフェ探しも苦戦を強いられたが
町の人々は結構親切に道案内をしてくれた。
しかし、上海で働いてるトモダチからのメールレスポンスはないし、
電話をかけてもかからないのが気がかりだった。

夕飯はホテルの近くの一般食堂。
あまり美味しくなかったけどアルバイト風の店員達は
通じない会話を楽しんでくれてるようで感じよかった。

食後はほどほどに散歩をし、ホテルに戻ったが
時計を一般食堂に忘れたことに気づき、取りに帰った。
実にうまくいかないことだらけの一日であった。

Posted at 10:56 午後    

木 - 12月 16, 2004

二日目


泊まったホテルから最寄りの駅まで歩くことは不可能だと
ホテルの兄さんが教えてくれた故にバスを使用することにした。
タクシーを勧められたが、昨日のボッタくられで
早速、贅沢ができない状況かつタクシートラウマになってしまっていたんで。





こちらでは空調の良いバスは「空調」とかかれているが
あまり空調は良くない。
車内のおばちゃんにお金を払うシステムみたいなのだが
なんかおばちゃんはおしゃべりに夢中で
あまりお金を収集しようという意欲に欠けてるようだった。
空調バスに揺られ、人民広場前に辿り着いた。
それにともない、ようやく「さて、どこに行こうかな」と
うきうきしてくる自分がいた。





人民広場は地下鉄一号線と二号線が交差していて交通の便がよいので
ここを拠点に上海市内をひたすら周回することにした。




人民広場前にそびえる金門大酒店。
このホテルに二日間お世話になった。
酒店は酒屋ではなく、ホテルだったりするみたい。

人民広場近くで偶然出張中の友達のオフィスを発見した。
彼は、メールのレスポンスもなく電話もかからない。
今回上海で会うのは難しいと思ってたトコロに
一発逆転はあるか?と乗り込んではみたが
社員の方に話を聞くと、今は東京にいるとのことでした。

※帰国してからメールの返信が返ってきたが
オレが東京に帰る日に彼も上海に帰ってきたとのことで
一日違いで残念ではあった。

ともあれ、気を取り直して上海市内をぶらぶら散策。





南京東路の歩行者天国では
目が合うと怪しい笑顔で「コンニチハー」だの近寄ってくる女の人がうようよ。
これが噂の日本語教えて詐欺かなと
徹底的に無視してたらマフラー引っ張られた。




歩行者天国をずっと歩いていくと
浦東の夜景が見渡せるトコに出た。



そして、外灘の夜景もヨーロッパ的でキレイ。

Posted at 01:05 午前    

金 - 12月 17, 2004

三日目


この二日間、朝ごはんはホテル前の広場でのんびり
屋台の肉まん(1元)を頂いた。
ここでボケーッと過ごすのもありかなとも思った。




この日は歩いては公園やカフェで休んだりの繰り返し。
下は新天地の写真。優雅でおしゃれな街並み。




歩き疲れてたので
ここのカフェでだいぶくつろいだ。





夜は蟹料理に満足した後、
衡山路のアイリッシュパブで
生演奏を片手に1パウンドのギネスをひっそり飲みほした。
とにかくよく歩いた一日。

Posted at 10:57 午後    

土 - 12月 18, 2004

四日目


この日は人民広場を離れ、静安寺近くのホテルを取った。
既に乗り慣れた地下鉄に乗って人民広場のミスドへと向かう。




人民広場のミスドで待ち合わせた現地留学生の元ミスドみよしさんと共に
上海観光を実施。
僅か半年間でこうも中国語を駆使するとはやるなぁと
ちょっと唸りました。




豫園(ユィユァン)。商売に走るおばさんと優しいお姉さんに、いい香りのお茶を頂いた。

下は庭園の中の写真。
外とうって変わって人混みはなく静かで趣あり。





この後、服飾礼品市場に行った。
日本人を見つけるたびに
「トモダチー」だの「ローレックスアルヨー」、「カバンアルヨー」の
連呼が飛び交い、そんな不思議な空間が可笑しかった。
10人くらいに囲まれた時はちょと焦ったが。



こちら、東方明珠塔。
上海の夜が見渡せるということで
最上階まであがってみた。

しかし、白ガラス設計か!?という疑惑もありつつ
この日はスモッギィな夜のために景色はほとんど見えず。



Posted at 10:59 午後    

日 - 12月 19, 2004

帰国


この日は帰国。
朝イチでタクシーじゃなければ空港に間に合わないのが
結構心配だったけど、無事朝5時起床に成功。

タクシーも予約してるし、無事に旅行は終わったなぁという感慨も
少しながらよぎったが
一番最初にホテルに着いていたタクシーと
オレが予約していた二番目に着いたタクシーとで
どっちが乗せるべきかってな感じで揉めていた。
やくざなタクシーには懲り懲りだったんで早々と
予約したタクシーに乗り込んだが
運転手はビンタされていたし、
オレも無理矢理、車から出されそうになるし・・。
まぁ、ちょっとしたトラブルなら慣れっこになってる
オレはいました。そんな上海旅行でありました。

Posted at 11:00 午後    


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