1.はじめに |
ChartScapeBBはブロードバンドユーザー専用の株価チャート表示アプリケーションです。 従来から公開しているChartScape/WinとLook&Feelは共通ですが、コンセプトは全く異なります。ChartScape/Winでは、株価チャートを表示させるためには、ローカルディスクに株価データを貯め込む必要がありました。最新のチャートを見るためには、毎日データを更新する必要があり、このことが運用の敷居を高くしていました。Yahoo! Finance.などの専門サイトや証券会社が提供するサービスにより、Webブラウザで無料で自由にチャートが見れる時代に、わざわざ自分でデータを入手して、しこしことチャートソフトを運用するのは、いかにも時代錯誤であり、ヲタク的趣味の領域といえるでしょう。
ChartScapeBBでは、株価データの保守をすること無しに、いつでも最新のチャートを見ることができます。その代償として、高速なスクリーニング機能は放棄しましたが、これもWebで提供されているサービスで多くは代用できます。
もちろん、Yahoo! Finance.などのサイトでもWebブラウザでチャートは表示できるのですが、豊富なテクニカル指標やインタラクティブ性を求めるならば、ChartScapeBBがWindowsユーザにとって最良のソリューションとなることでしょう。 ChartScapeBBはWindows98以降で稼動します。節尾子「BB」からもお判りの通り、ブロードバンド環境で稼動します。ChartScapeBBフリーウエアです。ChartScapeBBの作者は、ChartScapeBBの動作の保証は致しません。
ChartScapeBBは、データ源としてYahoo! Financeの時系列データを利用しています。つまり、チャート表示を要求する毎に、Yahoo! Financeの時系列データをhttpで取得し、チャートを表示しています。データをローカルに蓄積しなくてもチャートを見れるアプリケーションは、WindowsではSimpleChartなどいくつか存在します。従来型のデータをローカルに蓄積するタイプのチャートソフトでも、初期データ生成のためにYahoo! Financeの 時系列データを利用しているものも数多く存在します。
ところが、Yahoo! Financeは使用条件が厳しく、取得した時系列データのダウンロードやコピーはしてはならない決まりになっています。取得した時系列データをハードディスクにセーブしておけば次回に同じ銘柄のチャートを表示するときに、前回取得した分の追加分のみを取得すればよくなり、使い勝手は格段に向上するのですが、このような事情から、ChartScapeBBは取得したデータは使い捨てとし、毎回データを取得するようにしています。
しかし、現実問題としてYahoo! の言い分にも無理があるのも事実です。「時系列データのコピーやセーブ禁止」を厳密に解釈すると、通常のWebブラウザでは、キャッシュ機能により、取得したページをディスクにセーブするようになっていますから、単にWebブラウザで時系列データを見ることすらできなくなってしまいます。
そもそも、httpで無認証で自由にアクセスできるようになっているものに対して、私的なコピーまでも禁止するような、著作権法などで規定されている以上の制限を加えるのは、どう考えても無理があるように思えます。例えて言うならば、裸で街を歩いて「見るな」と言っているようなものです。いっそのこと、認証、有償化し、私的コピー解禁になった方がすっきりするように思えます。Yahoo!オークションのように時系列データもいずれ有償化されるような気もしますが...