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MISTINGUETT
ミスタンゲット

ÇA, C'EST PARIS (1926)

Paris c'est une blonde
Qui plaît à tout le monde
Le nez retroussé l'air moqueur
Les yeux toujours rieurs
Tous ceux qui la connaissent
Grisés par ses caresses
S'en vont mais reviennent toujours.
Paris à tes amours !

La petite vogue de Paris
Malgré ce qu'on en dit
A les mêmes attraits qu'Hollywood
Oui mais... Elle possède à ravir
La manière de s'en servir
Elle a perfectionné la façon de se donner.

Ça, c'est Paris ! Ça, c'est Paris !

Paris c'est une blonde
Qui plaît à tout le monde
Le nez retroussé l'air moqueur
Les yeux toujours rieurs

Tous ceux qui la connaissent
Grisés par ses caresses
S'en vont mais reviennent toujours
Paris à tes amours !



サ・せ・パリ



 ミスタンゲットの本名は、Jeanne Bourgeois といい、1873年にパリ郊外のアンギャン・レ・バン Enghien-les-Bains で生まれ、1956年逝去した。

 デビューは、1885年トリアノン・コンセールへの出演だった。以後、特に1897年から1907年頃まで精力的に喜劇歌手として様々な役をこなす。1909年、マックス・デアリー (Max Dearly) はムーラン・ルージュでの上演のためにアパッシュダンス La valse chaloupée を生み出すパートナーとしてミスタンゲットが選ばれた。

 さらにモーリス・シュヴァリエ (Maurice Chevalier) と、パリのミュージックホールのフォリ・ベルジェール (Les Folies-Bergères) で1911年に La valse renversante (仰天ワルツ)を上演、以来モーリス・シュヴァリエとは10年間にわたる恋仲となる。更に1920年代には、 Paris qui danse, Paris qui jazz そして En douce 、本曲の Ça, c'est Paris など数々のオペレッタ劇を成功させた。この20年代というのは、日本では映画俳優として有名なジャン・ギャバン (Jean Gabin) など多くの男優、女優がミスタンゲット同様にレビューやオペレッタ劇で名を成していた時代で、その中でも彼女はパリ中のレビューの女王と呼ばれるほどに有名になっていった。

 ミスタンゲットがレビューの女王としての伝説を残した理由のひとつは、現在ではステージショーの定番ともいえる大きなヘッドドレス(頭の装飾品)を身につけたのは彼女が始まりだったこと。また1919年当時にして、すでに500 000フランの保険金をかけたというほどの美脚の持ち主だったことが挙げられる。彼女の当時のライバルは、かの米国出身ジャズ歌手のジョゼフィン・ベッカー (Joséphine Baker) だった。