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■Step01■インラインスケートのジャンルについて
ひとくちにインラインスケートと言っても、それで何を行うかによりいくつかのジャンルに分類することができます。
【フィットネス】
その名の通りフィットネス効果を目的として行う有酸素運動、要するにジョギングです。
公園や河川敷のサイクリングロードなどを気持ちよく滑ることができます。
インラインスケートに初めて挑戦するなら、まずはこれからスタートしてみましょう。

【スピード】
アイススケートでお馴染みのスピード競技、これをインラインスケートで行います。
専用のリンクのみならず、ロードなどでマラソンが行われることもあります。
ストイックにスピードを求める方にお勧めのジャンルです。
【アグレッシブ】 階段の手摺や縁石などでグラインドを行ったり、ハーフパイプなどで演技を行ったりします。
当然ながら危険度満点なので、安全確保には十分な注意が必要です。
私のような体が資本のサラリーマンにはあまりお勧めできないジャンルです。

【スラローム】 等間隔に並べたパイロンをいかに滑り抜けるかを、タイムまたはフリースタイルで競います。
私がメインに取り組んでいるのがこれです。
老若男女を問わず誰でも気軽に楽しむことができるジャンルです。

【ホッケー】
インラインスケートで行うホッケー競技です。
各地に多くのチームが存在し、リーグ戦なども開催されています。
チーム競技の楽しみを味わいたい方ならホッケーがお勧めです。

【インラインスキー】
スキーのオフシーズン用の陸上トレーニングとしてインラインスケートを用いるものです。
「夏でも滑りたい!」というスキー愛好家も多く、各地で大会も開催されています。
が、そのままインラインスケートにどっぷりはまってしまう人も実は少なくありません。
大雑把なジャンル分けは以上のとおりです。
ここで注意すべきなのは、それぞれのジャンルに適したブーツというものが存在するということです。
まずはインラインスケートで自分がしたいことは何かをはっきりさせて、それに最適なブーツを選んでください。
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■Step02■ハードブーツとソフトブーツ
インラインスケートのブーツは、そのシェル(靴の部分)の素材により、ハードブーツ、ソフトブーツおよびセミハードブーツに分類することができます。
【ハードブーツ】 スキーのブーツのように、シェルが硬質のプラスティックなどで出来ているブーツです。
足全体のホールド感そして安定感が優れているのが特徴です。
アグレッシブ用の多くのブーツのほか、スキートレーニング用のブーツもこのタイプです。
【ソフトブーツ】
シェルの大部分が布素材で出来ているブーツです。
ハードブーツに比べて軽量で取り扱い易く、足首を柔軟に使うことができます。
現在ではフィットネス用のブーツのほとんどがこのタイプです。
【セミハードブーツ】
ハードブーツとソフトブーツの良い点をそれぞれ取り入れたブーツです。
すなわち、ハードブーツよりは柔軟性があり、ソフトブーツよりはホールド感がしっかりしています。
ジャンルの垣根を越えてスケートを楽しむ【フリースケート】と呼ばれるタイプのブーツが代表的です。
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■Step03■ウイールの大きさについて
インラインスケートのウイール(タイヤのことです)の大きさは、フィットネス用であれば直径70mmから80mm程度のものが一般的で、スピード用はこれより大きく、アグレッシブ用はこれより小さいものとなっています。
これは、直径が大きいものほどスピードが出しやすく、小さいものほど取り回しが容易であるためです。

スラロームやホッケーの場合、ウイールの第1輪(前方から順に第1輪、第2輪、第3輪および第4輪と呼びます)および第4輪の直径を、第2輪および第3輪よりも小さいものとすることによって、よりクイックなターンが可能となるセッティング(これをロッカリングといいます)が好まれます。
なお、ブーツによっては、ウイールの直径を変えることなく、シャフトの高さを変えることによってロッカリングを行うことが可能なモデルもあります。
ロッカリングとは逆に、第2輪および第3輪の直径を小さいものとすることした場合、より直進性に優れたセッティング(これをアンチロッカリングといいます)となり、アグレッシブではこのようなセッティングが好まれています。
路面の滑らかさやウイールの硬さにもよりますが、ウイールはどんどん磨耗して小さくなっていくものです。
そして厄介なことに、その磨耗の仕方は各ウイールとも均等というわけにはいかず、スケーターの癖を反映して
バラツキが出てきます。
そのため、定期的にウイールの配置をローテーションしなければなりません。
ローテーションの方法は、ウイールの初期セッティングにもよるので一概には言えませんが、より磨耗して小さくなったウイールと、そうでないウイールを置き換えるのが基本です。
ウイールをより長く快適に使用するためには、億劫かもしれませんが、こまめなローテーションが欠かせません。
とはいっても、インラインスケートのウイールは消耗品です。
あまりに小さく磨耗しすぎたウイールでは、快適なスケーティングが望めないばかりか、不慮のトラブルを招く可能性すらあります。
限界まで使い込んだウイールが滑走中に裂けてしまい、派手に転倒して怪我をしたという事例もあります。
ウイールの直径が初期サイズから10mm〜15mm以上小さくなっていたら、「取替え時」と考えてください。
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■Step04■ウイールの硬さについて
インラインスケート用のウイールの硬さは、83Aや78Aといった具合で表示され、この数字の大きさがウイールの硬さと正比例しています。
一般に、柔らかいウイールほどグリップ力が強く、硬いウイールほど耐久性に優れていると言われています。
そのため、路面がきれいな屋内リンクでは柔らかめのウイールが適しており、また、路面の粗いアスファルトでは固めのウイールが適しているということになります。
しかしながら、各メーカーから販売されているウイールには、数値では表すことのできない特性(悪く言えば「クセ」)が備わっており、また、路面状況との相性の良し悪しも存在しますので、「これが最高のウイールだ!」ということを一概に言うことはできません。
試行錯誤を繰り返しながら、最適なパフォーマンスを発揮できるウイールを見つけ出してください。
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■Step05■ベアリングについて
ベアリング(軸受け)は、ウイールを快適に回転させるためには欠かすことのできない大切な部品です。
ベアリングのブレ精度は、一般にはABEC1やABEC5といった具合に表示されます。
なお、ABECとは、「アメリカ軸受製造者団体規格」のことです。

この数字が大きいほど、より精度の高いベアリングということになっていますが、個人的にはインラインスケートに用いるのであれば、ABEC1(許容最大ブレ幅10ミクロン以下)でも十分すぎると考えます。
詳細な計算については割愛しますが、ABEC1でも本気モードのポルシェと張り合うぐらいのスピードには耐えられます。
ただし、実際に滑っていると、良く回るベアリングとあまり回らないベアリングが存在することに気づきます。
このような差が生じる原因ですが、一般にはベアリング内部のグリスまたはオイルの状態などが影響していると考えられます。
また、そもそもABEC1の規格を満たしていないのではないかと思われる製品すらあります。
ここでちょっと疑問なのですが、そもそもABEC1でも十分であるはずなのに、なぜ明らかにオーバースペックなベアリングをわざわざインラインスケート用と銘打って販売しているのでしょうか?
どうも大人の事情が絡んでいるように思えて仕方ありませんが、一見意味ありげな売り文句に惑わされることなく、自分の用途に最適なベアリングを選びたいものです。
ベアリングのメンテナンスについては、多くのスケーターから実に様々な方法が提唱されています。
私の場合、滑りに行く度に(実際は数回に一度ですが・・・)ブラシで細かい砂や埃を払い、「回りが悪くなってきたかな?」と感じ始めたら「KURE556」を一吹きするという程度のことしかしていません。
経験上、スラロームをメインにしているのであればこれで十分かと思います。
もっとも、ベアリングもウイールと同様に消耗品ですので、いつかは寿命が尽きます。
あまりに回りが悪くなったり、絶えず異音が聞こえるようになったら、やはり「取替え時」と考えてください。
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■Step06■フレームについて
インラインスケートのフレーム(ウイールをセットする縦長の板)の素材は、アルミやカーボンが一般的です。
なかにはチタンやマグネシウム合金を用いているものもあります。
フレームは、蹴り脚の力を路面に伝えるための要となる部品ですので、その設計には各メーカーとも様々な工夫をこらしています。
一般にフレームが長いほど(つまりウイールベースが長いほど)直進性に優れ、より速いスピードで滑ることができ、逆にフレームが短いほど旋回性に優れ、よりクイックなターンが可能となります。
したがって、スピード用のブーツには長いフレームが、スラローム用のブーツには短いフレームが適しているということになります。

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