Model ROLLS・ROYCE  

「SILVER
 SPUR・ TURBO


Year 1997
Exterior BLACK・EMERALD
Interior PACHMENT・LEATHER
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Mileage 45.875km
Ammenities ディーラー車 左ハンドル 

V8 OHV 6747cc ライトプレッシャーターボ 
4速コラムAT 

全長:541cm
全幅:189cm
全高:148cm
車重:2380kg
定員:5名

装備:
Wエアバック、チルトハンドル、ABS、
全席パワーシート+全席シートヒーター
Fメモリーシート(4人分)+Fランバーサポート、ピクニックテーブル、バニティミラー、
・ETC車載器 
他フル装備

・メッキ・メーターリング



内外装機関ともに稀に見る超極上車!

車検:平成24年 4月15日まで

COMENTS
1997年式、D車・左ハンドル
「シルバースパー・ターボ」。


1904年から続いた純粋なロールス社経営の最後の年、1997年、シルバースパーにターボ・チャージャーを装着した「スパーターボ」が販売された。

「シルバー・スパー」は、1980年に発表された「シルバー・シャドウ」の後継モデルで、、ロールス社の社内コードにならい、通称「SZ系」モデルと呼ばれる。

販売以来、ロールスの慣習に従い、毎年のごとく、公表なしで、各部改良が繰り返される。
世界中の販売網から寄せられた僅かなクレームやアドバイスを分析し、より最善へと改良されていくのである。
それでも、1959年、シルバークラウド2から採用された伝統の「V8」エンジンの基本構造は大きく変わってはいない。

まず、1986年(一部85年から)には、キャブからボッシュ製のインジェクションへの変更があったが、名前を変えることはなかった。
シリーズが更新するのは、、
1990年、オートライド・サスペンションや自己判断機能付きインフォメーションパネル、内装の変更に伴い、
やっと「スパーU」に、、
1992年からは、3速ATから4速ATに(シリーズ名は更新せず)

1994年には、ダイレクト・イグニッション・システムの採用や内装の変更で「スパーV」に、、
1996年には、16年ぶりに、ボディにまで至る大幅改良が行われ、
「スパー4」とは命名されず、最初からのモデルと言う意味で、当初の「シルバースパー」のみの名称に戻った。(事実上のシリーズ4であるが、、)
この際、内装のデザインも大幅に変更になっている。

そして、翌1997年、ターボ付きモデルが追加・・・
それが、当「スパーターボ」である。
「スパーターボ」は、97年から、、98年発売の「シルバーセラフ」にバトンタッチするまでの僅かな期間に
「361台」が生産されたとされる。
(実際には、98年ごろにオーダーされた「スパーターボ」は、「セラフ」や「アルナージ」の生産と重なり、完成が99年になった個体もあるが、日本にはないと思う)

ロールス・ロイスに「ターボ」が付いた車は、その性能もさることながら、歴史的にも面白い。

永い歴史のなかで、ロールス・ロイスのターボ付きカタログモデルは、

1.95年フライングスパー   限定50台(134台説も有る)
2.95年コーニッシュS    限定25台
3.スパーターボ        「361台」

*厳密には、97年〜99年の間に生産された「ウィズデヴィジョン」と「パークウォード」リムジンも「スパーターボ」がベースなだけに「ターボ付き」ではあるが、、
思うに、、国内には、上記の内、片手に足る「95’フライングスパー」、「コーニッシュS」は、輸入された形跡がない、、当スパーターボが30台くらいしかないはずである。


タービンはギャレット社製、ライトプレッシャーターボ、、確かにトルク感があって乗りやすい、、ターボ無しモデルとでは、乗って違いが分かる、、最高速度は、軽く200kmを凌駕する。(最高速度225km)

このモデルは、完全に実用向き、SZ系モデルの最終進化系、、完成度は非常に高い、、眺めてる場合ではない。
じゃんじゃん、乗って、ロールス製エンジンの凄さを体験するべし。
世界中の自動車メーカーが束になっても、この過剰品質エンジンの耐久性に敵う車はない。





さて、当個体、
以前、当社で販売させていただいた「シーザー認定中古車」、、今回、下取りで再入庫となったが、車検や整備も、当社で行なっていただので、売って安心、買って安心。
コンディションも「色」も好い。



では、当個体、下記より 写真66枚で、詳しく↓

外装は、「ブラック・エメラルド」。

96年時に追加された新色である。
塗料メーカーの技術発展により、メタリック粒子が非常に細かく、ギラつき感はなく、しっとりした、いかにもロールスらしい上品な輝きを放つ。

ブラック・メタリックにエメラルド・グリーンが 混ざる。
しかし、その エメラルドが輝くのは、よく晴れた日の太陽光を浴びたときのみ、
このカラーにグリーンが混ざっているのは、一見 気がつかない。

塗装コンディションも申し分なく、新車時の輝くは、まったく損なわれていない。
手直しを要す 飛び石などのあとも見受けられない。


全長:541cm、、ロングホイール・ベース。
97年時には、ターボ無しモデルの「シルバードーン」も存在したが、いまだ、当社にも1台しか入庫したことがない。
90%以上の方が、「ターボ付き」を選択したようだ。

リアのドアが10cm短い「スピリット」は、97年時コーンズのカタログから消え、特別オーダー受付のみの扱いとなる。
「ターボ付き」は、特注しない限り、「スピリット」には設定がなかった。
ロングホイールと聞くと、長いと思われる方も多かろうが、やたらハンドルが切れるので、驚くほど取り廻しが良い。
メルセデスのSクラスが入れる道なら、困らず ついていけるはず。


96年時の大幅改良は、初めて、ボディにまで及び、

・フロント廻りのボディプレス(左右フェンダー形状など)、
・前後のバンパー・一体式エアロスポイラー、
・ミラーがボディと一体式に、
・グりルの縦横比(縦が少し短くなった)、
・アルミホイール(16インチ)デザイン、
・マドガラス枠サッシにウェザーストリップが、、

などが変更に、
これは、全て 空力を計算した上での結果で、高速走行時の風きり音は、明らかに激減した。

ベントレーのモデルについては戦前から「空力」を考えたボディ作りがなされてきたが、こと ロールスのモデルでは、この96年モデルで初めて考えてみたのではなかろうか??

95年以前モデルを、上記改良がなされた96’以降モデル仕様に後から変更(改造)するには莫大な費用を要す、、
一般的には不可能である。

内装は、「パーチメント」レザー。


ロールスにおいて、「マグノリア」と人気を二分する「パーチメント」レザー。
「マグノリア」は花の名前、「パーチメント」は、「羊皮紙」のこと
どちらも、クリーム系の色で、ロールスには、よく似合う。

当個体、渋いのが、「スプルース」=「針葉樹」=「ダークグリーン」レザーの 使い方、
ダッシュ上部とハンドル廻り、、さらに、カーペットも「ダークグリーン」で 揃えている。
この控えめな「グリーン」の使い方が、外装色に 少しだけ混ざる「グリーン」と よくマッチしている。

コンディションも お写真のとおり、申し分なし◎。
どこもかしこもキレイ!

もち、お約束の「コノリー」レザー、、
いまや見ることは出来ない(2002年末でコノリー社は自動車メーカーへの革供給業務を停止)コノリー張り、、ビニールやプラスティックの類いは、ほぼ使用されていない。

96年からのモデルは、内装も一新され、ロールス・ロイス・4ドアサルーンモデルとしては、初めてセンターコンソールがダッシュに繋がった。
これは、スパーは、完全なショーファードリブンの車ではない、ってことをメーカーも暗示させたってこと。
ショーファードリブンの場合、運転手は後部シートに座るオーナーのドアを開ける際、左右どちらのドアからも内側から降りられる必要がある、、つまり、センターコンソールが切れていなければ、運転手が移動しずらい。
後ろにだけ乗るなら、リムジンが正しい(スパーは、リムジンではない)。

コーニッシュは、先駆けて86年から、センターコンソールがダッシュに繋がったが、もちろん、コーニッシュは、オーナーが後ろに乗る車ではない。
で、スパーも、オーナー自ら、堂々とハンドルを握ってよし。
運転手に見られそう、って?、、後ろにお乗りになるオーナーは、とっくに、正しいリムジン(ファンタムやパークウォード)の後ろに お乗りになっているので、ご心配なく。

もう一つ、96年以降のSZ系モデルの内装で特筆したいのが、、
「バーウォールナット」張り部分の面積の拡大、、

センターコンソールが繋がったお陰もあるが、、高級感UPとともに、より、クラシカルになった。
オーディオ部を「ウッド」のフタで隠したり、灰皿部を「ウッド」で隠したり、、芸が細かい。
左右シンメトリー張りウッドの伝統工芸も健在。

後部のエアコン吹き出し口が追加されたのも96’以降から、、些細なことだが、後ろに座る方にとっては、素早くエアコンの恩恵を受けられることになった。
リア・シートも、パワー&シートヒーター付き。

また、当個体、ほとんど見たことがない「メッキ・メーターリング」が 全ての計器に取り付けられている。
ディーラーのオプション設定にも なかったように記憶しているが、、
これは、相当に 好ましい装備である。

生粋のロールス・ロイス製V8・OHVエンジン。

ギャレット社のタービンを積むライトプレッシャーターボは、誰もが認めるベストマッチング。

100万マイル耐久設計と呼ばれ、恐ろしく屈強な、このエンジンは、「ベントレーアルナージ」シリーズに引き継がれ使用された。(2009モデルまで)

このエンジン、オーナー様が生きてるうちに壊れることはない。
自身で100万マイルも死ぬ前に乗ることができれば別だが、、。

本物のロールス・ロイスという車は、航空機エンジンのような精度と素材で作られていた。
事実、ロールス社は、航空機エンジンを作っている。
超音速民間旅客機「コンコルド」のエンジンもロールス・ロイス製、、60年代に設計された、あのエンジン、、1969年の初フライトから2003年11月26日の最終フライトまで、一度もエンジン・トラブルはなかった。(*2000年に一度、墜落したことがあるが、、あの事故は、滑走路に落ちていた金属片でタイヤがバースト、、その破片がエンジンにぶつかっておこった事故、、エンジン本体のトラブルではない)
コンコルドの機体エンジン部分には、車と同じ、ロールス・ロイス・マークが描かれていた。

ロールス社を訪問した際も「クルー」工場内で、航空機エンジン・パーツの一部を作っていた。
工場内を案内してくれたロールス社の広報の方 曰く
「自動車のエンジンを作るのも、飛行機のエンジンを作るのも 弊社にとっては同じことです」


スタンダードの4ドア・サルーンにして、職人の魂が宿る。

「シルバースパー・ターボ」、、本物のロールス・ロイスである。





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ロールスロイス ベントレー スペシャリスト
株式会社 シーザー トレーディング

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