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| Model |
ROLLS・ROYCE
CORNICHE W
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| Year |
1993
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| Exterior |
WHITE
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| Interior |
TAN・LEATHER(PARCMENT・PIPING)/TAN・TOP |
| price \ |
12.000.000 |
| Mileage |
62.993Km |
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| Ammenities |
US新車並行 左ハンドル
V8 OHV 6.75L 4速コラムAT
全長:527cm
全幅:186cm
全高:152cm
車両重量:2410kg
フル電動オープン(リア・熱線入りガラス・スクリーン)
Fパワーシート(シートヒーター+メモリーシート(4人分)+ランバーサポート付)、エアバッグ、
オートエアコン、フロントスポイラー、ドア内張り「ウッド張り」、純正ムートンマット一式、
他フル装備
・インダッシュHDDナビ・地デジTV(カロッツェエリア VH9990)
・バック・カメラ
・フロント・カメラ
・ETC車載器
内外装機関ともに走行距離を感じさせない超極上車!
車検:平成24年12月18日まで
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| COMENTS |
「コーニッシュW」。
「マリーナ・パークウォード」コーチビルド(以後、MPWに略)の傑作「コーニッシュ」。
歴史に残る大作のファイナル・シリーズであるから、、まずは、、、。
「コーニッシュ」の名は、南フランスのモナコ近郊を走る「コーニッシュ」と呼ばれる湾岸道路の名に由来する。
地中海を望むリビエラ海岸の断崖沿いを走る「コーニッシュ」ロードは、息を呑むほど美しい。
中でも、ナポレオンが造った「グラン・コーニッシュ」道路は、有名で、この道を走ることが組み込まれたツアーも多い。
世界中のVIPが別荘を持つ、この地で、コーニッシュ・ロードを走らせることをイメージして生産されたモデルが、まさに「コーニッシュ」なのである。
同じ、南フランスの地名に由来する「カマルグ」同様、「MPW」伝説のリゾート・シリーズである。
「コーニッシュ」、、その歴史は、
1967年に、4ドア・サルーンの「シルバー・シャドウ」をベースにMPWによってコーチビルドされた「MPW・ドロップ・ヘッド・クーペ」に始まる。
その後、マイナーチェンジと共に、1971年「コーニッシュ」の名称となる。
*少々、マニアの方のための解説・・・
「コーニッシュ」という名称自体が、初めて使われたモデルが登場したのは、1939年のことである。
ギリシャ人レーシングドライバー「N・Sエンビリコス」が、ベントレー・マークX(39年から41年)のシャーシにフランス人デザイナー「ジェルジュ・ポーラン」に描かせた空力特性に優れたボディを載せた。この、当初、一個人の発想から生まれた、マークXの高性能仕様を「コーニッシュ」と呼んだ。
マークXの「コーニッシュ」計画は、戦争により頓挫し、4台のプロトタイプのみの生産で終わる。
戦後、再度、ベントレーの高性能版プロジェクトが発足する。
この計画を「コーニッシュU」プロジェクトと呼んだ。
1946年に発表されたベントレー「マークY」をベースに、空力特性に優れたデザインが研究され、計画は進められた。
そして、1951年、ついに、、総アルミ・流れるような素晴らしいボディデザインを持つ、最初の「コーニッシュU」が完成する。
ナンバープレート「OLG490」、、偶然に付けられた このナンバーで、愛称が「Olga」・・・オルガ・・そう、この「コーニッシュU」こそ、戦後ベントレーの最高傑作と誰もが認める、HJマリナーの「Rタイプ・コンチネンタル」最初の一号車だったのである。このモデルは、1952年から1955年の間、Rタイプ・コンチネンタルとして193台が市販され、現時点では国内に3台、当社にも1台住んでいる。
さて、本題のコーニッシュの方に話を戻そう、、
1986年には、室内のマイナーチェンジ(センターコンソールがダッシュに繋がるなど)とキャブからインジェクションへの変更が行なわれ(その他、ラジエーター、オイルクーラー変更等、数々の改良が施されているが、長くなるので割愛)、「コーニッシュ2」に、、
1990年、機関系の改良、自己診断機能を持つインフォメーションパネル(ボッシュ製)の採用、室内造作の若干の変更等、、更なる改良が行なわれ「コーニッシュV」に、
1992年、幌のフル電動化と4速ATへの進化で当「コーニッシュW」と、その外観を殆ど変えることなく進化し、1995年に惜しまれつつ、全ての生産を終える。
当車両は、1992年から1995年の4年間にのみ生産され、ファイナル・シリーズとなった「シリーズW」で、
生産台数は、トータル「219台」。
「コーニッシュW」は、前期モデルと後期モデルに分類される。
前期モデルは、92年と93年式(生産台数:114台)
91年までの「シリーズV」からの主な進化箇所(違い)は、
・3速ATから4速ATに
・幌:キャッチ部・手動で開閉から、フル電動に
・幌のリアスクリーンが、ビニールから熱線入りのガラスへ
・塗料がラッカーからウレタンに
後期モデルは、94年と95年式(生産台数:105台)
前期Wから、更にプラス
・Wエアバッグに
・ダイレクト・イグニッション・システムに(エンジンルーム内は一変)
・足回り:オートライド・サスペンションの採用
「シリーズ4・コーニッシュ」は、シリーズ中でも、もっとも希少で価値のあるコレクターズ・アイテムであるが、、
国内ディーラー物のコーニッシュWは、8台しかないと云われている。
しかも、内、1台は、大事故車(素人にとってはババ抜き)、、。
当個体のような並行車も片手に余るほどしかない。
92年発売ってことは、完全にバブル崩壊後、、、景気のよい時代なら、もっと多くのWが国内に輸入されたのであろうが、、、残念。
これを、稀少車と言わずして何を稀少車と呼ぼう、、。
93年まで、「コーニッシュ4」は、ディーラー新車価格、4300万円(税込み)!
94年には、3675万円とプラス・ダウンしたが、時すでに遅し、、
95年初頭、、突然、「コーニッシュ」生産中止のニュースが、、
しかも、このニュースは、一部のマニアしか知らなかったはず、、。
当然ながら、、
私は、あわてて、「コーニッシュ」最期の生産風景を見学するべく(コネクションを使って)、
ロンドン行きのチケットを購入することになるが、、、これは、また別の お話、、。
さて、当個体
93年に、おそらく、、カナダから新車で持ち込まれた 93年モデル。
カナダ仕様と思われる理由は、メーターパネルが、外km表示、内マイル表示、、だから。
複数オーナーであるが、、その誰もが大切にされてきたことが車を診れば、、分かる。
もっとも、高額で、マニアックで、コレクターズ・アイテムな、「コーニッシュ4」を買って、大事にしないオーナー様などいないだろうが、、。
前オーナー様は、平成15年から所有、全てではないそうだが、整備明細、記録簿なども残されている。
一通りの整備は施されているが、最近、一番お金が掛かったのは、ミッション・オーバーホールだったそう、、。ミッションを見て見ると、、まるで、新品のよう、、明細が残っていないが、オーバーホールじゃなくて、ミッションごと新品交換したのではなかろうか??
注)当個体、積算計(アナログ計)は、11.925kmとなっているが、これは、違う。
実走は、デジタル(ウラロム)表示の62.993kmである。
62.993km−11.925km=51.068kmの時に(誤差はあるが)、メーターを交換してるか、積算計を巻き戻している。
思うに、前オーナー様が平成15年に購入した折、Okmから、お乗り出しになったのではなかろうか?
今となっては、どうでもよいことだが、、当個体、11.925km走行の車として流通しても、問題がないほどのコンディションを誇る。
次のオーナー様には、実走だけ、ご確認いただき、気分的には、1万キロ走行の車を乗り始める、、で宜しいと思う。
実走が表示しているデジタル計は、通常、表れない(操作で見えないようにも、見えるようにも設定できる)。
この設定の仕方を知っているのは、ごく僅か。
、、想像するに、、当個体、車検証上の走行距離も、平成20年:10.500km、平成22年:11.700kmと記載されているから、うち以外の車屋さんなら、メーター表記の走行距離で販売していた可能性は高い、、。
さて、滅多に入庫することのない「シリーズ4」
下記より、写真79枚と共に、更に 詳しく↓
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外装は、「ホワイト」。
日本では、ダントツ一番人気の「ホワイト」。
ボディサイドには、内装色に合わせた「タン」色の コートラインが2本入る。
前述のとおり、92年式からウレタン塗料を採用、もち、伝統の鏡面仕上げは変わらず。
当個体、すでに小キズなどがあった箇所はリペイント済み、万全。
艶は、新車時のまま!キレイ。
コーニッシュの最大チェックポイントである幌のコンディションも、まったく問題なし。
当個体の特徴は、幌の素材が「ジャーマン(布)」であること。
通常は、エバーフレックス(強化ビニール)であるが、オプションで、「布」は存在した。
幌素材専用の防水性に優れた品物であるが、選択された方は、稀である。
久しぶりに「ジャーマン・トップ」の「コーニッシュ」を見たが、、これが、なかなか、、高級感は、こちらの方が上だ。
幌の手入れは、布もビニールも同じ。
汚れたら、ブラシに洗剤つけて、ごしごし(少しだけ やさしく)こすれば好い。
コーニッシュ4で、初めてフル電動となった「幌」、、、これに伴いリアスクリーンは、以前の「ビニール」から「ガラス」となった。
このガラス・スクリーン、熱線入りで、曇ることことも無くなり、リアの視認性は格段に向上している。
外見上でも、このガラス・のお陰で、一目で「シリーズ4」と認識できる。
オプションのフロントスポイラー付き。
「コーニッシュ4」は、伝統の開閉部アルミ・ボディ
ドア、トランク、ボンネット、給油口にいたるまで、「アルミ」製
ボディを長持ちさせるために、サビやすい開閉部を アルミとしてわけだ。
この ユーザーには伝わらないコストUPの伝統は、2ドア・モデルでは「コーニッシュ4」が最期、4ドア・サルーンでも、「ターボRT」、「スパーターボ」など 98年モデルで終わりを告げる。
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内装は、「タン」レザーに「パーチメント・パイピング」。
オープンカーにおいて、色目の濃い「タン」レザーは、正解であろう。
汚れが目立たない。
これに、ホワイトではなく、「パーチメント」のパイピング・カラーを選択しているところが渋い。
このカラーパターンだと、通常「ホワイト」パイピングとくるものだが、、このパイピングのカラーを「パーチメント」としたことで、室内の雰囲気は、より いっそうシックに、、で高級感も増している。
入庫時、シート・レザーには、一部に若干のスレ箇所があったが、すでに、スーパー修復職人さんの手で、リペア済み、、文句のない仕上がりである。
お約束のコノリー社製・最上級品レザーを十数頭分使用して張られている。
ウッドも最上級・・コブ目が細かい「バーウォールナット」を使用、1990年モデルより、ウッドの縁には、象嵌細工が施される、、これがキレイなのも、コーニッシュV・W、人気の一つ、、。
当個体、オプションで、ドア内張りの2ケ所を「ウッド張り」としている。
これは珍しいオーダー例で、他で見かけた記憶がない。
ウッドのコンディションも極めて よろしい。
1995年に、ロールス社を訪問した際(コーニッシュの最後の作りを見学するために)、革を裁断するところ、ミシンで革を縫うところ、張るところも実際に見てきたが、、各、専門の職人によって行われる その作業は、正に感動ものであった。
コノリー社がロールス社の厳格な注文に答えるために作られたとしか思えない最上級レザーは、有刺鉄線で牛にキズが使いないように、石垣で囲まれたスカンジナビア半島の牧場で、革をとるためだけに飼育された牛の革、更に、その中でロールス社献上用に厳選された品だ。
そのため、同じコノリーレザーでも、ピンキリ、、他メーカーでも、コノリーレザーを使っていたモデルがあったが、ロールス社に納品されるレベルのものではない。
当時のロールス社は、1mmのキズでも革についていたら使わない(もっとも、そんな品はコノリー社が納品しないとのこと)。
コノリー社がロールス社に初めて「革」を納品した際、500枚中499枚が返品された・いう逸話があるが、外注先の仕事にまで、自社のクォリティを求めるロールス社であるから、あながちウソではあるまい。
巨大な革の 中心部しか使用しない、、当初、「十数等分の革を」、、はマユツバものかと思っていたが、実際に作業工程を見た後の感想は、、「これでよく、十数等分の革で足りるな、、」。
コノリー社が自動車メーカーへの革供給をやめてしまった(2002年末で)現在、この革が張られた車は、もう中古車でしか手に入れることはできない。
また、「コノリーブラザース」社のような 異常なほど職人気質の高いレザーメーカーも 現れることはあるまい。
当個体、インダッシュのHDDナビ(地デジTV付き)が奢られている。
しかも、バック・カメラ連動、、便利
さらに、フロントにもカメラが!モニターに連動している。
このフロント・カメラは、ワイド映像であるが、、便利なのは、フロント・バンパー ギリギリまで、車を壁などに寄せられること。 |
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V8 OHV 6747cc アルミ合金製エンジン
1959年発売のクラウド2から基本設計を変えず、進化を続けてきた、もはや伝説のエンジン、、
アルミ合金、ハンドビルド、、職人2人がかりで、約80時間を要して組み上げられる・・・職人曰く 「機械組みよりは精度が高いぜ!」。
ロールス・ロイス社のエンジンが他メーカーとは比較にならないほどの耐久性を誇るのは、設計の好さ、使用する素材はもとより、卓越した職人のスーパー研磨技術、精度の高い組み上げ技術によるところも大きい。
この技術があったからこそ、航空機のエンジンにも進出できたのである。
93年モデル
この年が、美しい V8エンジンのカムカバーをエンジン・ルームに見ることのできる最後。
94年モデルからは、ダイレクト・イグニッション・システムの採用で、エンジン全体がプラステックのカバーで覆われ、エンジン・ルームの風情は一変してしまう。
このエンジンは、当社が もっとも得意とするところ、
整備力にかけては、世界でも負ける気がしない。
この個体の走行距離など、慣らし運転終了 程度のもの、これから、やっと 本領発揮ってエンジンだ。
いまでさえ、絶好調であるが、ご契約後には、怒涛の「240項目 点検・整備」を施した上、ご納車させていただく。
総生産台数「219台」
そのうち 僅かな台数が、まだ 日本に住んでいる。
世界中のロールス・マニア垂涎の「シリーズ4」
手に入れた瞬間から、人生が変わるほど すごい車である。
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