Model ROLLS・ROYCE  

SILVER SPUR U

Year 1991
Exterior TUDOR・RED (チューダーレッド)
Interior MAGNOLIA・LEATHER (マグノリア)/ St・JAMES・RED(セント・ジェームスレッド)Pipnig
price \ 3.300.000
Mileage 11.318km
Ammenities ディーラー車 右ハンドル 1オーナー

V8 OHV 6747cc 3速コラムAT 

全長:538cm
全幅:189cm
全高:148cm
車輌重量:2290kg
定員:5人


装備:
パワステ、パワーウインド、全席パワーシート、Fシートヒーター+メモリーシート(4人分)+ランバーサポート、オートエアコン、ピクニックテーブル、ムートンマット一式
・CDプレーヤー、他フル装備

スペシャル・オーダー

・バーズアイ・メイプル ウッド
・内装コンビカラー


内外装機関共に走行距離を感じさせない超極上車。 


車検:2年付き渡



COMENTS
「シルバー・スパーU」

解説:

1965年から1980年の間に生産された「シルバーシャドウ」の後継モデルとして、1980年に登場した「シルバースパー」(ロングホイール)。
1998年登場の「シルバーセラフ」にバトンを渡すまで、、98年の前期までオーダーされた、このモデルは、ロールス社の社内コードに因み、「SZ系」モデルと呼ばれる。
シャドウの丸みを帯びたボディラインから、一気にエッジの効いたシャープなボディデザインに変更されたが、、
これで世界中の自動車メーカーの高級車が四角いカタチとなったと言われている。

発売以来、「必要とあれば、即座に改良を加える」というロールス社の伝統のとおり、「SZ系」モデルにも、毎年のごとく、改良が加えらていく。
生産途中の1985年には、創業(1904年)以来の通産生産台数が、10万台を突破するが、冷静に考えると、、、およそ80年かけて10万台・・・この台数は、トヨタ自動車が 僅か1週間ほどで生産する台数と同じなのだ!
この時代、ロールス社は、世界一効率の悪い「ステキな生産ライン」を持っていたのである。
ロールス・ロイスの製造工程を見学、もしくはビデオなどで見たことが有る方なら、すでに、ご存知のとおりであるが、この車を作りあげるのには、世界一時間が掛かる・・当然のことである。

発売から10年、1990年:「シルバースパー」は、「シルバースパーU」に進化する。
コンピューター制御のインジェクション(ボッシュ製)に自己診断機能を備えたインフォメーションパネル、、足回りには、100分の1秒で傾きを自動制御する「オートライド」機能付きサスペンションが奢られていた。
中でも、「オートライド」は、「ロールスがロールしなくなった」の名文句で有名である。

シルバースパーUは、1990年から1993年までの間に「1658台」を生産する。
1989年から1991年にかけては、日本バブル景気のピークで、過去最高のロールスが輸入されてきた。
イメージとしては、、おおよそ、日本国内には、1904年から1988年の間に約2000台のロールスしか輸入されていなかったが、1989年から1991年の3年間で、約2000台が輸入されてきた。(ベントレーも含む台数)

が、現在(平成22年3月時点の資料)、日本に住んでいる(ナンバー登録されている)ロールス・ロイスの保有台数は、
1904年から1991年まで、全てトータルしても「1.045台」、、しかない。

この台数には、全てのロールス・モデルが含まれている。
多くは、海外に戻って行ったし、走行距離が伸びすぎ、メンテンスも怠ってきた個体や事故車は、パーツ取り車となり市場から姿を消した。

更に、SZ径4ドア・モデルの、1991年以前モデルで当社で扱うほどの個体は、もう、ほとんどない っと言ってもよいほど、まともな個体が残っていない。
当社仕入れ基準を満たす個体など、、10台見て、1台くらいであろうか、、、
流通価格が あまりにも安くなりすぎて、正しい保守・管理がなされている個体が激減してしまったのが原因であろう。
あと10年以内に、正しい個体を探すのは、ほとんど奇跡的 といったときがくるはずである。


ディーラー新車時価格:30.500.000円
これに、消費税、登録諸費用が別途、、
新車3000万円オーバーの車は、新車2000万円級の車とは、まったく次元が異なる。
平たく言うなら、現行の2000万円級モデル「フライング・スパー」なんかとは、ぜんぜん作りに金のかかりようが違うのである。
何年のときが経とうが、、たとえ、流通価格が下がろうが、その「価値」は いささかも変わるものではない。



さて、当個体、

ディーラー車・右ハンドル、、
なんと、1オーナーで、走行:11.318km!

それでいて、ちゃんと 走行距離なりの◎コンディションを誇る。
前オーナー様、生真面目な方のようで、ばっちり 定期点検も行っている。

新車登録 91年11月

新車から3年間は、ディーラー保障期間であるから、記録簿はないが、
その後、

・94年12月 :6.628km
・96年12月 :7.333km
・98年12月 :7.980km
・01年 1月 :9.119km
・03年 1月 :9.549km
・05年 8月 :10.805km
・07年 8月 :10.923km
・09年 7月 :11.023km

全て、ディーラー協力店の整備工場での記録簿が残されている。
正直、ロールスほど過剰品質な車は、これほど まめに定期点検に出す必要などないのであるが、、オーナー様の愛情であろう。次のオーナー様にとっても、感謝するしかない 溺愛ぶりである。

多くの場合、機関に これほど気を使われる方は、車自体も大切にする。
当個体は、その典型例、、内外装も 驚くほどに キレイである。
外装を見ても、内装レザーの状態を見ても、ウッドの状態を見ても、、唸らせるコンディション、、これは、保管されていた
車庫環境も よほど よかったに違いない。

そして、、なにより
内外装のカラーが 素晴らしい!

「チューダーレッド」も大正解であるし、
内装の配色センスも タダものじゃない。

「右ハンドル」選択というのも いかにも英国車に精通していらっしゃることが伺える。

それでは、


詳しくは、下記より、写真68枚で!

外装は、「チューダーレッド」。

ソリッドの濃い目の「レッド」。
このカラーは、限定車「MPWスパー」の多くに採用されたカラー(この色か、もしくはボルドーの2択)で、90年.91年を象徴するといってもよいカラーである。
個人的好みとしても、ドストライク
今なら、こんな遊び心のあるカラーを新車でオーダーできる 粋人は いないのではなかろうか、、。

塗装コンディションも、まったく問題なし。
艶も 失われていない。  相当に キレイである。


全長:538cm、、「シルバースピリット」の10cmロングホイールで、リアドアが10cm長くなっている。つまり、運転席の居住空間は、スパーもスピリットも同じで、スパーの方が、後部空間が10cm分 広い。
この10cm分で、新車価格では、スパーの方が300万円も高かった。

「スピリットU」の生産台数は、「1152台」、「スパーU」が、「1658台」であるから、4対6の割合で、スパーUの方が売れた(人気があった)ことになる。
スパーは、リムジンではないので、新車時から多くのオーナーが自らハンドルを握るために購入したはずであるが、、たまには、誰かに運転させて後部シートで王様気分を味わってみたり、いざと言うとき、どうどうと後部シートにゲストをエスコートできる、という多様性が好まれたものと思われる。

運転してみると、、、
車高が高い・というより、シート着座位置が高いため(パワーシートでシートは上下10cmほども動くし)、目線が高く、やたらとハンドルも切れるので、538cmの大きさも、まったくストレスに感じない。

「目線が高い」:ロールス社の車は、昔から、信号待ちで止まったときなど、、隣の車を見下ろしていないと気がすまないらしい、、。



内装は、「マグノリア」レザーに「セント・ジェームス」コンビ・レザー


ご存知、「パーチメント」と人気を二分する人気カラー。
ロールス系は、このクリーム系の内装色が好く似合う。
これに、スペシャル・オーダーで「センス・ジェームスレッド」をコンビ配色。
外装色と 合いまって、完璧と称えたいセンスである。  スタンディング・オベレーション!パチパチ

そして、この走行距離なら当然ながら、、この内装コンディションの良さも特筆ものであろう。
レザーは、もち、コノリー社レザーの中でも最上級品、、牛18頭分ほどが使用されている。
ダッシュボード、ドア内張り、サンバイザーなどは、もとより、ウェリントンのカーペット縁取りに使われているレザーまで、コノリーレザーである。

ウッドが、、また、渋い。
「バーズアイ・メイプル ウッド」とくるが、
確かに、この内外装カラーで、ダークな色調の「バーウォールナット」は似合わない。
ウッドの状態も、これまた 素晴らしい。


当個体においては、あれこれ説明をする必要は、、見当たらない。 実車を 見て頂きたい。


素晴らしくキレイなエンジンルーム!


エンジンは、言わずと知れたロールス製・総アルミ合金・V8 OHV 6747cc。

1965年デビュー、ロールス製V8、当初6230ccであった排気量を1970年:6747ccに、、
それから現行のアルナージまで排気量、基本設計を変えることなく使用され続けている もはや伝説のハンドビルド・エンジンである。
100万マイルは持つと言われる このエンジン自体に もはや説明は不要であろう。
オーナーより、長生きするエンジンなので、あれこれ考える必要はない。
イコール当個体くらいの走行距離など、イギリス人にとっては馴らし運転ほどにもならないし、その前に 信じないであろう。
論外は、機関系に、ほとんど、もしくは、まったく整備がされていない個体、、、たしかに、国内には、多く存在するが、当社は、扱わないので関係ない。

ロールス・ロイス(ベントレー)には、年式、モデル、走行距離ごとに、、整備ポイントがある。
と言っても書き出せば、相当な量になってしまう(弊社の車輌チェック項目は240項目もあるし、、)
ただ、この年式の個体なら、、中でも重要なのが、全輪のブレーキとリアのサスペンションに使用されている油圧システムのパーツで、フロント・エンジン下部にある「メインアキューレーター」2ケとリアサス上部にある「ガスショック」2ケ、であろうか、、どちらも、パーツ自体はグリーン色の鉄球であるが、、ほとんど、もれなく、この4ケは交換することになる。
窒素ガスと油が高圧で入った球体(スフィア)で構成される「メインアキュームレーター」は、スフィア内の圧が、じょじょに抜けて、およそ2年ほどで交換時期がくる。
この圧が、まったく無くなってしまうとブレーキが効かなくなる(その前にブレーキの効きが甘くなる。で、オーナー自身体感できるので安心)ので、超重要。

リアの「ガスショック」も、同じような理屈のもので、エンジンVバンクの中央前後に2個ある油圧モーターでオイルを送っている、、、シトロエン(例えばDS)のように、全面的に依存したものではないので、圧がなくなったところで、車体が完全に沈み込むようなことはなく、逆に上がる、、そうして、リアが跳ねる・・現象となる。乗り心地も最悪となるので、これも重要パーツ。
文章で説明すると難しいシステムのように感じられるかもしれないが、、構造は、至って単純明快、ロールス社らしい安全を重視したシステムで、、シトロエンの特許を一部に使用しているが、シトロエンの「ハイドロ・ニューマチック」のシステムとは、異なる。

まっ、メカニズムに ご興味のある方は、当社のメカニックから、詳しーく、ご説明させていただく。
ご興味のない方は、当社にお任せ頂き、なにも考えないでOK。
ただし、この油圧システムの為に使用されるカストロール製の「ミネラル・オイル」だけは、定期的に補充する必要があるもの(インフォメーションパネルで教えてくれる)なので、オーナー自ら、「継ぎ足す」作業をしていただいた方が好い。
ご納車時には、必ず「予備オイル」をトランクに積んでおく・・・ラジエーター水を補充するのと同じようなことなので負担はないし、オイル補充程度のことで工場まで持っていくのでは大変、だから、。
あと、もう一つのポイント、、エンジンをかけるまでに「3秒待つ」、、。
これが待てないと自己診断機能を持つ「インフォメーションパネル」を壊してしまう場合がある。

ロールスの場合、前述のとおり、、正直、車が頑丈なので、半年ごとの定期点検なんてのも必要ない。
特に90年式以降モデルは、インフォメーションパネルで走行距離を記憶してあるので、アナログ・トリップメーターと合致させることで、実走を証明できるから記録簿もいらない。


当個体の目に見えない箇所(機関系)は、お客様は見る必要はない。
それは、当社のリスク。
ご納車が完了するまでは、当社が「一時預かり人」であるから、その責任を 240項目の点検整備で 全うする。
それをしておけば、その後の「一時預かり人」が苦労することは極めて少ない。



このカラー、、好き嫌いはある。
しかし、好きな方にとっては、、、

もう この個体を逃したら、次は、、ない。



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ロールスロイス ベントレー スペシャリスト
株式会社 シーザー トレーディング

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