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| 外装、「ブラック」。 「ソリッド」、、メタリックの入っていない純粋なブラックである。 ロールス社の、、とくに、この時代の「ブラック」は、深みが すごい! ブラックは、実は 色の出し方が難しいカラーである。 メーカーによって 同じ「ブラック」でも、まったく異なる。 ここまでの「ブラック」は、他メーカーでは見られない。 既に、数箇所にあった塗装ワレ(クラック)部分は全てリペアしてあるので、まったくもってキレイ! もっとも注意しなくてはならない「幌のコンディション」も申し分ない。 幌を開くには、2つのラッチを手で外すだけ、、ボタンを押すと 7秒ほどで オープンになる。 ほとんどの場合残されていない「コノリー」レザーで作られた「幌カバー」も残されている。 幌を開閉するモーターは、トランク内右隅に隠されているが、、このモーター、、えらく頑丈で、ごくたまに、専用オイル(クラバスオイル)を補充する必要はあるものの、モーター自体を交換した記憶はない。 パルテノンに鎮座するフライングビーナス(正式名称:スピリット・オブ・エクスタシー)は、手動可降式で、横や前後に倒すと、するりと下に落ちる。これは、ヨーロッパの安全基準に基づいて・のことだが、、 日本で乗る場合は、違う使い道がある。フライングビーナスを下に降ろしておけば、車に興味のない方は何の車か分からなくなる、、つまり、 目立ってはならない場所(お葬式など)にも乗っていける。 当個体のタイヤ、、面白い。 ホワイト・リボンとタンのライン、、ボディサイドに ひかれている内装色に合わせた タンの「コーチライン」とマッチしている。 まるで、この車のために あつらえたようなタイヤである。 オリジナルのタイヤ(新車時)タイヤは、、ご存知「エイボン」であるが、、、問題は、少々値が張る。 他メーカーで、いくらでも格安高性能タイヤが出ているので、、お好みでいかようにも、、。 |
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| 内装は、「タン」レザー。 イギリス車では、ポピュラーなカラーである。 もっとも濃いベージュ系カラーで、最大のメリットは、汚れが目立たないこと、、。 その お蔭もあってか、いまだに、このキレイさ! 革自体の劣化、損傷もなく、この先、最低30年は持つであろう。 伝統の「バー・ウォールナット」張りのパネル類、、美しい、、 しかも、当たり前のクラック(ひび割れ)さえ、見受けられない。 室内に座って、、このウッドだけ 眺めているだけでも 十分満足、、時が止まる。 圧巻、内装には、コノリー社製・最上級品レザーを十数頭分使用して張られている。 コノリー社の最上級レザーはロールス社にしか納品されない。 ウッドも最上級・・コブ目が細かい「バーウォールナット」=樹齢80年以上ものの胡桃の木の根っこをスライスしたものを合板に貼り付け磨く、、1990年モデルより、ウッドの縁には、象嵌細工が施される、全て職人仕事、これがキレイなのも、コーニッシュV人気の一つ、、ぐっと豪華になった。 1995年に、ロールス社を訪問した際(コーニッシュの最後の作りを見学するために)、革を裁断するところ、ミシンで革を縫うところ、張るところも実際に見てきたが、、各、専門の職人によって行われる その作業は、正に感動ものであった。 コノリー社がロールス社の厳格な注文に答えるために作られたとしか思えない最上級レザーは、有刺鉄線で牛にキズが使いないように、石垣で囲まれたスカンジナビア半島の牧場で、革をとるためだけに飼育された牛の革、更に、その中でロールス社献上用に厳選された品だ。 そのため、同じコノリーレザーでも、ピンキリ、、他メーカーでも、コノリーレザーを使っていたモデルがあったが、ロールス社に納品されるレベルのものではない。 当時のロールス社は、1mmのキズでも革についていたら使わない(もっとも、そんな品はコノリー社が納品しないとのこと)。 コノリー社がロールス社に初めて「革」を納品したさい、500枚中499枚が返品された・いう逸話があるが、外注先の仕事にまで、自社のクォリティを求めるロールス社であるから、あながちウソではあるまい。 巨大な革の 中心部しか使用しない、、当初、「十数等分の革を」、、はマユツバものかと思っていたが、実際に作業工程を見た後の感想は、、「これでよく、十数等分の革で足りるな、、」。 コノリー社が自動車メーカーへの革供給をやめてしまった現在、この革が張られた車は、もう作ることはできない。 当個体、 オプションの「ピクニック・テーブル」が選択されている。 このモデルの特性上、後部シートに座って ピクニック・テーブルを広げる機会は、非常に少ない。 だが、これがあるとないとじゃ ぜんぜん高級感が異なる。 両面ともに「バーウォール・ナット」張り、廻りに象嵌細工が施せれ、、中心から左右シンメトリー模様、、いい仕事してますね〜 あっと、ナビが現在 付いてるには付いているが、、これはDVD、、古い。 ナビ依存症の方なら、最新のHDDインダッシュ・ナビへ交換したほうが好い。 なんでしたら、お勧め機種をアドバイスさせていただきますので、、。 |
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| V8 OHV 6747cc 総アルミ合金製エンジン 既に語りつくしてきた感のある、もはや伝説のアルミ合金製ハンドビルド・エンジンであるが、このエンジンの屈強さは、専門店として20年以上の歴史を持つ当社が一番よく知っている。 もっとも得意なエンジン、機関系である。 100万マイル耐久と言われる、このエンジンの過剰な耐久性からすれば、当個体の走行距離など慣らし運転程度にすぎない。 当個体、走行距離が伸びているせいで、価格は安いが、どこかが悪いわけでない、、もち、機関系も問題ない。 シトロエンの特許を一部に使用する油圧ブレーキとリアサス、、 ブレーキオイル・タンクは2つあり、一つが故障しても片方で75%のブレーキ性能を残す、、更に、ブレーキ・ホースは4輪全てに2本づつ配置、 一つのホースが仮に切れたとしてもブレーキが効くという懲りよう。 航空機のような発想と金の掛けようである。 正しい保守管理と正しい点検整備を怠らなければ、孫の代まで軽く乗れる。 もち、その間の維持費が高額過ぎるのでは悲しい、、 当社は、ベースが販売店であるから、整備部門においては、如何に、お客様に安く維持していただくか、、、が勝負、、腕の見せ所と心得る。 そのための日々の努力は惜しまない、、海外から如何にパーツを安く輸入するか、、安価に代用できるパーツはないか、、オーバーホールできるものは新品交換する必要なし、、などなど試行錯誤を20年続けて現在進行形だ、、その進化は、、例えば、昨年の当社のレベルではない。 とは言え、天下のロールスのパーツは、本当に良い(高い)素材、もしくはハンドメイドで手間の掛かっているものなど・なので、決して国産車級に安価というわけにはいかない。 維持費=金の掛かり具合には、同じ金額でも心情的、金銭感覚的に個人差がでるのは必然。 「維持費の覚悟」として 1km当たり:100円 1000km当たり:10万円 3000kmで、30万円、5000kmで50万円 くらいの消耗品交換費用(=修理用貯金)を覚悟できない=高額と思われる方は最初からロールスに乗らないほうが賢明であろう。 例えば、車検で、あちこち整備、消耗品パーツを交換して30万円・と聞いて「ひぇー高い」と思うようなら、もう確実に止めておいた方が好い。 因みに、 当社では整備入庫(車検でも)の場合、事前に お見積もりを作成、やるべし項目を相談、確認してから着工するので、作業完了後に初めて金額が分かる・なんてことはない。 ロールス、、特にコーニッシュ・クラスの重要文化財ともなると、正しく後世に残す必要がある、、所有者は、その車の永い寿命から考えれば「一時預かり人」でしかない、、 その任を所有している期間まっとう出来る人物こそがオーナーに相応しい。 当個体、機関系にも、正しい整備が施されていて絶好調であるが、そこは、こだわりの当社、納車整備時には再度、240項目のチェックシートに基づき点検、整備を施し、私自身が納得した上で、ご納車させて頂く。 *ご納車までには1ケ月以上を要します。 桜の季節、紅葉の季節に オープンにしてコーニッシュを走らす。 世界の「コーニッシュ乗り」でも味わえない 日本の「「コーニッシュ乗り」だけの特権 この夢のような至福のときを 人に教えてしまうのは 少々 もったいないか、、。 |