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| 外装は、「ホワイト」。幌「ホワイト」 日本では、昔から 絶対的人気を誇る「ホワイト・コーニッシュ」。 さらに幌も「ホワイト」 これに、内装「セント・ジェームス レッド」と くるのが最強人気の組み合わせである。 塗装コンディションも、奇跡的 といってよいほど◎。 コーニッシュの最大チェックポイントである幌のコンディションも近年稀といっていいほど、、、というより、まったくもって問題がない。 もっとも、幌がだめな個体は(ベースがよほど好い場合以外は)、張替えに膨大な費用を要すので基本的に仕入れない。 幌を開けるには、2ケ所のラッチを手で外し、センターコンソール上にある開閉用スイッチを押すだけ、、 スイッチを押してから完全にオープンになるのに「7秒」、 閉まるのにも「7秒」、、(当個体調べ)。 この「幌」、、オープンカーの中でも、もっとも「お金」が掛かっていると思われる、、幌の厚みは一番薄い部分でさえ5cm以上ある。 外張りは「エバーフレックス」のレザー風ビニール、内張りは、高級服にでも使いそうなフランネル、、更に中には、厚い防音断熱材が入っている。 リア部分ボディ側(見えない箇所)やリアスクリーン上部角には、宮大工の職人さんが作ったような1台あわせの樫の木が使用され幌を留めている。 1960年代から変わらない造作(細かいディテールは年式で異なるが)で、、クラシカルな「コーニッシュ」にはベストな素材と作りこみである。 仮に「張替え」る場合、弊社は、オリジナル素材で張り替えないと気がすまない、、国内で入手したような素材で張り替えられたコーニッシュは30m先から たたづまいが違う。 困ったことに、メーカーから供給される「幌キット」も よろしくない。 コーニッシュの幌は新車製作時、1台づつ合わせの手作りであるから、「キット」=すでにカットされている幌生地では、細部が微妙に合わない。 アメリカなんか売っている「社外キット」は、ひどすぎる。あれで、張り替えた日には、車の価値が暴落する。 では、どうするか、、 正解は、「エバーフレックス」のオリジナル生地を「ロール」で仕入れて、国内のMPW職人的 おやじさんに 、同じ手法(ステッチの縫い方までオリジナルに忠実に)で張ってもらうのだ。 そういう匠の手に掛かると、、張り替えたことが まったく分からないほどの仕上がりをみせるが、安くはない。 ロールス(コーニッシュも)は、維持するのに、お金はかからないが、事故やイタヅラが恐い、、、幌でも裂かれたら大変、、で、車両保険ご加入をお勧めする。 幌を開閉するモーターは、トランク内右隅に隠されているが、、このモーター、、えらく頑丈で、交換した記憶がない。だが、このモーターに使う「オイル」は、「クラバス・オイル」という専門物で、、、違うオイルを入れてしまうと壊れる。 一般の方が分かる場所にはタンクが付いていないので通常問題ないが、過去、1度だけ、「ミネラル・オイル」を入れてしまってる個体を見たことがある。もちろん、当社で販売した個体ではないが、、各部のシールから、ミネラル・オイルが染み出していた。要注意。 当個体、 ホイールが変更されている。 このアルミ・ホイールは、97年の「カマルグLTD」に履いていた純正物。 新車時から選択されていたものと思われる。 このアルミ・ホイールの 印象で足元が軽快になり、ホワイト・コーニッシュと よくマッチしている。 こ |
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| 内装は、「セント・ジェームス レッドレザーに「ホワイト・パイピング」 高級感、遊び心 ともに満点の「セント・ジェームスレッド」 おまけに「ホワイト・パイピング」。 コーニッシュにおいて、理想的なカラーコーディネイトの ひとつであろう。 室内は、カーペットにいたるまで、カーペットにいたるまで同色 「セント・ジェームスレッド」は、どぎつい「赤」ではない、、、室内にいると 落ち着く、癒し系の「赤」である。 低走行車なだけに、使用感も ほとんど出ていない。 これ以上のコンディションは望めない。 近年、ディーラー車・1オーナー、走行も数千キロ ってコーニッシュを査定したことがある。 一見、見かけは綺麗であったが、プロ的に診れば、、、見えない箇所はカビだらけ、サビだらけ、、とても当社で販売できるような車ではなかった。スペックに惑わされてはいけない。 お約束のコノリー社製・最上級品レザーを十数頭分使用して張られている。 コノリー社の最上級レザーはロールス社にしか納品されない。 ウッドも最上級・・コブ目が細かい「バーウォールナット」(80年ものの胡桃の木の根っこをスライスしたものを台木に張りつけ、磨きこんでいく)・を使用、 1990年モデル(シリーズV)より、ウッドの縁には、象嵌細工が施される、、これがキレイなのも、コーニッシュV人気の一つ、、。 匠の技による象嵌細工を含むウッド造作は、伝統工芸、、その辺の高級家具が束になっても敵うものではない。 しかも、自動車メーカー中で一番長持ちする。 コンディションも、流石に低走行車、、ウッド、レザー、幌、何処を見ても、キレイ! 1995年に、ロールス社を訪問した際(コーニッシュの最後の作りを見学するために)、革を裁断するところ、ミシンで革を縫うところ、張るところも実際に見てきたが、、各、専門の職人によって行われる その作業は、正に感動ものであった。 コノリー社がロールス社の厳格な注文に答えるために作られたとしか思えない最上級レザーは、有刺鉄線で牛にキズが使いないように、石垣で囲まれたスカンジナビア半島の牧場で、革をとるためだけに飼育された牛の革、更に、その中でロールス社献上用に厳選された品だ。 そのため、同じコノリーレザーでも、ピンキリ、、他メーカーでも、コノリー社の頂点ブランド「オートラックス」を使っていたモデルがあったが、ロールス社に納品されるのは、その「オートラックス」シリーズの中でも最上級「10%トップグレード」というブランド物 、、このレザーに敵うレザーはなかろう。 当時のロールス社は、1mmのキズでも革についていたら使わない。 戦後、ロールス社が自社でボディ製作を始める際、コノリー社が選ばれ、ロールス社にレザーを納品しにいった。結果、500枚中499枚が返品された・いう逸話がある。 そこから、コノリー社は、ロールス社の注文に答えるべく、最善の努力を重ねるわけであるが、、 革作業場で、ロールス社広報の方に聞いてみた、 その話は本当ですが?? 答えは「それは昔の話、、いまコノリー社は、そんな失礼な品は最初から納品しない」、、なるほど、、。 巨大な革の 中心部しか使用しない、、当初、「十数等分の革を」、、はマユツバものかと思っていたが、実際に作業工程を見た後の感想は、、「これでよく、十数等分の革で足りるな、、」。 2002年末、コノリー社が自動車メーカーへの革供給をやめてしまった現在、この革が張られた車は、もう作ることはできない。 当個体で、私が特筆したいものの ひとつが オプションの「グラス・セット」が欠品なく全て残っていること、、。 英国「ロイヤル・ドルトン」社のクリスタル・ボトルが2つ、グラスが4つ、ロールス社マーク入りのワイン・オープナーが2つ、、左右のドア内張りにあるBOX(フタがスライド式)に 収まっている。 このオプション、ご想像のとおり、使い道は ほぼ無い。それでいて、高額オプション、、だから、選択した方も少ない。 だが、あると、、とてつもなく豪華。 |
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| V8 OHV 6747cc 総アルミ合金製エンジン 既に語りつくしてきた感のある、もはや伝説のアルミ合金製ハンドビルド・エンジンであるが、このエンジンの屈強さは、専門店として20年以上の歴史を持つ当社が一番よく知っている。 よく、機関系の心配をされる方がいらっしゃるが、全く心配ない。 イメージとしては、ロールス・ベントレーは、アストンの2グレード上、ジャガーの5グレード上の車である。 使っているビス1本から値段もクォリティも遥かに上だ。 某有名評論家さん曰く、「ジャガーのパーツに5倍のコストを掛けたらベントレーになる」、、その通りである。 「コーニッシュ」は、60年代のクラシックカーを90年代まで作りつづけてくれていた・と考えたほうがよい。事実、ボディ自体の基本構造は、何一つ変わっていない。 しかし、機関系は時代に合わせ確実に最善の進化を遂げている。 「60年代のクラシッカー」と考えた場合、これほど安心して乗れる車が他にあろうか?、、 で、こと「コーニッシュ」においては、年式の新しいモデルほど、実用度も高いし、比例して価値も高い。 「コーニッシュ」は予算の許すかぎり高年式を狙ったほうが正解だ。 当個体、機関系にも、正しい整備が施されているが、そこは、こだわりの当社、納車整備時には再度、240項目のチェックシートに基づき点徹底的に点検、整備を施し、私自身が納得した上で、ご納車させて頂く。 走行距離が少ない個体ほど、納車整備の時間は多くいただきたい。 大体、中古車で即納・なんて、危ない話はない。 *コーニッシュV・HOW TO試乗記 このクラスの極上コーニッシュともなると、乗るのは、晴れの日に限る、雨の日は、もったいない、、。 一体で成型された丸みのあるMPW得意のドアノブのボタンを押し、ドアを開ける・・ ドアの厚みは18cmほどもあり、分厚いが、ドアはアルミ製(開閉部は全てアルミ製)、思っているほど重いものではない。 開けるときは、普通に・であるが、閉めるときには、ロールス流の流儀がある。 「6インチ」というから・・およそ15cm手前から、手を添えたまま、押すように閉める・・である。 ドアの閉め方を見ると、正しいロールス乗りであるか理解できる。 これが、メルセデスのドアを閉めるがごとく、凄い勢いで、バンッ・・なんて閉めるようでは、よろしくない。 かっこも悪いが、アルミ・ドア内部のロッドが振動で外れたりして、壊してしまう場合がある。 あくまで、やさしく・・カチャリと閉める・である。 キーを右に廻す・・まだ、セルを廻してはならない・・「システムチェック」のインフォメーションランプが消えるまで待つ、その間、約3秒(この間に本当に各部に問題が生じていないかチェックしている)、、この3秒が待てない方は、コンピューターを壊してしまうので、ロールス乗りには向かないと思ったほうがよい。 エンジンをかける、、キュルキュルとセルモーターが回って6747ccのV8エンジンが目覚める。 音は、、今となっては、決して静か・とは言えない。 ただし、この快適な「音」のお陰で、音楽なしでも、飽きずに車を走らすことが出来る。 GM400型の3速AT、屈強な上、トルク感満点、出足も悪くない。 幌クローズで走行、、3重構造の分厚い幌は、イギリス車にありがちな傘程度・のものではない・・バタつき感もほとんどない。 しばし走らせた後、木陰に車を止め、オープンにする。 エンジンがかかっていなくてもオープンにすることはできるが、バッテリーの減りとモーターの負担を考えれば、エンジンがかかっている時にオープンにしたほうが良い。 2ケ所のフックを外し、オープン用スイッチを押す、スイッチを押してから、ものの7秒ほどで幌が完全にオープンとなる。 オープンにするときのコツは、スイッチを押しながら、手で少しだけ幌を上に持ち上げてあげると好い。 スムーズにオープンになるし、なによりモーターへの負荷が軽減され、モーター自体の寿命を延ばす。 最初の30cmくらいを持ち上げるときにモーターの負荷は最大となる。 閉めるときも最後は、少し手で支える、、これは、幌のフック(留め金)でボディをキズつけないようにするため。 オープンにして走り出す。 うーん、やはりコーニッシュは、オープン走行が堪らない、、。 風の巻き込み具合は、まぐれ・であろうが奇跡的に絶妙だ。 オープンカーは数あれど、コーニッシュならではの、この感覚が味わえる車を他に知らない。 なんとも言えない爽快感、、、気取って走らせていたいところだが、、 顔のほころびを我慢するのは難しい。 当社から近所の深大寺通りは、桜並みが続く、、 桜が満開のときにオープンにして、ゆっくり走らせるのが最高! ひらひらと桜の葉が室内に舞い込む、、、至福のとき。 「コーニッシュ」って車は、どこを走っても気分は最高〜であるが、、できれば、オーナー様自身の最高のロケーション「コーニッシュ・ロード」を 見つけておくと好いと思う。 いいことがあった日、最悪の日、疲れた日、、 とにかく、日常から 離れてみたくなったとき、自分だけの「コーニッシュ・ロード」にドライブに行く。 そして、そこに大切な人(彼女でも奥様でも お子様でも親友でも)を連れて行きたくなるはずだ。 「コーニッシュ」、、、この車に乗っていること自体が、、「夢の時」 |