Model ROLLS・ROYCE
CORNICHE V

Year 1990
Exterior MIDNIGHT・BLUE (ミッドナイト・ブルー) (BLACK・TOP)
Interior PACHMENT・LEATHER (パーチメント)(ROYAL・BLUE・PIPING)
price \ ASKING
Mileage 20.800km
Ammenities ヨーロッパ仕様・左ハンドル  

V8 OHV 6.75L 3速コラムAT

全長:523cm
全幅:183cm
全高:152cm
車両重量:2300kg

Fパワーシート+シートヒーター+メモリーシート(4人分)+ランバーサポート、オートエアコン、ABS、電動オープン、CDチェンジャー、他フル装備

オプション:

・フロント・スポイラー
・ドア内張り・鍵付きBOX(左右)
・ピクニック・テーブル


内外装機関ともに超極上車

車検:平成23年 7月18日までに付き、車検:2年付き渡し

COMENTS
90年「コーニッシュV」。

まずは、モデルの ご解説から、
「コーニッシュ」は、ロールス社のスタンダード・モデルではなく、傘下のコーチビルダー「マリーナ・パークウォード」(以後、MPWに略)製作のモデルである。
この手のコーチビルダー製作のモデルを「コーチビルド・モデル」と呼び「スタンダード・モデル」とは分けて分類される。

ロールス・ロイスとベントレー(1931年に買収)の戦前モデルは全て「コーチビルド・モデル」であったが、
戦後(1946年〜)、ロールス社は、自社でもボディ製作を始める・・・これが「スタンダード・モデル」である。
ただし、自社製といえど複雑なボディ製作は、不可能で、近年まで「コーチビルダー」に託すしかなかった。
1960年代までには、イギリスに200社以上存在していたコーチビルダーの頂点にたったコーチビルダー、ひいては世界一と評されるコーチビルダーが「マリーナ・パークウォード」社である。
この会社の作るボディは、「工業製品」ではなく「伝統工芸品」である。


「コーニッシュ」の名は、
南フランスのモナコ近郊を走る「コーニッシュ」と呼ばれる湾岸道路の名に由来する。
地中海を望むリビエラ海岸の断崖沿いを走る「コーニッシュ」ロードは、息を呑むほど美しい。
このロードを走ることをイメージして作られた車が、「コーニッシュ」なのである
が、、それは、あくまでイメージ、、その辺りに別荘を持つ方だけに販売していたのでは、幾らも売れない、、。
重要なのは、そのコンセプト、、単に意味もなくドライブするだけで、至福のときを与えてくれる車が「コーニッシュ」なのだ。
だから、「コーニッシュ」に「使い道」を考えるのなんて野暮ってもん。
使い道・などという次元とは関係ない「非日常」を楽しみための車なのだ。
極論をするなら、、、よしんば乗らなくても、所有している・というだけでも満足感を与えてくれる、、それが「コーニッシュ」という車、、、そんな車など そうあるもんじゃない。
「コーニッシュ」に低走行車が多いのも そのためだ。
たまの休みに海外旅行にでも行ってストレス解消するのと同じように「非日常」を味わうことこそ最高の至福のとき・ではなかろうか、、。



「コーニッシュ」、その歴史は、
1967年に、4ドア・サルーンの「シルバー・シャドウ」をベースにMPWによってコーチビルドされた「MPW・ドロップ・ヘッド・クーペ」に始まる。
その後、マイナーチェンジと共に、1971年「コーニッシュ」の名称となる。

(*少々、マニアの方のための解説・・・
「コーニッシュ」という名称自体が、初めて使われたモデルが登場したのは、1939年のことである。
ギリシャ人レーシングドライバー「N・Sエンビリコス」が、ベントレー・マークX(39年から41年)のシャーシにフランス人デザイナー「ジェルジュ・ポーラン」に描かせた空力特性に優れたボディを載せた。この、当初、一個人の発想から生まれた、マークXの高性能仕様を「コーニッシュ」と呼んだ。
マークXの「コーニッシュ」計画は、戦争により頓挫し、4台のプロトタイプのみの生産で終わる。
戦後、再度、メーカーにより、ベントレーの高性能版プロジェクトが発足する。
この計画を「コーニッシュU」プロジェクトと呼んだ。
1946年に発表されたベントレー「マークY」をベースに、空力特性に優れたデザインが研究され、計画は進められた。
そして、1951年、ついに、、総アルミ・流れるような素晴らしいボディデザインを持つ、最初の「コーニッシュU」が完成する。
ナンバープレート「OLG490」、、偶然に付けられた このナンバーで、愛称が「Olga」・・・オルガ・・そう、この「コーニッシュU」こそ、戦後ベントレーの最高傑作と誰もが認める、HJマリナーの「Rタイプ・コンチネンタル」最初の一号車だったのである。
この車は、1952年から1955年の間、Rタイプ・コンチネンタルとして193台が市販され、現時点では国内に3台、当社にも1台住んでいる)




さて、本題の「コーニッシュ」の方に話を戻そう、、
1986年には、室内のマイナーチェンジ(センターコンソールがダッシュに繋がるなど)とキャブからインジェクションへの変更が行なわれ、「コーニッシュU」に進化、
1990年、更なる改良が行なわれ「コーニッシュV」、1992年、幌のフル電動化と4速ATへの進化で「コーニッシュW」と、その外観を殆ど変えることなく進化し、1995年に惜しまれつつ、全ての生産を終える。

当車両は、1990年と1991年の2年間にのみ生産された「シリーズV」で、
生産台数は、トータル「451台」。

内、左ハンドルは、「380台」が生産されている。


この台数で、ほとんどのコーニッシュが、アメリカに輸出されたことが分かるが、うまい具合に90’91’は、日本もバブル景気の頂点期、コーニッシュ・シリーズで最も多くの個体が輸入(オーダー)された。
現在、当個体のように驚愕するほどの極上車が発掘される可能性が高いのは、統計的にも「コーニッシュ3」に限られる・と言ってよい。


90年当時のコーニッシュV、ディーラー新車本体価格4100万円 プラス消費税の他、5%の取得税、登録諸費用が更に別途、、、1円の値引きもない時代だ。
しかもオーダーしてから1年以上待ち・という状況であったため、即納できる並行車の場合、プレミアムが付き、更に高額で取引される場合も多かった。


さて、当個体
も、そんなヨーロッパ仕様の並行輸入車である。
新車で輸入された個体と思われるが、、国内初年度登録は、94年となっている。
ただ、それは、売れ残っていたものと考えるほうがリアルである。
バブル景気は、90年の終わりには、弾けていたが、それが本当だ・と誰もが認識するのに、それから1年ほどかかった。それほど、この好景気が 終わってしまうなど、誰も予想もしていなかったのだ。
実際に体験した車屋的イメージでは、91年の終わりごろから、突然、高額車がパタリと売れなくなった。
そして、ある特殊な車(モデル)についていたプレミアム価格は、消えて言った。
一番、酷かったのは、フェラーリ「F40」、、定価:4500万円の車が、2億5千万円まで値上がりしていた。
日本も89年から91年までは、ロールス社の総生産の3分の一ほどを輸入していた。
バブル崩壊、、一瞬、売り時を逃した車は、もう 売れない。
当モデルも、そんな中の1台であろう。 なにせ、この手の話(売れ残り車)は、いくらでもあった。

国内2オーナー
2006年まで、法人1オーナー
その後、当社で仕入れさせていただき、販売。
「シーザー認定車」である。
前回販売時(2006年)、一部にあった例の塗装クラックなどは、手直し済み。
で、今でも キレイ。
前オーナー様の保守・管理、、駐車場も万全で、販売時のとき、そのままだ。

実走行:僅かに「20.800km」

キレイなのは当然といえば、当然の距離数である。



さあ、まずは、下記より、当個体、写真76枚で、とくと ご覧あれ↓

外装は、「ミッドナイト・ブルー」。幌「ブラック」


当時の新色「ミッドナイト・ブルー」。
ブルー系カラーは、数色あったが、このカラーが、もっとも濃いブルーである。
濃紺メタリック、、太陽光線の下では、少しだけ紫色が浮かぶ。
複雑な調合がされた塗料が使用されている。
ロールス社は、他メーカーが まね出来ないよう内外装カラーの塗料配合は、基本的に無茶苦茶 難解なものにする。
当カラーも典型的な例のカラーである。
そのお蔭で、朝・昼・晩・、、、色が変わる。

前述のとおり、クラックなどは既に手直し済み。キレイ!
ほとんど、オールペイントしている。
それに、ちゃんと「ウレタン塗料」で施工しているので、今後の管理は、明らかに 楽。


コーニッシュの最大チェックポイントである幌のコンディションも近年稀といっていいほど、、、というより、まったくもって問題がない。
もっとも、幌がだめな個体は(ベースがよほど好い場合以外は)、張替えに膨大な費用を要すので基本的に仕入れない。


幌を開けるには、2ケ所のラッチを手で外し、センターコンソール上にある開閉用スイッチを押すだけ、、
スイッチを押してから完全にオープンになるのに「7秒」、
閉まるのにも「7秒」、、(当個体調べ)。
この「幌」、、オープンカーの中でも、もっとも「お金」が掛かっていると思われる、、幌の厚みは一番薄い部分でさえ5cm以上ある。
外張りは「エバーフレックス」のレザー風ビニール、内張りは、高級服にでも使いそうなフランネル、、更に中には、厚い防音断熱材が入っている。
リア部分ボディ側(見えない箇所)やリアスクリーン上部角には、宮大工の職人さんが作ったような1台あわせで作られたの樫の木の骨組みが使用され幌を留めている。
1960年代から変わらない造作(細かいディテールは年式で異なるが)で、、クラシカルな「コーニッシュ」にはベストな素材と作りこみである。

幌には寿命があるが、そうなったら、仕方が無い、張り替えれば好い。
「MPW」のような職人は、日本にもいる。 そういう匠の手に掛かると、、張り替えたことが まったく分からないほどの仕上がりをみせるが、安くはない。
ロールス(コーニッシュも)は、維持するのに、お金はかからないが、事故やイタヅラが恐い、、、幌でも裂かれたら大変、、で、車両保険ご加入をお勧めする。

幌を開閉するモーターは、トランク内右隅に隠されているが、、このモーター、、えらく頑丈で、交換した記憶がない。だが、このモーターに使う「オイル」は、「クラバス・オイル」という専門物で、、、違うオイルを入れてしまうと壊れる。 一般の方が分かる場所にはタンクが付いていないので通常問題ないが、過去、1度だけ、「ミネラル・オイル」を入れてしまってる個体を見たことがある。もちろん、当社で販売した個体ではないが、、各部のシールから、ミネラル・オイルが染み出していた。要注意。


当個体の「フライング・レディ」は、下に降りる(グリル内に隠れる)タイプ。
これは、ヨーロッパの安全基準に適合させるためのもので、北米仕様には付いていない。
ヨーロッパ仕様バンパーは、短く、車検証上、全長:「523cm」となっているが、実寸は、「515cm」ほどしかない。

「コーニッシュ」だけではないが、この時代のモデルは、開閉部が全て「アルミ」でできている。
ボンネット、トランク、ドア、、、給油口にいたるまで、「アルミ」
孫の代までの耐久性を考えた場合の解答である。

それで、ドアもトランクもボンネットも軽いが、、
閉め方には、英国式作法を 守っていただきたい。

ドアは、15cmほど手前から、手を添えたまま、押すように閉める。
間違っても、ドイツ式閉め方ではいけない。

トランクも最後まで手を添え、最後は、やさしく押すように閉める。

ボンネットも、なるべく中央のあたりに手を添えて、やさしく押し込みように、、。

全て、必然から生まれた作法であるから、守ってさえいれば、自ら 壊してしまうこともない。
内装は、「パーチメント」レザーに「ロイヤル・ブルー」パイピング。


ロールス・ロイスらしさ・の象徴「パーチメント」
「マグノリア」と人気を二分するクリーム色系カラー。
これに、外色に合わせ「ブルー」のパイピングが入る。
ダッシュボード・ハンドル・センターコンソール、、カーペットも「ロイヤル・ブルー」とくるから、たまらない。

室内は、明るく、淡い「パーチメント」カラーで癒されること 請け合いである。
外色の「ミッドナイト・ブルー」にも内装カラーは、恐ろしくマッチしている。
このカラーで、オープンにでもされたら、、、



お約束のコノリー社製・最上級品レザーを十数頭分使用して張られている。

コノリー社の最上級レザーはロールス社にしか納品されない。
ウッドも最上級・・コブ目が細かい「バーウォールナット」(80年ものの胡桃の木の根っこをスライスしたものを台木に張りつけ、磨きこんでいく)・を使用、
1990年モデル(シリーズV)より、ウッドの縁には、象嵌細工が施される、、これがキレイなのも、コーニッシュV人気の一つ、、。
匠の技による象嵌細工を含むウッド造作は、伝統工芸、、その辺の高級家具が束になっても敵うものではない。
しかも、自動車メーカー中で一番長持ちする。

コンディションも、流石に低走行車、、ウッド、レザー、幌、何処を見ても、キレイ!

1995年に、ロールス社を訪問した際(コーニッシュの最後の作りを見学するために)、革を裁断するところ、ミシンで革を縫うところ、張るところも実際に見てきた
が、、各、専門の職人によって行われる その作業は、正に感動ものであった。
コノリー社がロールス社の厳格な注文に答えるために作られたとしか思えない最上級レザーは、有刺鉄線で牛にキズが使いないように、石垣で囲まれたスカンジナビア半島の牧場で、革をとるためだけに飼育された牛の革、更に、その中でロールス社献上用に厳選された品だ。
そのため、同じコノリーレザーでも、ピンキリ、、他メーカーでも、コノリー社の頂点ブランド「オートラックス」を使っていたモデルがあったが、ロールス社に納品されるのは、その「オートラックス」シリーズの中でも最上級「10%トップグレード」というブランド物
、、このレザーに敵うレザーはなかろう。

当時のロールス社は、1mmのキズでも革についていたら使わない。
戦後、ロールス社が自社でボディ製作を始める際、コノリー社が選ばれ、ロールス社にレザーを納品しにいった。結果、500枚中499枚が返品された・いう逸話がある。
そこから、コノリー社は、ロールス社の注文に答えるべく、有刺鉄線で牛がキズつかないよう石垣で囲われた牧場で牛を育てるなど、、最善の努力を重ねるわけであるが、、
革作業場で、ロールス社広報の方に聞いてみた、
その話は本当ですか??
答えは「それは昔の話、、いまコノリー社は、そんな失礼な品は最初から納品しない」、、なるほど、、。
巨大な革の 中心部しか使用しない、、当初、「十数等分の革を」、、はマユツバものかと思っていたが、実際に作業工程を見た後の感想は、、「これでよく、十数等分の革で足りるな、、」。
2002年末、コノリー社が自動車メーカーへの革供給をやめてしまった現在、この革が張られた車は、もう作ることはできない。


当個体、オプションが充実している。
基本的に全て選択している。
「フロント・スポイラー」、「ピクニック・テーブル」、「鍵付きドア内張りBOX」
残念なのは、BOX内の グラス・セットが無くなっていること。
本来、BOX内には、「ロイヤル・ドルトン」製のグラス、ボトル、に RRマーク入りのワイン・オープナーが入っていたはずである。
もっとも、このグラス・セットが残っていたとしても、積んだまま、走らせるのは よろしくない。
ガタガタ 動いてしまうから、割れそうで怖い。
単に、鍵つきの小物入れとして使用したほうが、間違いない。

V8 OHV 6747cc 総アルミ合金製エンジン

既に語りつくしてきた感のある、もはや伝説のアルミ合金製ハンドビルド・エンジンであるが、このエンジンの屈強さは、専門店として20年以上の歴史を持つ当社が一番よく知っている。

よく、機関系の心配をされる方がいらっしゃるが、全く心配ない。
イメージとしては、ロールス・ベントレーは、アストンの2グレード上、ジャガーの5グレード上の車である。
使っているビス1本から値段もクォリティも遥かに上だ。
某有名評論家さん曰く、「ジャガーのパーツに5倍のコストを掛けたらベントレーになる」、、その通りである。


「コーニッシュ」
は、60年代のクラシックカーを90年代まで作りつづけてくれていた・と考えたほうがよい。
事実、ボディ自体の基本構造は、何一つ変わっていない。

しかし、機関系は時代に合わせ確実に最善の進化を遂げている。
「60年代のクラシッカー」と考えた場合、これほど安心して乗れる車が他にあろうか?、、
で、こと「コーニッシュ」においては、年式の新しいモデルほど、実用度も高いし、比例して価値も高い。



当個体、機関系にも、正しい整備が施されているが、そこは、こだわりの当社、納車整備時には再度、240項目のチェックシートに基づき点徹底的に点検、整備を施し、私自身が納得した上で、ご納車させて頂く。
走行距離が少ない個体ほど、納車整備の時間は多くいただきたい
大体、中古車で即納・なんて、危ない話はない。









コーニッシュV・HOW TO試乗記


このクラスの極上コーニッシュともなると、乗るのは、晴れの日に限る、雨の日は、もったいない、、。
一体で成型された丸みのあるMPW得意のドアノブのボタンを押し、ドアを開ける・・
ドアの厚みは18cmほどもあり、分厚いが、ドアはアルミ製(開閉部は全てアルミ製)、思っているほど重いものではない。
開けるときは、普通に・であるが、閉めるときには、ロールス流の流儀がある。
「6インチ」というから・・およそ15cm手前から、手を添えたまま、押すように閉める・・である。
ドアの閉め方を見ると、正しいロールス乗りであるか理解できる。
これが、メルセデスのドアを閉めるがごとく、凄い勢いで、バンッ・・なんて閉めるようでは、よろしくない。
かっこも悪いが、アルミ・ドア内部のロッドが振動で外れたりして、壊してしまう場合がある。
あくまで、やさしく・・カチャリと閉める・である。
キーを右に廻す・・まだ、セルを廻してはならない・・「システムチェック」のインフォメーションランプが消えるまで待つ、その間、約3秒(この間に本当に各部に問題が生じていないかチェックしている)、、この3秒が待てない方は、コンピューターを壊してしまうので、ロールス乗りには向かないと思ったほうがよい。

エンジンをかける、、キュルキュルとセルモーターが回って6747ccのV8エンジンが目覚める。
音は、、今となっては、決して静か・とは言えない。
ただし、この快適な「音」のお陰で、音楽なしでも、飽きずに車を走らすことが出来る。
GM400型の3速AT、屈強な上、トルク感満点、出足も悪くない。
幌クローズで走行、、3重構造の分厚い幌は、イギリス車にありがちな傘程度・のものではない・・バタつき感もほとんどない。

しばし走らせた後、木陰に車を止め、オープンにする。
エンジンがかかっていなくてもオープンにすることはできるが、バッテリーの減りとモーターの負担を考えれば、エンジンがかかっている時にオープンにしたほうが良い。
2ケ所のフックを外し、オープン用スイッチを押す、スイッチを押してから、ものの7秒ほどで幌が完全にオープンとなる。
オープンにするときのコツは、スイッチを押しながら、手で少しだけ幌を上に持ち上げてあげると好い。
スムーズにオープンになるし、なによりモーターへの負荷が軽減され、モーター自体の寿命を延ばす。
最初の30cmくらいを持ち上げるときにモーターの負荷は最大となる。
閉めるときも最後は、少し手で支える、、これは、幌のフック(留め金)でボディをキズつけないようにするため。

オープンにして走り出す。

うーん、やはりコーニッシュは、オープン走行が堪らない、、。
風の巻き込み具合は、まぐれ・であろうが奇跡的に絶妙だ。
オープンカーは数あれど、コーニッシュならではの、この感覚が味わえる車を他に知らない。
なんとも言えない爽快感、、、気取って走らせていたいところだが、、
顔のほころびを我慢するのは難しい。




今の季節、、真昼の炎天下の中でのオープンは厳しい。
炎天下なら、幌をしたまま、、そうすれば、「クーペ」だ。クーラーは、必要以上に よく効くし、オーバーヒートなどもありえない。快適な「クーペ」を楽しめばよい。

朝がたの散歩がわりか、夕暮れ時以降の日が落ちたあとからが、本領発揮の時間。
やっぱ、オープンカーは、オープンにしてこそ、真価を発揮する。

「コーニッシュ」って車は、どこを走っても気分は最高〜であるが、、できれば、オーナー様自身の最高のロケーション、、自分だけの「コーニッシュ・ロード」を 見つけておくと好いと思う。

いいことがあった日、最悪の日、疲れた日、、 とにかく、日常から 離れてみたくなったとき、自分だけの「コーニッシュ・ロード」にドライブに行く。
そして、そこに大切な人(彼女でも奥様でも お子様でも親友でも)を連れて行きたくなるはずだ。







「コーニッシュ」、、、


この車のスペックを上回るオープンカーは、この先、いくらでも生産される。

ただ、この車の価値を上回るオープンカーが、この先、生産されることは、、、決してない。





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ロールスロイス ベントレー スペシャリスト
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