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| Model |
STUDEBAKER
「CHAMPION」
DELUXE LINE 「Starlight Coupe」 |
| Year |
1950 |
| Exterior |
CLIAM YELLOW |
| Interior |
GLAY FABLIC |
| price \ |
2.980.000→2.480.000 |
| Mileage |
不明 |
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| Ammenities |
本国(US)仕様 左ハンドル(国内92年登録)
水冷直列6気筒 2780cc 3速コラムMT
全長:500cm
全幅:178cm
全高:160cm
重量:1340kg
定員:5人
内外装レストア済み・極美、機関当社にて完全整備渡し極上車
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| COMENTS |
スチュードベーカー社
「チャンピオン」
デラックス・ライン
スターライト・クーペ
天才商業デザイナー「レイモンド・ロウ」のデザイン!
1950年だけに存在したデザインである。
まずは、スチュードベーカー社、、
この会社の歴史は古く、1852年にスチュードベーカー兄弟が創業した馬車屋までさかのぼる。
当初の馬車製造屋から、1904年には、ガソリン車を開発、、
1913年には、正式に「スチュードベーカー」ブランドでの自動車販売を開始する。
堅調な販売実績を残し、1928年には、戦前アメリカ最強の高級車ブランド「ピアス・アロー」と合併する。
第二次大戦中は、軍需用のトラックなどを生産していたものの、終戦後、1946年には、早くも自動車販売に復帰、、
1939年に発売されていた人気モデル「チャンピオン」シリーズのモデルを復活させる。
翌、1947年には、デザインを「レイモンド・ロウ」に以来、、
この年から、1954年モデルまでのデザインをレイモンドが担当することになる。
*レイモンド・ロウ「RAYMOND LOEWY」
1893年〜1986年(没)
フランス出身で、アメリカで大成功を収めた天才商業デザイナーである。
「口紅から機関車まで」をキャッチフレーズに彼がデザインした作品は多岐にわたり、作品数も数え切れないほどある。
身近で有名なものでは、「コカコーラ」のボトル、タバコ「ラッキーストライク」のパッケージ、日本のタバコ「ピース」のデザインも彼によるものである。
機関車のデザインは、まるで、近未来の乗り物、、
家電品も数多く手がけているが、そのデザインは、もはや芸術品の域に達する。
自動車も多くデザインしているが、代表作と言えば、やはり「スチュードベーカー」の一連の作品となろう。
1947年発表の新型モデルは、レイモンドによって、過去モデルとは、まったく異なるデザインとなり、車種バリエーションも「チャンピオン」と「コマンダー」の2本立て、、それぞれに4ドア・セダンから2ドア・オープンまで揃える充実ぶりであった。
この各種デザインの中でも、有名なものが、一部の2ドア・クーペに採用された「スターライト」ウインドで、、、
リア・ウインドが、4つのガラスで回り込んで構成されており、まるで、宇宙船のように見える、、それが、当個体のリア・ウインドである。
「スターライト」ウインドは、1947年から1952年の一部モデルにのみ採用されている。
実際の反響もすさまじく、1946年トータル「19.275台」の生産台数が、1947年には、およそ10倍「161.496台」となる。
1950年に、フロント・デザインが一新される。
「Bullet Nose」・・・その名の通り、「弾丸型ノーズ」と呼ばれる、特徴あるフロント・デザインが採用される。
これは、レイモンドが、戦闘機「ロッキード・P38ライトニング」のデザインを元に創作したもので、もう、自動車デザインの世界を超えている。
このフロント・ノーズと「スターライト」ウインドを組み合わせた最も特異なモデル(2ドア・スターライト・クーペ)がラインナップ中に存在したが、それこそが、当個体である。
厳密には、廉価版「カスタム」ラインと上級版「デラックス」ラインのチャンピオンにあったが、当個体は、「デラックス」ライン。
この1950年モデルが、「チャンピオン」シリーズの中でも、もっとも有名で評価の高い年式であり、現在でも、各メーカーから1950モデルのミニカーが販売されているほど、、。
1951年モデルは、非常に似ているが、弾丸ノーズの造作が小さくなる。
1952年モデルになると、弾丸ノーズは、廃止され、まったく普通のフェイスになってしまう。
更に、1953年には、フルモデル・チェンジが行われ、前モデル(当モデル)の面影は、まったく なくなってしまう。
精力的に行われたモデル・チェンジであったが、、このモデル・チェンジは、結果的に大失敗で販売台数は半分以下にまで落ち込んでしまう。
この業績不振で、1954年には、一旦、「レイモンド・ロウ」との契約を解除、、更に深みにはまっていく、、。
同年、同じく経営不振に喘いでいた名門「パッカード」と合併、、
しかし、業績は向上することなく、最後の生き残りをかけ、、
1963年、再び「レイモンド・ロウ」にデザインを依頼する。
発売された車が「アバンティ」である。
この車もまた、車とは思えないデザインで、フロントグリルを持たないツルッとしたフェイスを持つ・・・如何にもレイモンドらしい作品であった
しかし、時すでに遅し、、スチュードベーカー社の経営は好転することなく、、1966年3月16日、、家族同然であった700人の従業員が涙で見守る中、、「ラーク」というモデルを最後にラインオフさせ、全ての自動車生産を終える。
個人的にも、全てのスチュードベーカーの中で、この「1950」年モデルが、一番面白いと思っている。
デザインが面白いだけではなく、普通に乗れる・ってのもポイントが高い。
さて、当個体、、近年レストアが施されており、どこもかしこも非常にキレイ、、、機関系の調子も宜しい。
では下記より詳しく↓
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外色は、「クリームイエロー」。
正式カラー名称ではないし、新車時のオリジナルカラーであるかも、今となっては不明であるが、、完全にホワイトボディの状態からオールペイントが施されており、室内、エンジンルーム、トランク内、どこを見ても、まったくもってキレイである。
サビやクサリの類も見受けられない。
当時、「どちらが前なのか分からない」と揶揄された独特のデザインは、今見ても非常に斬新である。
実際、このノーズデザインは、ビッグ3にも影響を与え、後にフォードなどは、明らかに似ているノーズデザインの車を発表している。
付け加えておくが、1950モデルの全てが、このデザインではない、、4ドアもあれば、「スターライト」ウインドでない2ドア・クーペもあり、、、全てのモデル・ラインナップは、実に21モデルも存在していた。
この1950年は、スチュードベーカーの歴史の中でも、最大の全盛期で、年間生産台数は、343.164台にも及んだ。
内、当モデルのみの生産台数は、「19.028台」であった。
フトントデザインは、「ロッキード・P38ライトニング」を想像すれば、納得がいくが、まさに飛行機のよう、、、。
「スターライト」ウインドと呼ばれるリア・ウインドはUFOのよう、、リア・シートに座ると、周りの景色が ぐるっと見渡せ、面白い。
リア・フェンダーの膨らむ具合も絶妙、、しっかりフィフティーズしているのに下品にみせない手腕は、レイモンドの天才的センスに他ならない。
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内装は「グレー」と「ライトグレー」のコンビ・モケット。
内装もレストア済みで、シートや天井、カーペットも張りなおされている。
アメ車の基本「ベントシート」は、すわり心地も悪くない。
インパネ周りのデザインも手を抜いていない。
ハンドル・ホーンボタンのデザインは、これまた飛行機、、
センターには、オリジナルのままのスチュードベーカーの文字入り「ラジオ」が残っている・・・ラジオのつまみもロケット型とくる。
メーター類は、スピードメーターの周りに4つ、「ガソリン計」、「オイル計」、「水温系」、「電圧計」、、と必要なものは揃っている。
装備は、ワイパー、ウインカー、ヒーターは付いてるが、他は、何もないに等しい。
つまり、故障の原因になるような装備がないので、逆に安心。
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エンジンは、水冷直列6気筒 2780cc シングルキャブ
機関系にも一通り手が加えられている。
明らかに実用に耐えるような整備が施されている。
ラジエーターも、現在の車ほど大きいので、オーバーヒートにも強そうである。
馬力は、85馬力、、トルクは、不明であるが、現在の交通事情で走行しても不便を感じるものではない。
というより、運転は面白い・・・飾っている場合じゃない。
エンジンルーム内もレストア時に、ペイントが施されているので、見た目もキレイで気分も良い。
ややこしい装置などは、なーんにも付いていないので、「壊れる」要因になるものは、極端に少ない。
「レイモンド・ロウ」の残した偉大な傑作、、、のちのちまで語り続けられ、評価が上がることはあっても下がることはあるまい・・・正しく後世に残すべき1台である。
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