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| Model |
FORD
MUSTANG・FAST BACK
「ELEANOR」 エレノア仕様
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| Year |
1967
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| Exterior |
PEPPER・GREY・Metallic (ペッパーグレイ・メタリック)
& BLACK Stripes |
| Interior |
BLACK・LEATHER |
| price \ |
ASking |
| Mileage |
「エレノア」に改造後:620km |
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| Ammenities |
ディーラー車 左ハンドル
車検証上:
V8 4735cc 4速フロアMT
全長:466cm
全幅:181cm
全高:134cm
車重:1230kg
定員:4人
外装:「エレノア」仕様
内装:レストア済み
機関:いろいろと改
内外装機関共に 超極上車!
車検: 2年付き渡し
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| COMENTS |
1967年 FORD
マスタング ファーストバック
「60セカンズ」 「エレノア」仕様
当社にも 初入庫となる「エレノア」。
この車を 理解するためには、いくつか カテゴリーを分けて ご説明する必要がある。
まずは、
映画「60セカンズ」
この映画を見ていなければ、お話は 始まらない。
2000年公開のハリウッド映画
主演「ニコラス・ケイジ」、、他は たいしたことないが、「アンジェリーナ・ジョリー」は見逃せない。
乱暴に説明してしまうと(映画を見て頂きたいので、、)、要は、50台の車を計画を立てた上、1日で盗んでしまおう・という車窃盗団の お話。
50台の車は、警察に ばれないように、全て、暗号として 女性の名前が付けられている。
そして、50台のうち、最後に盗むのが、ニコラス・ケイジ扮する「メンフィス」 お気に入りの1台、 67年 「シェルビーGT500」改 これが「エレノア」。
50台のリストには、ベントレー「アズール」、「アルナージ」なんかも含まれているが、主役は 「エレノア」ってわけだ。
この映画の監督:「ドミニク・セナ」は、有名人ではないが、プロデューサーは すごい、、
「トップガン」、ビバリーヒルズコップ」、「アルマゲドン」、「パイレーツ・オブ・カリビアン」なんかをプロデュースしたヒット請負人「ジェリー・ブラッカイマー」氏。
この映画は、面白い。
個人的にも 3回は見ている。
「エレノア」
「60セカンズ」劇中に使用された「エレノア」は、
映画などに使われる車を製作するのが専業の「Cinema Vehicle Services」略して「CVS」という会社が製作。
ただ、デザイナーに 今をときめく 有名カーデザイナー「CHIP・FOOSE」 チップ・フース氏を社外で依頼していた。「エレノア」は、彼のデザインだ。
「エレノア」の映画的設定は、1967年モデルの 「シェルビー GT500」改 であるが、
CVSが製作したのは、67年(と、ボディラインが同じの68年も)「マスタング・ファーストバック」を買い集め 改造したものだった。
だから、「エレノア」なんて、オリジナル・モデルは、67年当時 存在しない。
あくまで、映画の中だけのモデルである。
作られたのは、全12台
2台と同じ仕様はなかったらしい。
中には、オートマもあったし、エンジンもまちまち、
この12台 全てが映画に使われたわけではないが、、撮影中に 5台がスクラップになる(ジャンプ・シーン 他で)。
残りの7台のうち、6台は、おそらく、張りぼて状態の「エレノア」だっと思われる。
そして、映画に使わなかった ビカビカの1台が、マスコミなどに お披露目された。
ここが、キモだが、
映画の中では、「エレノア」のエンジン・フードを開けるシーンは一度もでてこない。
つまり、映画中でも、「エレノア」のベース・モデルは なんだか実は分からない。
ところが、このマスコミに 「エレノア」として お披露目された個体は、ボンネットを開けてみせた。
映画会社(配給会社?)は、この映画公開の後、これほどまでの「エレノア」がブームになるとは想像さえしていなかったであろう。
「60セカンズ」公開後、「エレノア」が欲しいというユーザーが急騰
業者でも個人でも、作りたいものにとって、ヒントは、マスコミ公開された「エレノア」しかなかった。
知る限り、その「エレノア」のスペックは、
・エンジンは、「GT500」のものではなく、「351ci」=5.7Lであった。
・4バレル・「ホーリー」キャブ
・サイド・マフラー(ただしダミー)
・Cピラーに 71’のマスタング・マッハ1の ガス・キャップ(これもダミー)
・「PSエンジニアリング」 17インチ・アルミ・ホイール
・シェルビースタイル ミラー
・「PIAA」のフォグ
・67’デラックス・インテリア(アルミ・フェイシア)
・ウッド・ステアリング
・「GO・BABY・GO」と書かれたシフト・ノブ & ニトロ・スイッチ(これもダミー)
他
この段階で、「エレノア」は、なんだか分からなくなる。
余談ながら、映画の「設定」にもっとも、近いと思われる1台は、映画完成後、CVSが
前述の著名プロデューサー「ジェリー・ブラッカイマー」のために作った13台目の「エレノア」で、この「エレノア」は本物の「67’シェルビーGT500」をベースに作られていた。
さて、この「エレノア」販売において最初の利権を手に入れたのは、「ユニーク・パフォーマンス」という会社であった。
映画終了後は、この会社が作った「エレノア」が (あくまで、仕様であるが)、俗副層に売れた。販売価格は、オーナーの お好みで まちまちとなったが、通常 20万ドルほどの価格になったようだ。
さらに、しばらくすると、商売上手の「キャロル・シェルビー」氏まで参入して、公認「エレノア」グッズやパーツまで売り出ししてしまうから、もはや 収拾が付かない。
その後、さらに別の会社に「エレノア」の利権は譲渡されていく。
そして、欲しい人には、「エレノア」は行き渡ってのと同時に、、映画公開から10年以上経過、よほどのマニア以外は作らなくなったようだ。
それに加え、ベースとなる67年・68年の「マスタング・ファーストバック」の まともなベース車が極端に少なくなっている。
まして、67年・68年の「シェルビーGT500」は、素晴らしいコンディションであれば、ベース車輌本体で、1500万円から2000万円以上の価値となっている。
ここから、膨大な費用を掛けて、「エレノア」に改造する案は、今となっては、、??
それでいて、「GT500」の扱いずらさはハンパではないから、実用度も よろしくない。
「マスタング」 と 「シェルビー」
1964年に登場したFORDの大ヒットモデル。
64年から68年モデルが、初代マスタング。
67年当時、モデルは、「2ドア・ハードトップ」と「コンバーチブル」と「ファーストバック」の
3モデルがあった。
オプションは、AT、パワステに始まり、エンジンの選択肢は、6気筒、V8(基本289ciで オプション多数)、などなど。
67年式と68年式「マスタング・ファーストバック」は、少しだけ仕様が異なるが、「エレノア」のようにボディ改造がされた場合、どちらでも関係なくなる。
ただ、66年以前、69年以降モデルはボディラインが異なるので ベース車輌として論外。
「マスタング」は、シリアル・ナンバーで年式がわかる(最初の1ケタの数字が年式)ので、
67年モデルがベストに決まっている。
だから、アメリカはもとより、世界中で、67年モデルと68年モデルの「ファーストバック」が高い。
67年は「エレノア」ベース、
68年は、映画「ブリット」で、スティーブ・マックイーンが乗っていた年式だから、、。
この2年、特に 67年モデルの極上「ファーストバック」は滅多に売られてもいない。
この証拠は、ネットで売り物を 調べていただければ ご理解いただける。
「シェルビー」は、
ご存知「キャロル・シャルビー」が 「マスタング」をチューンしたモデル。
1965年から1969年まで生産・販売されていた。
「キャロル・シェルビー」は、私の好きな英国の AC社のボディをベースに「ACコブラ」を作った人物であるが、元々は、レーシングカー・ドライバーであった。
1959年 アストン・マーティンDBR1で、「ル・マン」で優勝している。
これは、アストンの戦後 初優勝でもあった。
体を壊した「シェルビー」はレースを引退するが、
その後の60年から65年まで「ル・マン」レースでの優勝は、全て「フェラーリ」が独占することになる。
その快進撃を阻止したのも「シェルビー」氏
FORDに依頼され、「GT40」をチューン、この「GT40 Mark2」が、フェラーリの追随を許さず、1966年から69年まで、優勝
これで、FORDと シェルビーの仲は完全な信頼関係で結ばれたのだ。
そこで、発売されたのが、1965年の「シェルビーGT350」
1967年には 428ci(7.0L)エンジンを積んだ「GT500」も追加。
「エレノア」は、この「GT500」をベースにしている設定(映画上の)というわけだ。
実際に「エレノア」と「GT500」の外見は 非常に似ている。
さて、「当個体」
1967年シリアル、67年登録、型式認定もされているディーラー車である。
オーナーは数人に及ぶが、最近、「エレノア」に改造されている。
「エレノアに改造された際、トリップは 0kmからスタート。
現在、620km。
さすがに キレイ!
ベース・ボディも すこぶる素晴らしいが、「エレノア」にする時であろう、、徹底したレストアも施されている。
それは、エンジン・ルームを見ても、外装を見ても、内装を見ても、ボディ下回りを見ても、
理解できる。
この個体は、「エレノア」仕様でなくても、十分に価値がある。
古い車は、なにより コンディションが大切だ。
「エレノア」に改造した方(業者か個人かは知らないが)は、、かなり詳しい方に間違いない。外装は、ばっちり、マスコミお披露目「エレノア」仕様
エンジンも「エーデルブロック」にアルミヘッド「351Cエレノア」と記されたプレート、、
本当に「351」=5.7Lの排気量を持つのかは、ばらしてみないと分からないが、、。
4バレルの「ホーリー」のキャブも 「PIAA」のフォグも真似ている。
が、それよりも、アルミ・ラジエーターや大型電動ファンや軽量メカニカル・ファンなどなど、実用度を考えつくした改造が施されているのが 好い。
車は、普通に乗れなきゃ なんの意味もない。
「総評」
「エレノア」というオリジナルのモデルは存在しない。
このモデルは、映画ファンか、単に 純粋に この車 かっこいい っと思う人が購入するモデルであろう。
純粋にかっこいい からで あれば、あれこれ考える必要はない。
映画ファン、、マニアであれば、どこまで、映画に出てきた「エレノア」に近いかが、大切となろう。
その場合、例えば、映画中に写らないエンジンは関係ない。
あくまで、映っている箇所が大切なのだ。
当個体も、その観点では、少々異なる箇所や 足りないパーツがある。
ただ、どこまでやるかは、個人の趣味の領域であろう。
もともと存在しない亡霊のような「エレノア」に 惑わされることも必要ない気がする。
100%の「定義」などないのだ。
コンディションこそ、最大のポイント、、いつの時代も 中古車購入の 掟である。
そうとはいえ、一部のマニア(私のような)の方のために
下記より、写真89枚で 詳しく!
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外装は、エレノア・カラー「ペッパー グレイ・メタリック」に「ブラック・ストライプ」
このストライプも「シェルビー」風である。
カラー選択は、「チップ・フース」のアイデアであろう。
まったく 彼はセンスがいい。
現在の塗装コンディションも まったく問題なし。
オリジナルの「ファース・バック」の 面影は ボディラインに残ってはいるが、
フロント廻りのデザインも、フェンダーもボンネットもトランクもサイドのエアロ・ダクトも リアのテール・ランプ他のデザインも オリジナルとは異なる「エレノア」パーツで構成されている。
ボンネットとトランクは軽量化を はかり「FRP」だ。
こんなパ−ツも売っているらしい。
ただ、当然、そうゆうパーツを交換しているってことは、、この車は、オークションに出せば、事故車扱いになる。 宿命であるが、そんなことは評価に関係ない。
ボディにある、サイド・マフラーやエアロ・ダクト、ガス・キャップも マスコミ仕様と同じ ダミー。
17インチのホイールも同じ、「PIAA」ファグ,、小さいほうが「ブルー」に輝く、、も同じ
「GT500E」のストライプも同じ、、*本当は「500E」なんてモデルはないから、、「エレノア」のことを指す。
外見上、映画中「エレノア」と違う点で 気がついた箇所は 1ケ所だけ、
それは、リアのテール・ランプ中心にある「ガス・キャップ」、、当個体は、オリジナルのまま
だが、映画中のエレノアは、ここが「GT500」と同じ「シェルビー・マーク」のみになっている。
ここは考え方が分かれるところ、、改造することはできるが
オリジナル、、貴重な「ディーラー物」のよさも残しておきたい気もするし、、
これは、次のオーナー様の ご判断に 任せよう。
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内装は、「ブラック」レザー。
内装もレストア済み。
シートも張りなおしている。
ドキレイ!
映画と同じ「ブラック」インテリア。
当個体、内装は、ステリングを「エレノア」のと同じにしただけで、オリジナルに近い。
FORD・マークのラジオが渋い。
大型タコメーターと水温系が あとから付けられているが、これは、実用のためだ。
映画マニアの方用に 劇中「エレノア」との「違い」を説明するなら、、
・劇中車は、フェイシア・パネルが、「デラックス」仕様の「アルミ」
・ 、アルミ・ペダル
・シフト・スティックの形状が違う。
・「GO・BABY・GO」ボタン (入手済み)
・ニトロ・スイッチ (入手済み)
この「違い」を劇中車仕様にするのは簡単であるが、これまた、ディーラー物・67年モデルの たたづまいも
悪くない、、、これも、次のオーナー様の ご判断で、、。
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エンジンは、オリジナルではない。
「COBRA」のエアクリーナーが目を引く。
「ホーリー」の4バレル・キャブ、、
「エーデルブロック」社のインテーク・マニホールド
「351c ELEANOR」と記されたプレートの付くアルミ・ヘッド、、
この「351c」が本当なら、5.7Lってことになる。
が、このエンジン、どこまで手が入っているのか資料が残っておらず、本当かどうかは、ばらしてみないと分からない、、車検証上とのこともあるし、、
面倒なので、、しない。
そんなことより、この車は、見せるためではなく、実用を追求した改造を施してあるところが 好ましい。
オーバーヒート対策も万全だ。
右バンクにある「メーター」は、燃圧計、、、メカニックは、これがついていると調整が楽。
フロントのサスは、車高調整機能付き
リア・サスは、「ビルシュタイン」に交換されている。
ブレーキ廻りもオーバーホールされている。
機関系にも十分な費用が 掛けられている。
自分で、ベース車を探して、ここまでの車に仕上がる元気は、、ない。
それに、完成車を買った方が安いし、、。
当個体、入庫点検という意味で、走らせてみた。
いやいや、これは 面白い。
十分なトルクで3速発進さえできる。
「パワステ」なので、運転自体も楽。
乗り心地も悪くない。もっと ゴツゴツした乗り心地だと思ったが、そうでもない。
機関系に十分な手が入っているせいに間違いないが、近年のモデルを運転しているみたいな感じ。
気分は、完全に「ニコラス・ケイジ」
当個体、なにがよいって、、単純にコンディションが好い。
「エレノア」が どうこうという前に、単純に かっこいい。
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