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| Model |
CITROEN 「SM」 |
| Year |
1971
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| Exterior |
YELLOW GOLD |
| Interior |
BLACK LEATHER |
| price \ |
3.600.000円(税込み) |
| Mileage |
83.770km(ただし並行車のため、不明) |
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| Ammenities |
EU並行車 左ハンドル (国内 1993年登録後・2オーナー)
水冷V型 6気筒 DOHC 2670cc
5速マニュアル
178馬力/5500rpm
最高速:220km
全長:490cm
全幅:184cm
全高:133cm
車輌重量:1475kg
定員:5人
装備:
パワステ、パワーウインド、エアコン、
内外装機関共に超極上車。
車検:2年付き渡し
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| COMENTS |
シトロエン「SM」
1970年から1975年という僅かな間に トータル「12.920台」が生産された シトロエン「SM」。
シトロエンの歴史は、1913年 「アンドレ・シトロエン」が創業した 歯車メーカーから始まる。
自動車の生産に乗り出すのは、1919年からであるが、バブル・シェブロン(山型 歯車)のカタチを、そのまま ロゴとして今も 使い続けている。
シトロエンは、世界でも 指折りの独創的 自動車メーカーであった。今は、たいしたことないが、、。
それは、「DS」、「SM」に代表される。
「DS」は、今見ても 独創的デザインに独創的機関系を持ち 人気も高い。
「DS」の登場は、1955年「DS19」から、「DS21」、「DS23」と進化し、1975年まで販売されたが、
流石に設計は古く、初期モデルでは、最高速:130km、最終の「23」でも、188kmどまり、
ヨーロッパではアウトバーン、その他の先進国でも、急激に高速道路が整備されていた時代、、自動車には スピードが求められるようになっていた。
そこで、「DS」のシャーシを利用し、スポーツタイプとして開発されたのが「SM」である。
当初自社製エンジンでプロジェクトは進行していた。
モデル・コードは「S」。おそらく、イメージは、スポーツの「S」ではなかろうか、、。
が、突如マセラティとの提携話がもちあがり、マセラッティ・エンジンを積むことに決定する。
この段階で、モデル名は、「マセラッティ」の「M」を追加し、「SM」となる。
ボディデザインは、当初「DS」をデザインした「フラミニオ・ベルトーネ」が担当していたが、途中、1964年、亡くなってしまったため、シムカから移籍してきた「ロベール・オプロン」が引継ぎ、完成させる。
デビューは、1970年。
初期モデルは、マセラッティ製 2670ccエンジンに 「ウェーバーDCNF42/2」キャブが3基。
170馬力で 最高速は、220km
ブレーキも「DS」がフロント・ディスク、リア・ドラム式であったのに対し、「SM」は、全輪ディスク・ブレーキ。
1972年:
燃料供給が、キャブから ボッシュ製インジェクションに変更される。
これにともない、178馬力 最高速は、228kmに。
1973年:
エンジンを 3リッターにボアUP、キャブに戻して
190馬力 最高速は、205km
「SM」、エンジンから見ると、3種類が存在することになる。
メカニズムの独創的 代表例を
1. パワーステアリング:
今でいう速度感応式ってやつだ。
つまり、速度が上がるにつれ、パワステのアシスト量が減り、重くなる。
更に、ハンドルは直進性を保つために、センターに戻ろうとする、、「DIRAVI」と呼ばれる、、いわゆる「パワーセンタリング」機能付き とくる。
2. 5段階 車高調整機能
これは、「DS」のものを改良した機能であるが、全部で5段階 マニュアルで車高調整できる。
この作業は、運転席の左脇にある レバーで行う。
一番下と一番上は、一般的に タイヤ交換時などの際に使用するものであるから、通常の走行には、3段のうち、どれかを使う。
当個体は、今でも 元気に上下してみせる。
3. ハイドロ・ニューマチック
ロールス・ロイスもメルセデスも ライセンスを取得している。
このシステムを完全に理解したいなら 専門書を読むしかない。
簡単に説明するにしても、、「ボイルの法則」 体積をV、圧力をPとし、、なんてのが登場する。
書き出すと、長文になりすぎるので、、まっ、油圧サスペンションってことで、、。
因みに、「ボイルの法則」は、1962年に発表されたものであるが、シトロエンは、、この原理を1954年モデルから採用しているから、すごい。
4. ヘッドライト自動角度調整
当時としては画期的機能。
ヘッドライト・レンズは、片側3灯、、外側が、ロービーム、真ん中が、ハイビーム、そして一番内側のライトが
ハンドルを切ると 切った方に左右に動く。 油圧で、、。
シトロエンでは、「ドライビング・ライト」と呼ぶ。
*ただし、複雑怪奇なシステムで動かしていて、現在も動いている個体は珍しい、、当社の「SM」も動いていない。
動くようにするこも可能であろうが、当個体の価格は、あくまで動かない条件の価格設定である。
重要なのは、この「6灯ヘッドライト」、、これが好い!
日本仕様や北米仕様は、丸め目 4灯ヘッドライトで あれは、似合わない。
当時、シトロエンは、ディーラー(西部自動車)により、134台が輸入された。
販売価格は、「590万円」
恐ろしく高額で、「DS」の2倍ほどの価格、、ポルシェ911Tが、425万円、ジャガーXJ−6が、403万円、Eタイプのロードスターでさえ、480万円であったから、その高級車ぶりが、ご理解いただけよう。
現在、「SM」を中古で購入する場合、選択肢は、、、
・エンジンが、2.7Lか3Lか
・キャブかインジェクションか
・マニュアルかオートマか
・仕様は、ヨーロッパか日本・北米仕様か、
この中で どれを選ぶか?ベストは?
もっとも、選ぶほど、流通台数はないから、、意味ないかも、、だが、仮に 選べたとしたら、
まず、インジェクションは整備性が悪すぎて、よほどメカに精通していりかたじゃないと お勧めできない。
プラグ1本 交換するもの大変、、。
オートマも壊れやすい、、
ヘッドライトは、6灯に限る、、
となると、後期の3Lか?と思われようが、3Lは、ほとんどオートマ、、オーバーヒートの心配もあるし、吹けは、2.7Lの方が上だ。
となると、2.7L キャブ マニュアル これがベストという答えになるはず。
あれあれ、、偶然にも 当社の個体のこと、、ねっ。
さて、当個体の お話
国内登録1993年、その後、2オーナー。
大切にされてきたのが分かる よきコンディションではあったが、入庫時、塗装一部に出始めていた 塗装浮きが気になり、その箇所は、再ペイント、外装は、まず終了。
機関的にも入庫点検で引っかかった パワステ、車庫調整などは、すでに整備済み。
非常に軽快に走る。
特徴的な 5段階 車高調整も問題なく、可動する。
内装:ダッシュ上部も全て 張り替えた、、わざわざ フロントガラス外して、、
で、新品状態。
フロント・シートは入庫時には すでに張りかえられていた。
このフロント・シート以外(リア・シートなど)は、全て オリジナルのままだと思われる。
リア・シートのレザーは上部に破れがでている、、で、前オーナー様は、レザーで、その部分を隠すように手を加えている。当初、なんだったら、内装全部 張り替えなおそうかとも考え、、内装屋さんに見てもらったが、
曰く:「このシート形状は特殊で、張り替えるなら かなりの費用を要すし、、なにも 今 張り替えるほどのコンディションもなし、必要がないでしょ、、」ってことで、、やめた。
むやみにコストを上げて、高額で販売するより、当個体においては、次のオーナー様が 好きなように手を加えたほうがよさそうだ。
それに十分にキレイだし。
百聞は一見にしかず、ご興味の有る方は、ぜひ、実車を ご覧頂きたい。
1970年発売の「SM」
シトロエンは、1973年のオイル・ショックで大打撃を受け、救いを求めて提携した「プジョー」によって、
マセラッティとの業務提携が中止され、1975年、必然的に 「SM」は生産中止に追い込まれた。
「プジョー」にとっては、自社モデルのライバルになる高性能「SM」は必要なかったのである。
かの「小林 彰太郎」先生は、雑誌「カーグラフィック」1973年3月号の「SM」特集の中で こう語っている、、
「総合的に見て、SMの 乗り心地は、やはり、世界のベストに数えられる。
おそらく、SMと同日に論じられるのは、ジャガーXJ6/12だけだろう。
、、、中略、、SMほど、長距離を飛ばして疲労の少ない車もないだろう。」
と、
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