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| Model |
DAIMLER
「DOUBLE SIX」
FAINAL・MODEL
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| Year |
1992
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| Exterior |
GUN・METAL (ガンメタ) |
| Interior |
SAVILLE・GRAY LEATHER (サビルグレー・レザー) |
| price \ |
ASking |
| Mileage |
26.775km |
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| Ammenities |
ディーラー車 右ハンドル 記録簿付き
初年度登録 平成6年4月
V12 SOHC 5343cc 3速フロアAT
全長:496cm
全幅:177cm
全高:137cm
車重:1910kg
定員:5人
内外装極美、機関当社にて完全整備渡し、稀に見る超極上車!
車検:24年 8月
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| COMENTS |
ディムラー「ダブルシックス」!
「ファイナル・モデル」
1992年11月製造、、「本物」ファイナル「ダブルシックス」!
何故か、、綺麗な個体を見ると、つい仕入れてしまう、魔性の車、「DD6」、この車の魅力は、一体何なんだろう?
まずは、ディムラーとDD6の歴史から、紐解いてみよう。
イギリスで最も歴史の古い自動車メーカー、ディムラー社の創業は、1893年、「フレデレリック・リチャード・シムズ」によって「ディムラー・モーター・シンジケート」として設立された。
当初は、ドイツの「ダイムラー」社の販売代理店(エンジンのみ)としてスタートした。
この為(よく質問されるが)、「ディムラー」は、「ダイムラー」を英語読みしたもので、元来の社名の意味は、双方とも同じ自動車の発明者「ゴットリーフ・ダイムラー」氏に基ずく。
だから、「ダイムラー」と呼んだところで、なんの問題も無いが、、紛らわしいので、区別するため「発音」で分けている。
その後、1896年に、社名をディムラー・モーター・カンパニーLTDに変更、、
自社開発の高級自動車販売にも乗り出すと、ディムラー・エンジンを研究していた お陰で、さっそく名声を得る。
1900年には、最初のイギリス王室後料車に採用されるにまでになる。
因みに、記念すべき最初の日本皇室、後料車もディムラーで、1912年式の6気筒が2台納品されている。
1904年には、現在にまで引き継がれているディムラーの代名詞 波上のグリル=「フルーテッド・グリル」採用
*これは、ラジエーターの熱を効率よく逃がすために考えられたもの。
1926年には、早くもX型12気筒(7136cc)のエンジンを載せた初代「ダブルシックス」を発表、、この車も、イギリス王室車輌にも採用され、高級ブランドの代名詞となる。
(格はジャガーより、張るかに上ってこと、、 因みに、1926年時、ジャガー社の創立者・ライオンズは、スワロー・サイドカー・カンパニーでサイドカーを作っていた、若干25歳の若者)
この初代DD6は、1937年に生産中止、再びDD6の名が復活するのは、1960年にディムラーがジャガーカーズ社に買収された後、1972年7月まで待つことになる。(DD6シリーズ1)
これは、1968年発表のジャガーXJ6のボディにEタイプのV12を積んだモデルでジャガー社の頂点モデルに君臨していた。
このシリーズ1は、主にアメリカの保安基準に対応すべく、翌1973年にボディ改良が行われた(これがシリーズ2)ため、僅か1年間ほどで姿を消すことになる。
そして1979年、大掛かりなデザイン変更がなされ最終型ボディデザイン、「シリーズ3」となる。
このDD6シリーズ3は、そのエレガントなデザインと シルキーな走りで、世界中で高評価、、ボディデザインを変えることなく、各部の改良を繰り返し、1986年に同デザインのジャガーXJ6が生産中止された後も1992年末まで生産され、1993年までデリバリーされた。
永い歴史を持つ由緒正しいDD6、、この歴史を知って乗るとまた、一味違う、、車の風格や優雅さってものは、真似のできるものではない。
Eタイプの血を引くV12エンジンの魅力も、乗った方にしか理解できまい。
当社のお客様でも何故かDD6だけは手放せないって方が多い。
長きに渡って生産された「DD6」であるが、無論、もっとも価値があるのは、
1992年生産モデル=「ファイナル・モデル」である。
それも、超極上個体に限る。
ただ、「本物のファイナル・モデル」は極めて少ない。
1992年、、、そう、もうバブルは 弾けた年なのだ。
日本経済に決定的なダメージを もたらした92年時、、新車価格:1400万円ほどもする
「クラシックカー」=「DD6」を購入するなんて、、、、むしろ、購入した方は、どうかしている(ほめ言葉)、、。
「本物のファイナル・モデル」が少ない理由は、もうひとつ考えられる。
当時の ジャガー(デイムラー)・ディーラーは、メーカーから 無理のあるノルマを課せられていた。
バブル景気の最中でも、在庫は大量に 年を またいで残っていた。
つまり、92年時には、まだ、91モデルどころか、90年モデルまで在庫が残っていた。
それらも、92年に ごっちゃにして売らなくてはならない。
ジャガー・ディーラーは、販売年をモデル・イヤーにする傾向があったから ユーザーも自分の車が何年製造が分かっていない場合が多かった。
現在でも、日本中で 92年として販売している中古DD6の 多くは、92年製造モデルではない。
92年に登録しただけ。
92年にDD6を購入された方で「本物」の「当たり」を引いた方は何人いたのであろうか、、。
そして、この「売れ残り」は、のちに DD6の名声を 大きく傷つけることになる。
いくら、新車といえど、港の保税倉庫かどこかに 1年も2年も放置していたら、それだけで壊れてしまう。
そんな車を売っていたのだから、DD6を乗っていても故障してしまう可能性が高いに決まっている。
DD6は、オーナーによって、意見が さまざま、、あるオーナーは、「やたら故障して困った」、また、あるオーナーは、「10年以上所有しているが、トラブルなど一度も無い、、」
まったく評価が分かれる車であるが、理由は、このへんの個体差も関係している。
近年では、DD6の極上個体は、ほとんど見かけなくなった。
あまりにも(不当に)安い流通価格となってしまったため、まともに整備されている個体が少なくなったのだ。
あと、、困ったことに、DD6の「メーター巻き戻し車」は少なくない。
ひどいのは、10万キロほど ずれていたりする。
それでいて、まともな整備もされていない個体なら 目も当てられない。
それらのDD6を乗っている方たちの評価も風評として広がる。
プロなら、整備記録に頼らなくても、おおよそ見極めることができるであろうが、
一般の方なら、よほど信頼できる販売店で購入するか、「記録簿」に書かれた走行距離のつながり・に頼るほかあるまい。
因みに、当個体の記録簿履歴
1.平成 6年 1.991km
2.平成 8年 7.175km
3.平成 9年 9.232km
4.平成11年 13.110km
5.平成12年 14.348km
6.平成13年 15.700km
7.平成14年 17.033km
8.平成15年 19.372km
9.平成16年 21.154km
10.平成17年 22.252km
11.平成19年 25.030km
12.平成21年 26.479km
上のうち、1回を除いて、全て、ジャガーディーラーでの整備・記録簿。
現在、走行:26.775km
当個体、オーナー数は、4名、、その全てのオーナー様が、記録簿を残していたことになる。
日本語の取説や保証書まで、新車時の書類関係も全て残されている。
ジャガー(ディムラー)は、残念ながら、ロールス・ベントレーのように鬼のように頑丈な車ではない。だから、定期的な点検・整備が大切。
ジャガー・ディムラーにおいて、「記録簿」付き・を、やたら ありがたがるのは そのため &実走行の証明になる。
ただ、こんなものは当社にとっては ただの「おまけ」。
どうせ、ご納車時には、どこがどうなっていようが万全整備をし直すので、関係ない。
当個体も製造年は、車に張られている記号で分かる。
「LG」、、ジャガー独自の年式暗号で、 1992年11月製造
本当に、最期の方に作られた個体であることが分かる。
このパターンだと、93年中には日本に到着していたであろうが、、当個体の初年度登録は、1994年4月、、これでも不思議ではない。
酷いコンディションのDD6に乗っていることほど、悲しい お知らせは無い。
しかも、酷いコンディションの個体は巷にあふれかえっているから、始末が悪い。
正しいDD6に乗ってこそ、この車の素晴らしさが ご理解いただける。
エレガント と称えられるジャガー・ディムラーは、このモデルで最後。
さあ、まずは、下記より 写真71枚 と、、さらに 詳しく、、
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外装は、「ガンメタ」。
ディムラーでは、人気色「ガン・メタリック」。
確かに、このモデルには、よく似合っているカラーである。
手直しを要すほどのキズ等も見当たらず、現在も 新車時のような光沢を持つ。
全長は、496cm、全幅:177cm、全高:137cm、車輌重量:1910kg。
1979年に確立したボディデザインは、今となっては、クラシックカーのたたずまい。
前後のボディ形状が細く絞られているが、これは、デザイン的に美しいばかりではなく、ハンドルのキレの悪さを克服するのに大きく役立っている。
「ジャガー」モデルとは、伝統の波打ったダィムラーグリル(フルーテッド・グリル)で区別することができる。
ガソリンの給油口は、左右2ケ所にあり、室内のスイッチで左右タンクの使用切替ができる。
片方のガソリンタンクがカラになっても大丈夫ってわけ。
DD6の名は、1995年に「X300」ボディで、再度、復活するが、それも、98年に生産中止となり、以後、ジャガー、ディムラーブランドから12気筒モデルは姿を消し、DD6の名も消滅した。
DD6の最大の魅力の一つは、この如何にもイギリス車ぜんとしたエレガントなたたづまい。
いつ見ても美しい。
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内装は、「サビルグレー」レザー。
まあ、、、ライト・グレーレザーである。
シートの上面部のみは、天下の「コノリー」レザーが張られている。
ロールスロイスのように、どこもかしこもコノリーでってわけではないのが残念だが、、、なんてったって「コノリー」レザーはエライ!
レザーのコンディションは、ご覧の通り、すこぶる良い。
流石に低走行車、、スレやヘタリも 見受けられない。 これ以上は望めない。
有りがちな天井の内張りのタレもない。
この天井内張り、接ぎの目にない1枚布とくる。
注)
この写真の時点では、「バーウォールナット」手付かずのまま撮影しているが、
よく見ると、オーディオ廻りのウッドなど一部に「クラック」がでている。これは、リペアした上で、販売させていただくので、ご安心を。
特に残念なのは、シフト廻りのウッド部分に「木目シール」を張っていることであるが、、当然、それは許せない、、本物新品ウッド・パーツに交換させていただく。
「ファイナル・モデル」は、
運転席側ドアの内張りにある「電動ミラーのアジャスト・スイッチ」形状を見れば、一目でわかる。
91年以前の個体は、このスイッチが メッキされた 2本の棒
92年モデルのみは、黒い丸いスイッチが ひとつ。
このスイッチを持つDD6のみが、「本物のファイナル・モデル」!
DD6を極めるなら、、これしかない。
一生もの。
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水冷V型12気筒 SOHC 5343ccエンジン。
馬力 :255ps/5000rpm
トルク:39.7kgm/3000rpm
最高速度:223km
みよ、このエンジンこそが、名機と謳われたV型12気筒。
このエンジンのルーツは、幻のジャガーレーシングカー「XJ13」の為に開発されたV12を市販車用にディチェーンしたもの。
最初は、あのジャガーEタイプのシリーズ3に積まれた。
「XJ13」は、502馬力、最高速度280km以上の性能を誇り、ル・マンレースで優勝するために開発された怪物マシーン(諸事情により、一度もレースにでることなく終わるが)。
もちろん、当DD6エンジンの味付けは、レーシングカーのそれとは、大きく異なる。
優雅な街乗り仕様。
決して、ノロい(遅い)車ではないが、この車に乗って、かっ飛ばしたいと思うオーナーも少なかろう。
DD6は、ゆったりと優雅に走らせてこそ、なんぼ、、、
猫足・と評される独特の乗り心地、これは、他メーカーでは比べるべきものがないかもしれない。
正しく保守、管理、整備されたDD6は、素晴らしい。
正しくないDD6は、タダでも いらない。
タダでも売るべき車ではない。
ここまで、正しく維持してこられた前オーナー様のことを考えると、、
次に オーナーになる方も、ぜひ、大切にしていただきたい。
正しいDD6自体、、もはや 珍しいのだから、、。
分厚いシートに腰かけ、細身のハンドルを握る、、
セルを回すと、思った以上に静かな名機V12気筒エンジンが目覚める、、、
オートチョーク、アイドリングが安定するのにさほどの時間は要さない、、
細身のシフトレバーを ちょいと右に倒して Dレンジに、、
トランスミッションは、屈強なGM400型の3速、、
アクセルを踏むとスルスルと まるで電気自動車のように動き始める、、
だが、流石に12気筒、トルク感は十分に伝わってくる、、
さらに アクセルを踏み込みと、、思った以上の加速感
この段階で、こいつは、間違いなく 「Eタイプ」の血を継ぐモデルであることに気がつく。
サスペンションは、前後ともダブルウィッシュボーン、、猫足、、アメ車とドイツ車の中間位の硬さかな?、、
スピードを上げる、、旧車にしては、空力が十分考えられていて、風の音にストレスは感じない。
エンジンの音は忘れてしまう。
静かに ゆったりと流れる至福の時、、、
これが、、、、「ディムラー・ダブルシックス」だ!
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