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| Model |
MORGAN 「PLUS 4」
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| Year |
1995
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| Exterior |
ALFA・GRIGIO・Metallic (アルファ・グリジオ・メタリック) |
| Interior |
Classic Red・Leather |
| price \ |
ask |
| Mileage |
28.995km |
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| Ammenities |
ディーラー車 左ハンドル 2オーナー
ローバー製 直列4気筒 DOHC 16V インジェクション 1994cc (T16エンジン)
5速MT
馬力 :136ps/6000rpm
全長:396cm
全幅:163cm
全高:123cm
車両重量:960kg
オプション装備
・ワイヤースポーク・ホイール
・ラゲッジキャリア
・本革シート
・本革ボンネット・ベルト
・エアロ(レーシング)スクリーンX2
・ローティング・キット(Fウインドを前に倒す為のキット)
・スペシャル「バーウォールナット」ウッド・パネル
・特注カラー
・「ブルックランズ」ステアリング
・アイボリー・メーター
・ヘツドレスト
・ドア・ハンドル
・バッジ・バー
・フォグ・ランプ
・サイドスリーン
・サイド・スクリーン・カバー
・幌
・トノカバー
他
内外装極美、機関当社にて完全整備渡し、稀に見る超極上車。
車検:平成24年5月
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| COMENTS |
モーガン・プラス4 !
1930年代のクラシック・カーを現在でも生産しつづけている世界で唯一の自動車メーカー・・
「モーガン」。
この車に乗る前に、その歴史を簡単に、ご紹介しておきたい。
イギリスは、ウースター州マルヴァーン・リンクという小さな街にあるレンガ作りの古風な工場・・
「モーガン・モーター・カンパニー」の誕生は、100年も前にさかのぼる。
1907年に初代「モーガン」氏が、自身のために1台の3輪自動車(スリーホイラー)を作ったことから始まる。
1910年のモーターショーに出品されたオートバイ・エンジンを積む、フロント2輪、リア1輪のスリーホイラーは、税金面での優遇性と驚くほどの加速性能で、人気を得る。
瞬く間に多数のオーダーが入り、1912年には、正式に「モーガン・モーター・カンパニー」を設立することになる。
顧客の好みに応じ、当時人気のオートバイ・エンジンを積んだスリーホイラーは、2人乗りから4人乗りまで、数年ごとに数々のバリエーションが発表され、会社の基盤を作る。
そして、
市場の要求・という時代の波に乗り、1936年秋、満を持して4輪自動車を発表する。
モデル名:モーガン「4/4」・・・・モーガン4輪ファーストモデルである。
4気筒の4輪車という意味の4/4という名称で、「Four・Four」と発音したほうがよい。
Z型スチール製のラダーフレームに叩き出しのスチール・パネル(アルミ製も有る)をボディに貼り付ける・・といった製作方法は、全モデル共通で、それは、現在も変わっていない。
よく、「木骨フレーム」の・・なんて書かれていることがあるが、本当の意味でのフレームは、上記の通り、頑丈なスチール製であり、あくまでも、ボディの一部、例えば、ドア枠、リアホイールアーチ、ダッシュボードを留めるための土台などの造作内部に木材が使われているにすぎない。
使われている木材は、腐りにくく頑丈な「アッシュ材」と「松」。
戦前のイギリス車の大半は、ロールス・ベントレーも含めて見えない部分には木材が使われていたが、現在に、その技法を残すのは、世界広しといえど、モーガンだけだ。
「4/4」は、その後、数年おきにエンジンが、新しいものに変更され、1963年には「シリーズ5」まで進む。国内に正規輸入されるようになったのは、このモデルからではなかろうか?
この「シリーズ5」は、1968年まで生産されるが、、正直、こんな古い時代の正規輸入物モーガンは、国内に、ほとんど存在しない・・・
なにせ、正規で輸入されたモーガンは、当時のディーラーにより(1966年から1967年にかけて輸入元:セール・チルニー・ジャパン)、4台しか輸入されていないという。ただ、購入した4人の中に、北大路欣也さんと石原慎太郎さんが名を連ねていたというから、スゴイ!、昔からモーガン乗りはセンスが好い。
1968年からは、「モーガン・オート・タカノ」さんが正規ディーラーとなり、2005年10月には、
「モーガン・オート・イワセ」さんが後継となり、現在に至る。
モーガンは、「4・4」モデル、1L代の排気量の非力感を補うため
1950年2.1Lの直4エンジンを積む「プラス4」を発表する。
「4/4」のハイパワーバージョンであるが、それが、当モデルの原型。
当時のモーガン・モデルを大きく分けると、
・4/4
・プラス4
・プラス8
に分けられるが、各モデル、それぞれに細かくマイナーチャンジが繰り返されているので、話が長くなる、、で、今回は、当「プラス4」のお話に絞らせて頂く。
「プラス4」は、1954年トライアンフのTR2エンジン(2.1L)に、、、その後、トライアンフのエンジン進化に伴い69年まで生産されるが、トライアンフが、この4気筒エンジンの生産を中止したため、「プラス4」の生産は一旦中止される。
*その時、追加された、プラス4のワイドボディにV8エンジンを載せたモデルが「プラス8」。
第一期「プラス4」1950年〜1969年:生産台数「4584台」
「プラス4」の名が次ぎに復活したのは、1985年のことであった。
当初、FIATの直4・ツインカム・1995cc・122馬力 エンジンを積んで再デビュー。
1988年には、エンジンがFIATからローバーの「M16」に変更される。
直4・DOHC・16バルブ、1994cc・138馬力
英「Auto car」誌のテストで、最高速:175km、0−96km加速:7、7秒。
ローバー・エンジンを積む「プラス4」は 決して非力なモデルでない。
よく、モーガンは、「やっぱり、プラス8にしとけば よかった」、、と言われることがあるが、
それは、「4/4」モデルを購入した方のことだと思う。(4/4には独自の味があるが、、)
「プラス4」は、必要にして十分なパワーを持つ。
むしろ、モーガンは、「かくあるべし」と教えてくれるのは「プラス・4」であろう。
1992年:エンジンがローバーの「M16」から同じくローバーの新型エンジン「T16」に進化する。
それが、当個体。
「T16」、スペック上は、ほとんど「M16」と変わりないが、「M16」の改良型(近代型)エンジンである。
このエンジンを積んだ後期型ローバー・エンジン・モデルは、1999年までオーダーを受けたが、、またも、エンジンの供給が中止され「プラス4」の生産は中止となる。
この1985年〜1999年まで生産されたプラス4が、第2期モデルである。
生産台数は、
・FIAT・エンジン(1985’〜1988) 125台
・M16・エンジン(1988’〜1991’) 357台
・T16・エンジン(1992’〜1999’) 不明
と、すっかり、話が長くなってしまったが、、モーガンのエンジン以外の基本構造は、確かに1936年から、変わっていない・といってよい、、が、エンジンだけは、他社製品だけあって進化し続けている。
これが助かる・・・戦前モデルを普通に乗れるのだから、、。
初代モーガン氏は、1959年に他界し、その後、息子の「ピーター・モーガン」が会社を引き継ぐ・・・
2003年からは、ピーターの息子「チャールズ・モーガン」が3代目として、今も会社を経営している。
「チャールズ・モーガン」は、やり手の経営者で、「エアロ8」や「エアロマックス」など、まったくの新設計モデルを発表してみたり・と未来を見据えた経営手腕を持っている。
もちろん、クラシック・モデルを生産中止するつもりはないという・・このモデルたちが、モーガンを今日まで生き延びさせた立役者であることを彼は知っているのだ。
そればかりか、近年では、会社創業に戻って「スリーホイラー」の製作・販売まで始めている。
それも、なるべく当時と同じ制作方法で、、この会社は、まるで、戦前からタイムスリップしてきたかのようだ。
他資本が、入っていないイギリス・メーカーも、今では「モーガン」だけとなった。
それだけでもスゴイ、、。
さて、やっと当個体のお話・・
1995年に当時のディーラー「モーガン・オート・タカノ」さんでデリバリーされたディーラー物。
2オーナー、、、お二人とも、よほどのエンスーであることが車を診ただけでわかる。
コンディションは、当然◎
特筆すべきは豪華オプション装備 &スペシャル装備
写真を見ていただいた方が早いが、
特筆すべきは、フェイシア(インストゥルメント)・パネル!
特注物!
素晴らしい出来栄え!
こんなの見た事なかった。(写真・参)
モーガンは、なんでもかんでもオプション設定である。
間違ってボディ分のオーダーしかしなければ、相当に、しょぼい。
シートはビニール張りだし、ウォールナット張りもなければ、ミラーもなければ、外側にドアハンドルも付いていない。
もう一つの 特筆は、外色のカラー!
スペシャル・オーダー・カラー!
まずは、お写真71枚を見ていただきながら、後ほど、ご説明を、↓
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外装:アルファ・グルジオ・メディオ(メタリック)
スペシャル・オーダーカラー!
元色であるが、こんなカラーはカタログには存在していなかった。
この当時の標準カラーは、「コナート・グリーン」、「インディゴ・ブルー」、「ロッソレッド」、「ブラック」、「ロイヤル・アイボリー」の5色しかなかったが、オプション設定で、「無限」の中から、カラーを選択することが出来た。
例えば、他メーカーの正式カラー名を伝え、カラーコードさえ分かれば、塗料を調合して希望色にペイントしてくれってすんぽう。
ハンドメイド・メーカーであるから、この辺の融通は どうにでもなる。
で、当個体、デリバリーデータを「MORGAN」社から取り寄せたところ、、アルファロメオの「グルジオ・メディオ」とうカラーであることが判明。
*モーガンは、手数料さえ払えば、このデータを取り寄せられる。
このカラー名自体は、各イタ車メーカー、例えば、フェラーリでも採用しているが、、
モーガンに良く似合ったカラーの上、塗装コンディションも素晴らしい。
幌も、まったくキレイ!
「T16」エンジンを積むプラス4は、ワイドボディ!
同時代の「4/4」の標準は全幅:152cm、対して当「プラス4」は、「163cm」
およそ10cmもワイドボディとなっている。
並べてみると一目瞭然であるが、写真を見ていただくだけでも、そのワイドなフェンダーが、ご理解いただけよう。
イギリス人が、「ローライン」と呼ぶボディスタイル。
タイヤは、15インチ、165・60サイズ。
ワイヤースポーク・ホイールは必然のオプション。
グリル下には、バッジバー(OP)が付いている。
現在、イギリスの「AA」バッジ付き(AAは、オートモービル・アソシエーション=イギリス自動車協会)
イギリスでは、そのバッジのデザイン性と古い歴史(1905年〜)が受け、クラシック・カーに よく取り付けられている。
ボンネットの本革ベルトもOP。
これが、また、最高の風合い(いい味)となっている。
ドア外側のノブもOP。
ミラーもOP。
ラゲッジキャリアもOP.
およそ考えられるオプションは全て選択しているようだが、一番カッコ良いのは、
エアロ(レーシング)スクリーン!これ、あるとないとじゃ雰囲気が ぜんぜん違う。
このスクリーンを使用する際、邪魔になるオリジナル・スクリーンを前方に倒す(ねかす)ためのOPが、「ローティング・キット」。
レーシング・スクリーンにすると、風情は、よりクラシック、、、これには、ゴーグルは必需品。
オートバイ気分も満喫できる。
1992年(正確には91年12月)にエンジンが「M16」から「T16」に変更になった際、左右タイヤ間の幅が広くなった。(事実上、ボディは「プラス8」と同じ)
フロントで、約9cm、リアで約6cm広くなった。
タイヤが外側に広がり、走行中の安定感が増したわけだ。
見かけもカッコよい。
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内装は、「クラシック・レッド」。
オプション、オリジナルの「本革」シートのままであるが、やっと、 味 が出始めている程度で、相当にキレイ。
内装で一番目を引くのは、前述した「フェイシア・パネル」、、、
通常のパターンと、まったく異なる。
オプションというより、特注物だと思われる。
「バーウォールナット」ウッドが、フラットに張られている。
そこに、アイボリーのメーター類、、
通常のピアノ・スイッチは、トグロ式スイッチに変更、、
ランプ類もクラシック・タイプに変更、、
通常の計器(燃料系、水温系、電圧計、燃圧計)にOPの時計を増やして、小メーターは 5種。
これが、まるで、スタンダードのように配置されているが、、こんなのは、見たことがない。(他のモーガンと見比べていただきたい)
まったく、素晴らしい。
とても、95年なんて 新しいモデルとは思えない。
更に、「ブルックランズ」のステアリングが大正解。
このステアリングは、50年代、60年代に、MORGAN や MGに 好んで付けれていたものだ。
このパネルとステアリングで、雰囲気は 完全に、50、60年代モデルだ。
その雰囲気のまま、クーラーもオーディオも付いていない。
このモーガンはオートバイのような感覚、爽快感で走らせる車、、、クラシック・モーガン乗り・たるものに、そんな野暮な装備は必要ない。
モーガンは風の音を聞いて走るのである。
ショートストロークのシフトは、カチカチと気持ちよく入る。
ローバー製「T16」エンジンは、非常に多くのモデルに供給されたエンジンで、大型のローバー620をはじめ、「MG・マエストロ」、また屈強さが認められ、4輪駆動の「ディスカバリー」や、「ディフェンダー」にも積まれていた。
また、そのポテンシャルの高さで、最大900馬力までチューンされ、レース・カーに使われた例もあるほど、、。
その屈強なエンジンが 僅か 960kgの軽量ボディに積まれているのだから、必要にして十分なのは間違いない。
むしろ、アクセルを全開にするのは怖いほどに俊足だ。
それでいて、自身で車を 手足のように操れる範囲内、、、飼いならしてしまうと、病み付きになる。
戦前のボディに 95年時の近代メカ、、これほど完成されたクラシック・カーもあるまい。
さあ 「プラス・4 スペシャル」 真冬でも、オープンにして、ボマージャケットにゴーグルして 走りだしてみては!
探して見つかる個体じゃない。
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