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| 外装は、2トーンカラー、下部が正式名称「Arcticblue」と呼ばれるライトブルーメタリック、上部が「SolentBlue」ソレントブルーメタリック。 とかく濃い目の色合いが多いDS420の中にあって、この配色のDS420は、初めて見たが、スゴク良い、コンディションともに◎。 上記2色は、DS420の標準カラー(2トーンカラーは有料オプション)、当時のカタログを見てみると、外色は8色が標準、もちろん、オーナーが望めば、オプションで、無限に好きな色を選択できた。 全長は、570cm、全幅:197cm、全高:162cm、車輌重量:2250kg。 6mを少し超える「ファンタム6」より、一回り小さく、現行モデルの「ニューファンタム」(全長:583cm、全幅:199cm、全高:165cm)とは、ほぼ同じ大きさである。迫力満点。 ただし、この車にロールスロイス・ファンタム6のクォリティを求めてはならない。 新車価格が違いすぎる。双方オープンプライスで(オーダー内容ごとに価格は異なるが)、記憶にある限り、DS420が最も高額で販売されたのは、1980年代の終わり頃、目黒通りの某車屋さんで3600万円のプライスを付けていたのが最高額(因みに、その時、その車屋さんで在庫していたファンタム6の新車は2億5千万円のプライスが付いていた)、90年から91年ごろには、DSの輸入台数が増え、定価2550万円とする車屋さんが、ほとんどとなる。 それでも、決して安い車というわけではないので、念のため、、。 聞くところによると、ディーラー車も2台ほど存在するらしいが、過去には1台しか見たことがない。 また、DS420をロンドンタクシーのデカイの位にしか思っていない、という方がいらっしゃれば、それも違う。DS420の方が遥かに上のクォリティだ。 どちらにせよ、1960年代のデザインのまま、1990年代まで製造されていたクラシック・リムジンは、「ファンタム6」と「DS420」の他、世界に類を見ない貴重車。 趣味の車としてオーナー自ら、ハンドルを握るもよし、、、 運転手付きで後ろに乗るもよし、、、 ただただ眺めるもよし、、、 営業車として結婚式場などの送迎で使用(室内が広く、高いので、花嫁を乗せるにはもってこい)するもよし、、用途多様。 |
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| 内装は、正式名称「MULBERRY」マルベリー、、ワイン色レザー。 写真の通り、コンディションは、流石に低走行車、すこぶる良い。レザーには、スレ、ヤレも殆ど無い。 ウッド部分に、よく見ると、数点クラックがあるが、手直しを必要とするレベルのものではない。艶も充分。全体に◎。 新車時、内装(シート等)素材は、3種類から選べた。「本革」、「ビニール」、「布」であるが、当車輌は、「本革」仕様、これもオプション。 ただし、本革を使用しているのは、全シートの表面とドアとっての表面のみで、シートサイド、ドア内張りなどは、ビニールレザーを使用している。 これは、コストを安くするため、ひいては販売価格を安くするための手法で、ディムラー・ダブルシックス(93年まで)などでも、同じ手法で張られている。 これが最も高額パターン。ビニールレザーも、よく出来た品物で、色、風合い共に、本革とほとんど変わりがなく、オールビニールレザー仕様のDS420も珍しくない、が、そうなるとやはり、完全に営業目的の車となる。 当車両は、ほぼフルオプション(集中ドアロック、前後エアコン調整機能及び吹き出し口、電動パーテーション、全席パワーウインド、リア時計、リアサイドカーテン等)、有りがちなOPで選択していないのは、ジャンプシート(パーテーションの後ろに付く、折りたたみ式補助シート)、、当車両は5人乗り登録、つまり、後から外したのではなく、最初から選択しなかったようだ。 前オーナーにより、HDDナビ、モニター、バックカメラ、パワーアンプ、スピーカー、ETCなど、高価で有益な装備が奢られている。(取り付けは平成19年12月) 天井に取り付けられたフリップダウン式の大型モニター(10インチ)は、圧巻だし、オーディオも迫力有る音を出す。 リアシートは、ファーストクラスのよう、、。 とはいえ、英国の正しいリムジンは、後ろの席に座っていようとも、飛行機のファーストクラスのごとく、寝そべったポジションにはならない。あくまでも、馬車から発達したもの、、座るとわかるが、この車は、現在の紳士・淑女のための馬車だ。 |
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| エンジンは、ジャガー製、XJ6で使用されていた定番の直6DOHC4.2L。 ファンタム6を見習って?最後まで整備性を重視し、SUツインキャブ。 前オーナーは、かなりのマニアの方で、正しく保守、管理、整備が施されていたようだ。作業明細も随分残っている。 後期型から、ミッションが、ロールスと同じくGM400となるが、何年式からなのかは、残念ながら知らない。おそらく、1987年式からだと思われるが、、1988年式より古いDS420を扱ったことが無いので不明。おそらく、今後も、よほどの極上車か特注車輌でない限り、仕入れない。DS420は、DD6と同じく、後期になるほど(新しいほど)価値がある。 古き良き時代の英国製リムジン。 なんともいえない雰囲気を漂わす、、エンジンは、定番、定評あるジャガーのストレート6だし、機関系も至ってシンプル、整備性も良く、将来的にもメンテナンスで困ることも無い、、しかも、図体のわりには、目線が高く、普通に乗れる。 こんな車が、1992年まで作られていたとは、、イギリス車は奥が深い。 もはや、滅多にお目にかかれなくなった極上物のDS420、ご検討を、、。 |