Model DAIMLER DS420
Year 1990
Exterior WestminsterBlue  (ウエストミンスター・ブルー)
Interior Saville Grey Leather  (サビルグレー・レザー)
price \ 2.800.000
Mileage 32.028mile ( 51.245km)
Ammenities 本国仕様 新車並行 (初年度登録94年)右ハンドル 

直列6気筒DOHC 4230cc XKエンジン 
3速フロアAT、


全長:570cm
全幅:197cm
全高:163cm
車重:2280kg
定員:7人

パワステ、パワーウインド、エアコン、電動パーテーション、ジャンプシートX2,旗たてポール、他フル装備



内外装極美、機関当社にて完全整備渡し、超極上車。 
車検:平成23年11月

COMENTS
ディムラー「DS420」リムジン。




ご説明を少々。

1893年創業、イギリス最古の自動車メーカーにして、
最初のイギリス王室、及び最初の日本の皇室御料車となった名門「ディムラー」、、
この「DS420」が事実上のディムラーの「格式」を継ぐ最後の作品と思ってよい。

ジャガー社が「ディムラー」ブランドを手に入れた(買収した)のは、1960年のこと、、この格式高いブランドを手にしては、ジャガーブランドでは歯が立たない最上の市場を狙いたくもなる。
早速、当時のロールス・ロイス、ファンタム5に対抗するためのモデル(リムジン)計画がスタートした。それが、「DS420」。

実際の発売は、1968年、R・Rファンタム6の発表年と同じ年のことである。
ボディデザインは、ジャガーの大型サルーン・420Gをリムジンに発展させたもの、、シャーシも、ジャガー420Gの構造がベースとなっている。
エンジンは、同じ68年に登場したXJ6のDOHC4.2L、XKエンジンを流用、
このエンジンとシャーシまでの製作工程はジャガー(ディムラー)社が担当、、ボディパーツは、「モーターパネルズ」社が製造していたものの、最終工程、仕上げを、あの大御所コーチビルダー「ヴァンデンプラス」社のロンドン工場が担当、という鳴り物入りであった。
*残念ながら、バンデンプラス社が担当していたのは、1979年までのことで、(この年、ヴァンプラ社の経済的理由から製造部門が閉鎖になったので)、その後のDS420は、ジャガー社のブラウンズレーンの工場で、厳選された専門の職人により完成させることになる。

実質的な販売価格は、ファンタム6の5分の1にも満たない金額(仕様による異なるが)ながら、
名門ディムラーリムジンの復活に、早速、世界中の王室、貴族、VIPから、オーダーが舞いこむ。
イギリス王室からもオーダーが入り、皇太后の専用車輌として1970年式を始めに複数台が作られている。

また、イギリスの政府高官車にも多く使われ、、、例えば、映画「007」に登場するボンドの上司「M」は政府高官にあたるので映画中、必ずDS420に乗っている。
映画といえば、あの映画化もされた大金持ち、「ハワード・ヒューズ」がオーダーしたリアシートの下に「トイレ」を付けた特注DS420は有名で、手放した後、オークションで高値(2004年に$97.200)で取り引きされた。

DS420は、細かい改良は行われたものの、基本設計を変えることなく1992年のオーダーストップまで、34年間にも渡り生産された。

総生産台数は「4141台」。

ファンタム6でさえ、1990年にオーダーストップし、時代の波に逆行するクラシックリムジンの需要は、激減していたこともあるが、DS420の最終的な生産中止理由は、親会社となっていたフォード社からの、、
DS420「作業場所」の明け渡し命令・だったという。
フォードは、異常に場所をとり、かつ生産効率の悪いDS420の作業場所をリストラしたのだ。
こうして、伝統と格式あるディムラー・リムジンの歴史は、完全に終わりを告げる。



さて、当車輌、、

「ファンタム6」の下取で頂いた。
実質2オーナー、平成11年からは、某有名ホテルの送迎車として使用されていた。
つまり、ホテルの「顔」だった。
そんなわけで、整備状況は、いたって好い。
内外装も、まったくキレイ!

登録は94年で、モデル・イヤーを90年としているが、、
これは、結構当たり前、、
当時、90年シリアルのDSなら、早くても翌年、日本到着、92年に日本に来ても遅くはなかった、、ジャガー自体が、そんなメーカーで、登録年を「年式」としていた。
この個体は、バブル崩壊で売れ残っていたものであろう。
そんな個体は数十台あった。
だから、DS420の登録年は、さほど気にすることではない。
流石に当社は94年モデルとして販売できないので、90年として販売させて頂く。

全国のホテル、旅館、結婚式場、、、とにかく、送迎で他店と「格」の違いを見せ付けるのに最適!

これ以上の費用対効果が期待できる投資はあるまい、、。

では、下記より、写真58枚で、、当車輌の詳細を↓


外装は、「ウエストミンスターブルー」。


濃いブルー。
塗装コンディションも申し分ない。


全長は、570cm、全幅:197cm、全高:163cm、車輌重量:2250kg。


6mを少し超える「ファンタム6」より、一回り小さく、現行モデルの「ニューファンタム」(全長:583cm、全幅:199cm、全高:165cm)とは、ほぼ同じ大きさである。迫力満点。
ただし、この車にロールスロイス・ファンタム6のクォリティを求めてはならない。
新車価格が違いすぎる。双方オープンプライスで(オーダー内容ごとに価格は異なるが)、記憶にある限り、DS420が最も高額で販売されたのは、1980年代の終わり頃、目黒通りの某車屋さんで3600万円のプライスを付けていたのが最高額(因みに、その時、その車屋さんで在庫していたファンタム6の新車は2億5千万円のプライスが付いていた)、90年から91年ごろには、DSの輸入台数が増え、定価2550万円とする車屋さんが、ほとんどとなる。
それでも、決して安い車というわけではないので、念のため、、。
聞くところによると、ディーラー車も2台ほど存在するらしいが、過去には1台しか見たことがない。
また、DS420をロンドンタクシーのデカイの位にしか思っていない、という方がいらっしゃれば、それも違う。DS420の方が遥かに上のクォリティだ。

どちらにせよ、1960年代のデザインのまま、1990年代まで製造されていたクラシック・リムジンは、「ファンタム6」と「DS420」の他、世界に類を見ない貴重車。

趣味の車としてオーナー自ら、ハンドルを握るもよし、、、
運転手付きで後ろに乗るもよし、、、
ただただ眺めるもよし、、、
営業車として結婚式場などの送迎で使用(室内が広く、高いので、花嫁を乗せるにはもってこい)するもよし、、用途多様!

内装は、「サビル・グレー」

写真の通り、コンディションは、◎。
走行距離は感じさせない。 
レザーには、スレ、ヤレも殆ど無い。
ウッド部分に、よく見ると、数点クラックがあるが、手直しを必要とするレベルのものではない。艶も充分。全体に◎。

新車時、内装(シート等)素材は、3種類から選べた。「本革」、「ビニール」、「布」であるが、当車輌は、「本革」仕様、これもオプション。
ただし、本革を使用しているのは、全シートの表面とドアとっての表面のみで、シートサイド、ドア内張りなどは、ビニールレザーを使用している。
これは、コストを安くするため、ひいては販売価格を安くするための手法で、ディムラー・ダブルシックス(93年まで)などでも、同じ手法で張られている。
これが最も高額パターン。ビニールレザーも、よく出来た品物で、色、風合い共に、本革とほとんど変わりがなく、オールビニールレザー仕様のDS420も珍しくない、が、そうなるとやはり、完全に営業目的の車となる。

当車両は、ほぼフルオプション、、
リアのセンターキャビネットは選択されていないが、、そのかわり、大型「ジャンプシート」が2客、、最初から送迎、パレード用の車してオーダーされている。
7人乗り、、
世界の どんなVIPでも DS420で送迎して失礼にあたる方はいない。
むしろ、正しい。
余談ながら、昔、英国「エリザベス女王」が、ご来日されたおり、、政府は(宮内庁かも?)、キャデラックのオープンでパレードさせてしまった、、、あれは、失礼、、アメリカで、、なら許されるけど、日本でアメ車は、ダメ、、、、DS420なら、女王も ご納得であったろう。


英国の正しいリムジンは、後ろの席に座っていようとも、飛行機のファーストクラスのごとく、寝そべったポジションにはならない。あくまでも、馬車から発達したもの、、座るとわかるが、この車は、現在の紳士・淑女のための馬車だ。

エンジンは、ジャガー製、XJ6で使用されていた定番の直6DOHC4.2L。

ファンタム6を見習って?最後まで整備性を重視し、SUツインキャブ。
前オーナー様は、前述のとおり、「ホテル」であるから、、個人レベルで保守、管理されていたのとは別次元、、それはそうでしょ、、結構式のパレード中、車が止まってしまっては大問題だ、、、保守、管理は万全!

後期型から、ミッションが、ロールスと同じくGM400となるが、何年式からなのかは、残念ながら知らない。おそらく、1987年式からだと思われるが、、1988年式より古いDS420を扱ったことが無いので不明。おそらく、今後も、よほどの極上車か特注車輌でない限り、仕入れない。DS420は、DD6と同じく、後期になるほど(新しいほど)価値がある。

古き良き時代の英国製リムジン。
なんともいえない雰囲気を漂わす、、エンジンは、定番、定評あるジャガーのストレート6だし、機関系も至ってシンプル、整備性も良く、将来的にもメンテナンスで困ることも無い、、しかも、図体のわりには、目線が高く、普通に乗れる。

こんな車が、1992年まで作られていたとは、、イギリス車は奥が深い。
もはや、滅多にお目にかかれなくなった極上物のDS420、ご検討を、、。


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ロールスロイス ベントレー スペシャリスト
株式会社 シーザー トレーディング

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