Model JAGUAR ・
Mark2 3.4 AT

Year 1967
Exterior GUN・METAL
Interior BLACK/GREY・LEATHER
price \ 4.500.000円  3.600.000
Ammenities ディーラー(新東洋企業)

左ハンドル


水冷直列6気筒 DOHC 3442cc 3速コラムAT

馬力:213HP/5500rpm,
トルク:29.4kgm/4000rpm、

最高速:193Km,

全長:459cm,
全幅:169cm,
全高:146cm

車重:1500kg
定員:5人


内外装レストア済み、
機関系・実用仕様に改良済み。
稀に見る超極上車

車検:2年付渡し
COMENTS
ジャガー「マーク2・3.4」


[
「Mark 2」

ジャガーマーク2は、1955年に発表されたジャガー初のスモールサルーン「2.4」「3.4」(後にマーク1と呼ばれる)の改良版モデルで、1959年の発表後、1967年までの9年間にトータル「83.980台」というジャガーとしては記録的な生産台数を生んだヒット作であった。

*当時のジャガー社は、フルサイズ・サルーンをローマ数字(例:U)で、スモールサイズ・サルーンをアラビア数字(例:2)で表記して区別していたため、当「マーク2」は「マークU」と表記しないのが正しい。

「マーク1」からの変更点は、ざっと、、

・クロームメッキ・ドアサッシの採用(マド面積拡大)
・リア・ウインド面積拡大
・サイドライトが、フェンダー前方から上部に
・前後トレッドの拡大
・4輪ディスクブレーキを標準装備
・シートがピクニックテーブル付の分厚いものに、
・ダッシュパネル・デザイン変更(メーター類がセンターから運転席前に、など)
・ハンドル・デザイン変更(4本スポークから2本スポークに)

など、、
これにより、ジャガー社の歴史上、最も豪華なスモール・サルーン「マーク2」が誕生した。

マーク2には、3つのモデル(エンジン・バリエーションにより)があり、排気量の小さい順に「2.4」、「3.4」、「3.8」が存在した。
それぞれの数字は、そのまま排気量を表す。
ベースエンジンは、XKシリーズに積まれ、今だ評価の高いDOHC・XKエンジン。
「2.4」は、120HP、「3.4」は、210HP、「3.8」は、220HP、

生産台数は、各

「2.4」:「25.173」台  内、左Hは、「3.405台」
「3.4」:「28.666」台  内、左Hは、「6.571台」
「3.8」:「30.141」台  内、左Hは、「14.758台」

当個体は、上記「3.4」左ハンドル「6.571台」の内の1台である。
「3.4」は、イギリス本国オーダーが全体の7割を占めるため、左ハンドルは珍しい。

「3.4」に積まれているエンジンは、基本、名車「XK140」に積まれていたものと同じXKエンジンである。
スペックは、213馬力で、最高速は、「193km」!

「3.8」が、223馬力で、最高速「201km」、、
「3.8」は、初めて最高速が、200kmを超えたスモール・ジャガーとして有名になったが、
実は、「3.4」とは、最高速で僅か、8kmの差でしかない。
現在では、個体コンディションの方が重要で、コンディションの劣る「3.8」なら「3.4」には敵わない。

「マーク2」は、ツーリングレースで大活躍したモデルであるから、たまに内装を取っ払い軽量化、エンジン・チューンしたレース仕様のマーク2も見かけるが、、多くのユーザー様は、この豪華な内装を弄るのはもったいないと考えるはずだ。

さて、当個体、
貴重なディーラー物、、1967年の時点で、ジャガーのマーク2を新車で購入する方は、よほどのエンスーであり、且つ、相当な資産家であったことは間違いない。
あっと、当時のイギリスからの流通事情を考えれば当然であるが、当個体自体が完成したのは1966年である。並行車なら66年として販売するが、ディーラー車であるから、現在のジャガーディーラーにならって、1967年として表記させていただく。

内外装ともにレストア済みで非常にキレイ、、外装には一部キズがあったが、当社で既にリペア済み、、ビカビカ。

もう40年以上も日本に住んでいるので、日本の気候に合わせた改良も、一通り終わっている。

・ラジエーターをアルミ製大容量に交換
・サブ・ラジエーターの増設
・大型電動ファンの増設
・新しいオルタネーターに変更
など、、

この時代のジャガーを日本の気候で乗る場合の最大のポイント「熱対策」は万全だ。
「マーク2」は、輸入されたままの状態で、日本で乗ると夏場などオーバーヒートする可能性が高い。確実に「改良」が必要なのである。
当個体、当社の納車整備で万全をきすが、既に「日常の足」仕様となっている。

当「3.4」の左ハンドルは、生産台数が少なく貴重であるが、「マーク2」全体では生産台数も多く、いまでも、世界中でコレクターズ・アイテムとして評価されている、、
このため、パーツも豊富、、イギリス、アメリカには、パーツ専門店も多い。
手に入らないパーツはない。
このパーツ入手の安易さもマーク2人気を支える要因の一つであろう。

とは言え、「マーク2」に近代装備は少ないほど安心かもしれない。
当個体、パワステもクーラーもパワーウインドも付いていない、、、壊れようが無い。



1922年に、「サー・ウイリアム・ライオンズ」によって設立された「スワローサイド・カンパニー」がジャガーカーズ社の起源、自社ブランドの自動車を発表したのが、1931年、ジャガーカーズLtdの社名となったのが、1945年、、その後、数々の名車を世に送り出したジャガーであるが、なぜか、コレクターズアイテムとして評価されるのは、2ドアモデルばかり(XKシルーズ、C、D、Eタイプ等など)、、現時点をもってしても、歴史に名を残す4ドアサルーンモデルは、「マーク2」のみと思われる。


では、下記より、写真74枚で、詳しく↓


外装は、「ガンメタリック」。

オリジナルカラーであるか不明なので、現在、デリバリージ時・データを取り寄せ中、、資料が届き次第、お知らせさせて頂く、、。
ジャガー本社には、このサービスをしてくれる部署がある。

当社入庫時、下回り、カーペット下、トランク内など、ボディのどこを見てもサビ、クサリなどなく、感心したものだが、、外装は、前述のとおり、一部気に入らない塗装箇所があったので、リペア済み、、キズなし。
ボディ、シャーシ自体は、稀に見る・と言ってよいほど◎コンディション、、、旧車は、見えない箇所ほど大事だ。

強いてあげれば、あと前後のバンパー、、よく見ると薄いサビが少々、、写真で写るようなレベルのものではないので、手直し(再メッキ)するか、味と見るか、、そもそも気になるのか?微妙なところだが、、、このホームページを、ご覧頂いた上で、ご購入してくれた お客様には、前後バンパー再メッキはサービスしましょ、、、それ以外の方には内緒で現状ってことで、、。

バンパーといえば、、リア・バンパー中央に、「ディスクブレーキ」と記された丸いマークがあるが、これは、当時まだ、ドラム・ブレーキの車の方が多く、マーク2のブレーキが他の車に比べ、効きすぎたため、追突注意の意味で張られていたものだ。
それほど、マーク2は進んだ車であった。

全長:459cm、
全幅:169cm、
全高:146cm。
日本向きの小型ジャガーで、取り回しは至って宜しい。
パワステなんてなくても、ハンドルは充分軽いので苦に感じる方はすくなかろう。

マーク2の根強い人気の秘密は、やはり、このボディデザインと実用性の高さ。 
某国内自動車メーカーが、マーク2そっくり号を販売した理由も、ひとえに、「マーク2」が、かっこいいからでしょ、、、信号待ちで隣に本物に並ばれたら立場がなさそうだが、、。



ジャガー社は経済的理由から、1967年末、「マーク2」を生産中止、いきなり廉価版としか思えないモデルにする。モデルチャンジであるが、、それが、「240」「340」(67年から69年)、「3.8L」は廃止、、マーク2の巨大なメッキバンパーは、貧弱な細身になり、フロントのフォグライトもなくなり、ワイヤースポークホイールはオプションに、、内装の本革もオプション、基本ビニールレザー、、少しばかりスペックが向上したエンジンには、、「マーク2」のキレイなアルミヘッドの姿はない。
完成された「マーク2」を変にいじって大失敗している。
このモデルは残念ながら後世に名を残すモデルではないから、似ているからといって
「マーク2」と、いっしょにしてはならない。


近年、ジャガーは、マーク2をイメージしたSタイプやXタイプのコンパクトサルーンを投入してきたが、やはり、マーク2のオーラには到底かなわない、、ジャガー社がBMCグループと合併する(66年)以前、サー・ウイリアム・ライオンズが全盛期のころに作られた本物には、敵うはずもないか、、。

内装は、「ブラック」・レザー。

もちろん、本革、、内装シートレザーは、近年、張りかえられているので、まったくキレイ。
ドア内張りは、ダークグレイで、ブラックのパイピングが入る、、これ、非常にセンスが好い、、こんなオプションは無かったと思うので、張りかえられた際に施されたのであろう。

シート脇の小さなレバーは、オプションの「リクライニング・シート」のレバー、、このオプションは有益。

キレイなコブ目模様のバーウォールナット、これが室内を豪華に演出している。
マークUの室内で最も重要なのは、このウッド(バーウォールナット)と心得る。これでこそ、マークU。

ハンドルは、マーク2・オリジナルの細身のもの、、イギリスの高級車は こうこなくっちゃ
。ボルグワーナーの3速コラムATのシフトレバーが、ハンドルポスト右脇に付く。
オートマは、オプションで、スタンダードは4速マニュアル、、
「マーク2」は、今でも「速い」車であるから、マニュアルでも楽しいが、日常に使うならオートマの方が はるかに楽だ。


フェイシアパネル中央のメーターとスイッチは、、
上段、メーター左から、電圧計、燃料計、ライトON/OFF、電圧計、水温計。
下段、スイッチは、左から、室内灯ON/OFF、メーターライト強弱、ヒーターファンスピード、シガライター、スターターボタン、マップライト、ワイパーON・OFF及び速度切り替え、ウォーシャー液。
キーを差込み、右に回しとイグニッションON、、で「スターボタン」を押してセルを廻す。
この 昔の飛行機のコクピットのようなクラシカルなトグル・スイッチは、雰囲気抜群。

灰皿のフタは、ウッド張りに変更されている。オリジナルの室内同色ビニールレザー張りに戻すこともできようが、、これはこれで豪華である。

抜群の耐久性を誇り、美しいアルミヘッドを持つ、直6DOHC XKエンジン。

3442cc、SUツインキャブ、車輌重量1500kgで、最高速は193kmに達する(但し、MT車データ)。
この時代に4輪ディスクブレーキ、フロントショックは、ダブルウィッシュボーン、リアは、ラディアスアーム・トレーリングリンク、、数々のツーリングレースで活躍した理由がうなずける。

なにより、このエンジン、、美しい・のが好い。
アストン・マーティンの直6(DB6までの)にも匹敵するほど、とにかく美しい。
このアルミヘッドのXKエンジン、他には、XK120、XK140、XK150、Eタイプのシリーズ1まで見ることが出来るが、、その どれもが超人気モデルであるのは偶然ではあるまい。
エンジン・スペックうんぬんの前に、ボンネットを開けた時、盛り上がらなくては意味が無い。

前述のとおり、機関系には、正しい「実用仕様」改良が施されている。
もちろん、当社で各部徹底整備するが、改良的には、これで充分すぎると思われる。
これに、、、仮に「クーラー」を付けたいなら、もう少々、追加改良が要す必要があるかもしれないが、、、3シーズン(夏以外)に乗る車と割りきれば、「金」は掛からない。
だいたい、「マーク2」は、三角マドから入ってくる「風」が一番心地好い。

ジャガー社の創業以来、現行モデルまで見ても、これほど完成され、エレガントな4ドア・モデルはあるまい。
あまりにも他に成功例がないので、「マーク2」は、マグレで成功したのかもしれない。
奇跡的だ。
今、ジャガーのショールームに行っても、欲しいモデルなど1台もない。


この先、未来永劫、、その価値が変わることのない車が、ここにある。


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