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| Model |
SUNBEAM
ALPINE SERIESV
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| Year |
1963
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| Exterior |
RED (BLACK・TOP) |
| Interior |
BLACK・Leather |
| price \ |
2.980.000→2.480.000 |
| Mileage |
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| Ammenities |
本国仕様 右ハンドル (国内登録・1994年)
水冷 直列4気筒 OHV 1592cc 4速フロアMT
馬力:82hp/5200rpm
最高速:155km〜160km
全長:394cm
全幅:157cm
全高:128cm
車重:1090kg
定員:4名
内外装機関ともに希少極上車
車検:平成23年3月
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| COMENTS |
1963’「サンビーム・アルパイン・シルーズV」
解説:
「サンビーム」社
創業は、1888年、自動車の試作を始めたのが1899年、販売は1901年から、、とイギリスでも「ディムラー」(1896年)に次ぎ、、「ランチェスター」(1899年)と同年ほどの古い名門・自動車メーカーである。
1910年代から20年代にかけては、グランプリレースで好成績を残す数々の名車を世に送りだす。
1925年には、冒険家「マルコム・キャンベル」候によって作られた「ブルーバード」の愛称を持つ350馬力のサンビームで「246.63km」の世界最速記録を樹立、、
1927年には、「レディバード」の愛称を持つ1000馬力のレーシングカー(速度記録専用)で、最高速「327.97km」の世界最速記録を樹立、、
圧巻は、1925年「ル・マン」レースで、2位に!
この年の1位は、フランスの「ロレーヌ・ディートリッヒ」(26年にも優勝)、3位は「ベントレー」(24年は優勝)であった。
「ベントレー」は、その後、同レースで、27年から30年まで4連勝の快挙を達成するが、1925年には「サンビーム」に負けていたのだ。
1920年代、数々の歴史の残る記録を樹立し、「サンビーム」の名声は世界中に轟いていた。
しかし、全ての英国中小自動車メーカーが大打撃を被ることになる1929年に始まる世界恐慌により、経営は悪化、、ついに1935年、巨大自動車企業「ルーツ・グループ」に買収され、その後は、ルーツ・グループ(ヒルマン、シンガー、ハンバー、のブランドを持つ)の一ブランドとなる。
この名門「サンビーム」の商標を、あの「ジャガー」の創業者「ウイリアム・ライオンズ」氏が欲しがって買収しようとしたが失敗した(戦前のSSのブランドではナチスを連想させるため、ブランド名を変更する必要があった)・・話は有名であるが、、それほどのブランド名であったのだ。
その買収話が成功していれば、現在の「ジャガー」は「サンビーム」の名で販売されていた、、。
戦後になり、サンビームが(ルーツグループが)、世に送り出した傑作が、1953年発表の2ドア・2シーターのスポーツカー「アルパイン」である。
この丸っこい「アルパイン」は、1955年で生産中止となるが、このモデルをベースに当時、企業として生き残る為に必然であったアメリカへのマーケットを意識したデザインに変更するべく、アメリカより、一人の自動車デザイナーを呼び寄せる。
「ケニス・ハウズ」(Kenneth・Howes)という人物である。
彼は、イギリス出身のデザイナーで、かの天才商業デザイナー「レイモンド・ロウ」のロンドン事務所で働いていた、、、弟子である。
1952年、「レイモンド・ロウ」が担当していた「スチュード・ベーカー」のデザインを手伝うため、ニューヨーク事務所に移る。
その後、間もなくして、デトロイトの「フォード・デザイン・センター」に移籍し、ここで、当時販売間近であったフォード「サンダーバード」のデザイン・スタッフとして働くことになる。
フォードの傑作「ベビィサンダー」(1955年発売)のボディデザイン担当をしていたのである。
1956年、イギリスに呼び戻された彼が最初に担当したのが、サンビームの新型モデルであった。
結局、ほぼ彼が提案したとおりのボディデザインが採用、生産されることになる。
それは、明らかに、「ベビィサンダー」に似ていた、、。
1959年:新生「アルパイン」が発表される。
この「アルパイン」は、1960年までの僅かな間に11.900台を売り上げる大ヒット作となり、名門アルパインの名を復活させてみせた。
「アルパイン」シリーズの快進撃が始まる。
1960年に、排気量を1494ccから1592ccにUPした「シリーズU」に
(余談:このシリーズ2は、ショーン・コネリー主演007「ドクター・ノオ」に登場、ボンドがカーチェイスをする。ボンドカーではなく、レンタルした61年式、濃紺のシリーズ2)
生産台数:19.956台
1963年3月には、排気量は同じ1592cc、僅かなパワーUPと改良が加えられた当「シルーズV」に進化する。
シリーズUとシリーズVは、ほとんど同じデザインで似ているが、外見上で区別するのは簡単で、「シリーズV」には、「U」に付いてない三角マドが付いている。
ただ、この「V」は短命で、1963年3月から64年1月までと僅か11ヶ月しか生産されていない。
生産台数:「5863台」
1964年2月には、特徴的であったリア・テールフィンが小さくなり「シリーズW」に、。(このモデルにフォードV8を積んだモデルがタイガーである)
生産台数:12.406台
1965年には、エンジンが、1592ccから1724ccに変更となり「シルーズX」に、、
*67年秋にルーツ・グループは、クライスラーに買収され、「V」は、1968年まで生産されたが、このモデルがアルパインの最後となり、生産は中止される。
生産台数:19.122台
結果、1959年から1968年の間に生産された「アルパイン」シリーズは、トータル:69.250台を売り上げたヒット商品であった。
当「シリーズV」は、シリーズ中、もっとも生産台数の少ない稀少車である。
「アルパイン」は、小ぶりで扱いやすく、その愛らしいボディデザインから、女性客にも好評で、モナコのグレース王妃も愛車にしていた。
旧車と言えど、乗り手を選ぶような ややこしい車ではないってこと、、。
「サンビーム」ブランドは、1976年で途絶えるが、戦後では「アルパイン」が最も成功したモデルであろう。
さて、当個体、、
本国仕様の右ハンドル、1994年国内登録後、3オーナー、
レストアされた個体で、特に、ボディフレーム、下回りなどは、サビ、クサリもなく非常に しっかりしている。
当社入庫時、幌が汚かったので、新品に張り替えた。
幌地は、「ジャーマン」=幌用布地にした、、バッチリ!
では、当個体の詳細を写真72枚で、下記から↓
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外色は、「レッド」
幌は、前述の通り、ブラック・ジャーマン(布)素材で当社入庫後に新品張替え済み。
通例として、この時代のイギリス小型車の幌は「傘よりまし」のレベルで普通であるが、この幌は、しっかりしている。
幌は、格納BOX内に完全に入ってしまう。
オープン時は、フルフラットとなり、正にロードスターとなる。
思いのほか小さな幌収納BOXに、こんなにも、しっかりした幌が収められているとは、信じがたいほど良く出来ている。
トノカバーも有り、、こちらは、クラシックカーラリーにでも出場した際には、付けておくと雰囲気バツグン!
塗装コンディションも大変良いが、何より、ベースボディの状態が素晴らしい。
旧車のキモ・・下回りや、カーペット下の床、、サビ、クサリの類は、見受けられない。
元々、状態の好い個体であった上に、大掛かりなレストアが施されているものと思われる。
尖ったテールフィンが特徴的なボディデザインは、フォードの「ベビィサンダー」に似ているが、あちらは、全長:445cm、全幅:178cmの「ベビィ」、、当「アルパイン」は、全長で50cmほど、幅で20cmほども小さい、本当のベビィ、、
おかげで、取り回しは すこぶる好く、、ハンドルもパワーアシスト無し・が気にならないほど、軽く、楽である。
14インチの「ワイヤースポーク」ホイールは、後から交換されたもの、、似合っているし高級感もある。
トランク容量も想像以上に広い、、実用度も高い。
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内装は、ブラック・レザーにレッド・パイピング。
シートは本革張り、、内装のコンディションも いい感じ、、完全に新品の風合いではないし、かといってヤレているわけでも、汚れているわけでもない、、絶妙。
この時代の車、、このくらいのキレイさが丁度好い。
シートポジション、室内空間も充分で、まったく窮屈さは感じない。
これなら、長距離ドライブでも楽しそうだ。
ただし、リアシートは、かなり小さなお子様用、、一般的には、完全に、荷物置用だが、、。
ハンドルは、オリジナル(細身で口径の大きい)から、「モトリタ」のウッドハンドルにに交換されている。実際、こちらのほうが、操りやすい。
フェイシアには、本物のウッドが張られている。
このモデル、、当時から、お洒落な方用の小型スポーツカー、、ちゃちな作りではない。
小気味良く入る4速のシフト、、難しさやテクニックは必要ない。
当時は「グレース・ケリー」のようなお嬢様セレブが、お買い物用に お乗りになっていた車であるから、かっ飛ばすためのモデルではない、、今でも女性の方でさえ、問題なく普通に乗れる。
機関系にも 一通りの手が加えられているようで、調子も絶好調!
もう16年ほど日本に住んでいる個体であるから、日本の気候にあった整備、改良も完了している。
とはいえ、弊社のボランティア納車整備には、1ケ月ほどの期間をいただきたい。
一度、隅から隅までキッチリ診て見ないと、旧車は恐くて納車できない。
バッチリ整備が施された個体なら、もうあとは安心、、。
ボディ、シャーシ、エンジン、足回りさえ、しっかりしていれば、他は何も付いていない、、、パワステ、パワーウインド、エアコン、オーディオ、コンピューター、、何もなし、、
壊れようがない。
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