Model ASTON MARTIN・ DB7 V12
VANTAGE VOLANTE


Year 2002
Exterior BLACK (BLACK・TOP)
Interior TAN・LEATHER
price \ ASK
Mileage 23.800km
Ammenities ヨーロッパ仕様・新車並行車 左ハンドル(02’モデル・02’登録)  

V12・ DOHC  5935cc  5速フロアAT

馬力 :420ps/6000rpm
トルク:54.5kgm/5000rpm

最高速:266km
0−96km:5.1秒
(*AT車でのテストデータ)

全長:466cm
全幅:183cm
全高:126cm

車重:1920kg
定員:4人


*装備:
電動オープン、パワステ、パワーウインド、パワーシート、シートヒーター、オートエアコン、チルトハンドル、ABS、電動ミラー、
他フル装備

内外装極美、機関、当社にて完全整備渡し、超極上車。  

車検:2年付き渡し

COMENTS
アストン・マーティン・
「DB7・V12 ヴァンテージ・ヴォランテ」


*「ヴァンテージ」はアストン流にハイパワーモデルに付ける名称
 「ヴォランテ」は、オープンモデルに付ける名称


まずは、「DB7」の生い立ちから、、
1993年、DB6から実に23年ぶりに「デイビット・ブラウン」=「DB」の名を持つモデル「DB7」がモーターショーで発表された。
その名の通り、最も「デイビット・ブラウン」時代(1947年〜1972年)のアストン・デザインを継承しているモデルである。
「ヴィラージュ」系モデルが、デイビットブラウンが経営権を手放した後、販売された「V8」(〜89’)の後継モデルだとすると、「DB7」は、それ以前の「DBシリーズ」(DB1〜6+DBS)の後継モデルということになる。

この「DB7」、デザインをアストンのチーフデザイナー「イアン・キャラム」、開発を「TWR」=トム・ウォーキンショー・レーシング社が協力、担当、、
エンジンは、直6・DOHC/3239cc、330馬力、、
製造は、アストンの聖地「ニューポートパグネル」、、、なんと最終の塗装工程を
ベントレー「クルー」工場が担当、、という鳴り物入りモデルであった。
国内では95年から販売され、歴代アストンの販売記録を1年目から塗り替えるという大ヒットモデルとなる。

そして、1999年、更なるパワーを求めるユーザーの声に答え、ジュネーブ・モーターショーで、「DB7」のハイパワーバージョン、アストン初の12気筒エンジンを積む「DB7・ヴァンテージ」がデビューする。
当モデルは、ヴァンテージのオープンモデル「ヴァンテージ・ヴォランテ」である。

名門「コスワース」で組み立てられるアルミ合金製・V型12気筒・DOHC・48バルブ・エンジンを積み、最大出力:420馬力、、最高速度は、オートマのオープンモデルにして「266km」に達する。


生産は、1999年〜2003年9月まで

因みに「ヴァンテージ・クーペ」は「2385台」
「ヴォランテ」は、「2046台」の生産台数(メーカー発表データ)


「DB7」シリーズは、トータルでは7000台以上を売り上げたアストンマーティン歴代最高のヒット作であったが、当「DB7・ヴァンテージ・ヴォランテ」の生産台数はオープンモデルとしては異例に多い、、、人気の度合いが窺えるが、、、
国内に何台輸入されたかは不明である。
が、アストン(全モデル)の年毎の国内総輸入台数で推察することはできる、、。

1999年:14台
2000年:17台
2001年:29台
2002年:37台
2003年:55台

トータルでも、152台、、ヴォランテは、半分も含まれていない。


弊社では、まだ、「DB7」の後継モデル「DB9」(2003年フランクフルト・モーターショーでデビュー)を扱ったことがない、、、というより、現時点では扱う気はない、、、もっと市場価格が下がれば納得できる(扱う)モデルであるが、、高い金を出して買うまでもないモデルと思っているからである。
確かに、良い車ではあるが、なぜか「アストンらしさ」は薄くなってしまった。

そう感じさせる理由は、車の「作り方」にありそうだ、、
ここで、アストン・マニアにとっての聖地「ニューポートパグネル」工場に触れておきたい。
ロンドン近郊バッキンガムシャーにある「ニューポートパグネル」は、地名である。
ここに、古風な赤レンガ作り、、とても有名自動車メーカーの工場とは想像もできないアストン・マーティンの元本社工場がある。
もともとは、1820年創業の名門「ティックフォード」というアストンなどを手がけたコーチビルダーの工場であったが、1954年、当時のオーナー「ディビット・ブラウン」が買収、
1958年「DB4」から、すべてのアストン・モデルがこの工場で生産されることになる。
が、2003年、フォード傘下時代(1987年から)、ロンドンから北上すること1時間あまりの「ゲイドン」という街に量産車対応「ゲイドン」新工場を設立、、
そして、2007年7月19日、
ニュポートパグネル工場・ファイナル生産車「ヴァンキッシュS」の最後の1台の完成とともに、この工場での全ての生産を終了した。
*「ニューポートパグネル」工場は現在も存在し、「アストン・ワークス」として、過去に生産された全てのアストン・モデルのレストア、修理を行っている。
そこでは、数十年の経験を持つ熟練された職人のみが、今日も働いている。

そう、DB9以降のモデルは、全て「ゲイドン」製であるから、どうもフォードの車作りの臭いがしてならないのである。
車は性能(スペック)が優れていれば良い車ってわけではない。
特に弊社は、「味」のある車にこだわっている。

さて、当個体、、
ヨーロッパ仕様の新車並行車、、走行距離も少なく、内外装、幌、機関ともに文句の付けどころは見当たらない。

詳しくは下記より  ↓


外色は、「ブラック」。

ソリッドのブラック、、人気色です。

現在もすばらしい光沢を保ち、劣化、色あせ、、キズさえ見受けられない。

シャーシそのものは、同じく同時期にフォード資本下となっていたジャガーのXKクーペと共有しているが、アストンのチーフデザイナー「イアン・キャメロン」のお陰で、、なんとなくDB6を彷彿させるボディデザイン、、フロントグリルも伝統のアストンのカタチ、、ジャガーとは一線をかし、しっかり、アストン・マーティン・している。

直6のDB7とは、大型化され迫力を増したフロントバンパーに追加された大径フォグライトを見れば区別できる。
また、当個体には、19インチのオプション・アルミホイールが奢られている(標準は18インチ)、、、タイヤサイズは、、フロント245、リア265サイズとなっている。
全長:466cmは、伝統的なアストンのサイズであり、国内で乗るには、ベストサイズであろう。
ハンドルの切れも悪くないし、オートマ車であるから、どなたにでも運転でき、乗り手を選ぶことの多い以前モデルとは比べようもなく、420馬力のハイパワーマシンを普通に運転することが出来る。
とはいえ、「音」は、ジャガーのように可愛くはない、、アクセルをふかせば野太い声で「ウオン」と吠える・と表現したほうが正確だ。
普通に運転・といえど、、ひとたび本気でアクセルを踏み込めば、、そこは流石に「ヴァンテージ」、その名に恥じない「野蛮」な姿を見せてくれる。
この「野蛮さ」がなければ、もはや「アストンマーティン」ではない。


電動のオープントップの造作もよく出来ているし、材質も好い。
3重構造の幌で、外側がジャーマン(布)、内張りは、アルカンターラ(バックスキンかも?)、
中身には断熱、防音用のクッションが入っていて、、天井部、一番薄い幌部分でさえ、厚さ5cmほどある。
リアスクリーンは、曇り止め熱線入りの「ガラス」。
幌を開閉するには、2箇所のラッチを手動で外し、オープン・スイッチを押すだけ・・全てのマドが自動で下がりはじめ、、オープンになるまでに8秒ほど、、そこから完全にクローズさせるのに10秒ほど、、、

このよくできた幌のお陰で、クローズして走行していてもバタツキ感は極めて少ない。
オープンにして走行した時の爽快感は、当然ながらオープンカーでしか味わえるものではない、、イコール:その幸福感は、もちろん、オーナー様の独り占め!

内装は、「タン」レザー。

室内は、ロールス・ベントレーのごとく、コノリー・レザーとウェリントンのカーペット、バーウォールナット、天井は、アルカンターラ(バックスキン?)、、、プラスチックなんて野暮なものは、極力使用していない。
オリジナル・コノリーで、当然、ドキレイ!
ウッドのひび割れも皆無、、、一見されたし。


スピードメーターは、320kmまで表示、
タコメーターは、8000回転まで表示

シートポジションは、大変よろしく、、ランバーサポート、シートヒーターまで付いたパワーシートとチルトハンドルで、どのような体格の方でもベスト・ポジションに調整できるであろう。
室内空間も思った以上に広いので、窮屈感もなく、長距離ドライブでも疲れ知らず、、。

最高の室内空間に座ると、まるで、ラグジュエリーカー、、ただし、イグニッションキーを回し、センターコンソールの「赤いスターターボタン」を押すと、、前述のとおり、「ウォン」と野太い音でエンジンが目覚め、雰囲気は一変する、、
この車がアストン・マーティン以外の何者でもないことを思い知らされる。
アストンのエンジンは、こうでなくては、、盛り上がらない。

4人乗りであるが、正直、リアシートに大人2人は狭い(キツイ)、、お子様用か荷物置きと考えたほうがよさそうだ。

水冷 V型12気筒 DOHC 48バルブ  5935cc
アルミ合金製 ハンドビルド・エンジン


「コスワース」でハンドビルドされる総アルミ合金製・V12 
アストン・マーティンでは初の採用となる12気筒、、このエンジンは、至って近代的で気難しさは何もない。
オーナー自身は、「オイル」と「水」の量だけ、たまに確認しておけば良い。
420馬力という大パワーは確かに強烈な加速、スピードを味あわせてくれるが、、「クセ」がないため扱いやすい。
以前(直6)、フロントだけに採用されていたベンチレーテッド・ディスクブレーキはヴァンテージでは全輪に採用、、、野蛮なパワーを持つ車を緊張感なくドライブできるのは、この よく効くブレーキのお陰かもしれない、、。
ステンレスのエキゾースト、、「音」は車選びの大事な要素であろうから、ぜひ、ライブでお聞きいただきたい。
事前に、ご予約いただければ、いつでも、コンサートを開きます。