Model BENTLEY 

CONTINENTA R400

Year 1997
Exterior BLACK・EMERALD  (ブラック・エメラルド)
Interior BEIGE・LEATHER   (ベージュ・レザー)
price \ asking
Mileage 37.505km
Ammenities 「コーンズ」&「マリーナ・パークウォード」 コラボ

6台・限定車


「R400」特別装備:

・「コンチネンタル T」スペック・エンジン

・ボディ同色・電動格納式ドアミラー

・18インチ・「コンチT」アルミ・ホイール

・ホイール・アーチに ステンレス・モール

・ボディサイド下シルに ステンレス・モール

・限定モデル記念バッジ(トランク & Fウイング)

・ユニオン・ジャック バッジ(Fウイング)

・コンビ・レザー ステアリング

・全シート ヘッドレストのエンブレム刺繍

・「バー・オーク」ウッド 化粧張り

・「バー・オーク」ウッド シフトノブ

・「コンチT」タイプ インパネ・メーター類配置

*オプション装備(当個体のみ)

・メッキ・グリル

・「フライングB」マスコット





ディーラー車 左ハンドル

V8 OHV 6747cc・
水冷インタークーラー付き・ハイパフォーマンス・ターボE/G  


4速フロアAT(スポーツモード付)、


馬力 :404ps/4000rpm

トルク:81.6kgm/2200rpm

最高速:245km

全長:537cm
全幅:188cm
全高:146cm

車重:2440kg
定員:4人

標準装備:
Wエアバッグ、チルトハンドル、パワーシート(シートヒーター&メモリシート4人分&ランバーサポート付)、オートエアコン、クルーズコントロール、ABS、トラクションコントロール、CDチェンジャー他フル装備


内外装機関共に 稀に見る超希少極上車!

車検:平成24年9月3日


COMENTS
ベントレー・コンチネンタル「R400」

解説:

1997年に6台だけ 国内限定販売された「R400」。

ロールス・ベントレー国内正規ディーラー「コーンズ&カンパニーLTD」が、ロールス社傘下のコーチビルダー「マリーナ・パークウォード」に発注したスペシャル・モデルである。

ベース・モデルは、ベントレー「コンチネンタルR」
これに、97年発売の「コンチネンタルT」の404馬力 ハイパフォーマンス・エンジンを積み、プラス・前述のとおり、いろいろな専用装備を持つ。

そんなわけで、当モデルを理解するのは、「コンチR」と「コンチT」、二つのモデルを理解しておく必要がある。

コンチネンタル「R」は、1992年から2003年の間に生産されたコーチビルド物・2ドアクーペで、トータル
「1533台」が生産(オーダー)されたモデル。
コンチネンタル「T」は、コンチRを10cmショート・ホイールにし、巨大なオーバーファンダー付き、ハイパフォーマンス・エンジンを積み、1997年から2003年の間に「322台」が生産されたモデル。

当「R400」の400という数字は、コンチTの404馬力からとっている。

ベース・モデルの「コンチR」を もう少しだけ詳しく解説すると、、↓

「コンチネンタルR」は、1992年発売
ベントレーの最高峰モデル「コンチネンタル」の名と「R」の両方の名が付くモデルは、あの戦後・最高傑作のベントレー・モデルとして有名な「Rタイプ・コンチネンタル」(1952年から1955年)以来、、実に40年ぶりの復活となる。
2003年式以前で、「コンチネンタル」の名を持つモデルは、その段階で、スーパーモデルであり、100%コーチビルド・モデル、、マニア心をくすぐるコレクターズアイテムであることが最初から決定している。

デザインは、ロールス社のチーフデザイナー「グラアム・ハル」率いるプロジェクトチーム。
コンチRの社内プロジェクト名は伝統のとおり、アジアの小国名で「ネパール」、、
ボディワークは、ロールス社傘下、世界一のコーチビルダー
泣く子も黙る「マリーナ・パークウォード」

いわゆるスタンダードモデルとは、区別して存在するコーチビルドモデルである。

コーチビルダーとは、直訳の通り、馬車製作屋、
馬車の時代から車の時代になり、車のボディ製作を手がけているのが、現在のコーチビルダー、、古い歴史を持つ会社が多く、例えば、マリナー社の歴史は、1700年代までさかのぼる。
一方、「パークウォード」社は、自動車専門のコーチビルダーとして、1919年に設立された会社、、
自動車コーチビルドの達人集団
この2社が、最終的に、イギリスのコーチビルド会社の頂点に起つ。

熟練された職人により製作された個体は、一台づつが、「作品」と言ってよい。
が、1904年のロールス社の創業以来、続いてきたボディ全体にまで至る伝統のコーチビルドモデルは、当コンチネンタルR・シリーズ(コンチT、アズールを含む)をもって最後となってしまった為、一台づつの作品が貴重品。


1992年発売のコンチネンタルRも他のモデル同様、1994年、機関系に やや大掛かりな改良が加えられ、エンジンがダイレクト・イグニッション・システムとなり、エンジンルームの景観は一変する。
更に、96年には、水冷インタークーラー付きターボとなり、戦後では初めて馬力等のスペックを公表することになる。マニア的には、実力UPした以上に、記念すべきモデルだったりする、、。
(*、ドイツなどの一部地域は、以前より法律上、スペック公表を強いられていたが、、)

389馬力、、、この数値は、95年式以前より、かなりパワーUPしている。
水冷インタークーラーの恩恵は大きいようで、確かに乗リ比べれば違いが分かる。
この年式以降、全てのベントレーモデルは、馬力等のスペックをカタログに載せ、伝統の「必要にして充分」の表記はなくなる。

発売前から某有名誌で
また1台、疑いなく将来、伝説的な名車になるであろう車が生まれた
と言わしめた「コンチネンタルR」、、

この「コンチR」をベースに、10cm・ショートホイールにし、ワイドボディを身にまとった、よりスポーツ・タイプのモデルが、「コンチT」。
最後の、、つまり、2003年が最後であるが、この年まで作られていたコーチビルド・モデルが、「コンチR」と「コンチT」と「アズール」の3モデル。
自動車史に残る 最強の3兄弟(姉妹)である。
そして、当「R400」も、間違いなく血を分けた兄弟なのだ。



さて、「R400」の お話
ここまでで、ご理解頂いているとおり、イメージとしては、コンチRの豪華版、もしくは、コンチTの上品版 といったモデル。
外装も興味深い仕様となっている。
コンチTの18インチ・アルミは、妙に似合っているし、、、なんと言っても、フェンダー・アーチとボディサイドのステンレス・モールが、効いていて、なんとも高級感のある たたずまいをみせる。

内装で印象的なのは、やはり、使われている「ウッド」、、「バー・オーク」
ロールス・ベントレーの一般的な「バー・ウォールナット」ではなく、オーク材の木の根っこ付近にできる
瘤(こぶ)をスライスした「バー・オーク」材を使用
ダークな色目の「バーウォールナット」に 慣れ親しんでいるものにとって、この明るい こぶ目模様は 新鮮である。

そして、「R400」の真骨頂は、「走り」
コンチ「T」の404馬力は、必要にして十分であるし、なにより、81.6kgmのトルクは、圧倒的で長距離運転でも疲れることは無い。

これほど、手間の掛かっている仕様の「R400」であるが、新車時価格は、コンチ「R」の100万円UP、
これは、大変なバーゲンプライスである。
97年時、「コンチR」新車本体価格は、3550万円(税込:3725万円)、、
「R400」は、本体価格:3650万円(税込:3832万円)
ただし、98年には、「コンチR」の新車本体価格は、なぜか(為替?) 3900万円(税込:4095万円)に値上がりするので、「R400」が、98年に販売されていたら、価格は、4000万円(税込:4200万円)だったことになる。
プラス100万円で、このスペックと装備は、信じられないほど安いが、、
例えば、2004年 発売の「コンチGT」は、発売時の新車価格:1990万円であったから、、「R400」は、その倍、、想像を絶する高額モデルであることにはちがいない。



では、当車両 そのもの
以前、弊社で販売させていただいた「シーザー認定中古車」、、
2002年、2オーナー時に仕入れ、販売、3オーナー、前オーナー様には、長く所有して頂いていたが、今回、下取りでの再入庫となった。

低走行のグッド・コンディションに加え、整備も弊社で 担当していたので、万全。
内外装のカラーも いかにもイギリス車、、好ましい。


まずは、、下記より、写真61枚を↓


外色は、「ブラック・エメラルド」。

96年に追加された当時の新色。
基本ブラック・メタリックにエメラルドのグリーンが混ざる。
メタリック粒子は細かく、ギラついたカラーではない。
そして、太陽光のもとでは、やんわりとグリーンが浮かびあがる、、なんとも上品なカラーである。
塗装のコンディションも極めて よろしく、バフがけしてワックスのみで、手直しを要す箇所は見受けられない。

「R400」の6台、、うち、3台ほど過去に扱わせて頂いたが、同じカラーの個体はなかった。

全長は、537cm、、「コンチR」と同じ
「R400」の魅力の一つが、このサイズであろう。
「コンチT」になると、10cmショート、、つまり、リア・シートが狭い。が、「R400」は、Tエンジンでありながら、リア・シートも十分に広い。=実用度が高いのだ。

前述したが、「R400」のみの装備、、「ステンレス・モール」、、これがいい!単純にキレイ、、眺めていて飽きない。
このパーツ・セットだけで、100万円は しそうである。

あと、一目で「R400」だ・・と判断できる電動格納式ミラー、、形状からして他とは異なる。
コンチGTが販売される2004年、、、それ以前のベントレーモデルでは、唯一、このモデルだけが電動格納式である。
せまい日本、、残念ながら、あると便利、、
このミラー、内緒であるが、アウディのものを流用している。だから、もし、壊れても アウディ・パーツで直せば安い。
ただ、ボディとの台座部分は、専用ハンドメイド物で、この部分は高そうだ。

このモデルで、最大の発見が、ホイール
97年の「コンチR」は、17インチ、7.5Jホイールにタイヤは、255サイズ
「R400」のホイールは、「コンチT」の18インチ、9.5Jホイール、「T」は、これに285サイズのタイヤを履いている。
当時(今でも)、この「T」ホイールのデザインは人気で、多くの方が、履き替えたいと考えた、、、しかし、まずは、その価格を聞いて、9割の方が諦める、、、残った1割の方も、、285サイズのタイヤのまま、コンチRやターボRに履いてしまうと、フロントがタイヤを切ったさいにフェンダーに当たってしまう。で、諦めていた。
しかし、「R400」は最初から「T」ホイール、、なぜ?
それは、4本とも「255」サイズのタイヤを履かせていたから、、、それなら、確かに当たらない。
乗り心地は、タイヤが細い分 路面振動を拾わないので、「T」より、静か、シャープな乗り心地となっている。
とはいえ、「T」は、タイヤが太いのがカッコイイというのも事実。   で、前オーナー様、現在、当個体のタイヤ
275サイズ、45扁平 加重指数103Y の ブリジストン 「ポテンザ」の「RE050」を選択している。
このタイヤは、大正解と思われる。
フェンダーにも当たらないし、、見た目も好いし、オリジナル時の「ピレリー」より、遥かに 高性能、、、乗り心地は、3段階UPである。


「R400」の豪華版コンチRのコンセプトは、マフラーを見ると分かる。
コンチTエンジンにも係わらず、「T」の大口径1本だしマフラーではなく、「R」と同じ、デュアル・マフラー、、
かっ飛び仕様ではなく、あくまで、ロング高速ツアラー、、もしくは、街乗り仕様なのだ。
その気になれば、パワーありますけど、、それがなにか、、みたいな奥ゆかしさ、、これが「R400」。


メッキ・グリルとフライングBは、オプション。
メッキ・グリルは、ステン・モールに 好く似合っている。
これだけで、他のコンチRやTとは一線の違う雰囲気を醸し出す。

内装は、「ベージュ」レザー。

ありがちな「パーチメント」や「マグノリア」などのカラーより、濃い目のクリーム色 「ベージュ」。
管理は簡単である。
これに、ダッシュとセンターコンソールとハンドルをコンビで「ブラック」レザーとしている。
これで、室内の印象が グッと引き締まっている。
センターコンソールの内側だけ「ブラック」レザーとするセンスの良さには脱帽である。

低走行車であるから、内装コンディションも文句なし。
どこをみてもキレイ。


ハンドル、コンチTはRより太いが、当「R400」は、「T」の太いハンドルである。


レザーは、言わずと知れた「コノリー」社の最上級品、、、
1mmのキズも革に付けないために(ロールス社が使ってくれないから)、格子鉄線の無い石垣で囲まれたスカジナビア半島の牧場で育てられた牛の革、、、ロールス社に納品するのは、その中でも更に厳選された品だ。
それは、「10%トップ・グレード」と呼ばれる品で、他の自動車メーカーに納品されることはない。

この革をロールス社の熟練された職人が手作業で裁断し、張る。
1枚革で納品されるが、ロールス社は、革の中心部分、最良の部位しか使用しない。
そうすると、1台あたり、16頭から18頭分の革を使用することになる。
ベントレーとロールスでは、革を張る際、ベントレーの方が、テンション高めに張るのだと、ロールス社訪問の際、職人さんに教えていただいた

ベントレーのスポーツタイプのシートとロールスの応接間のソファタイプのシートの違いは、微妙な革の張り方でも調整されているのだ。
コノリー社は、現在、自動車メーカーへの革供給をやめてしまっているため、、この空間を体感できるのは、2002年以前のモデルのみに限られる。


ウッドは、「R400」専用装備の一つ  「バー・オーク」
以前からオプションで、「カナデアン・メイプル」ウッドなどで 白っぽいウッド選択は存在していたが、この「バー・オーク」というウッドは、このモデルで 初めて お目にかかった。
木目模様は、独特のもので、1台として同じものはない。
均一性がない、この木目模様、ウッドの場所により模様が異なる、、自然木が作った芸術的世界を室内にいる間中、鑑賞できる。
無論、左右シンメトリー張り。


あっと、、インダッシュのナビが付いているが、これは、「R400」の専用装備品、、つまり、97年時のもの、、有る意味、純正品で価値があるのかもしれないが、私のようなナビ依存症の方なら、最新ナビに交換したほうがよかろう。
V8 OHV 6747cc アルミ合金製 ハンドビルド・エンジン


「R400」の最大の特徴、コンチネンタル「T」エンジンを積む。

世界最強の過剰品質エンジン、、、100万マイル(160万キロ)の走行に耐えるという、この馬鹿げているほどのエンジンを作ったロールス社、、やはり、すごい会社であった。

オーナー自身が壊すか、無知な整備士が壊さないかぎり、エンジン本体が 生きてるうちに壊れることなどない。
定期交換部品といわれる消耗品パーツを交換時期になったら交換していくだけ。
交換時期:その多くは、オーナー様自身が気がつくか、車のインフォメーション・パネル上に表示してくれる。
どきどきしながら乗る必要など無い。とにかく、現存可動率 70%以上という 他に比べるものの無い 世界一 頑丈な車であるから、、。

このエンジン、、正直 スペックなど どうでもよい。
そんな次元のエンジンではない。 
このエンジン特性が、どうのこうの と語るのも おこがましい。
乗せていただいている、、ってほど、奉りたい。
永く乗った方は、本当に 幸せものである。
企業として最も重要とも思える「コスト」を無視した こんなエンジンを、この先、作り・販売するような とぼけた自動車メーカーが現れることなどあるわけない。



さて、そんな伝説化間違いなしのロールス製V8エンジン   当「R400」は、97年時・最強の「T」エンジン。

このエンジンを堪能できるだけでも ありがたい。

それを、この特別装備で味わえる方は、限定6名

まったく、うらやましいかぎりである。





PS:
当個体、前オーナー様の お子さんが、大きくなったら買い戻したいそう、、
それまでは、最低でも最高のコンディションを維持させておきたい、、
因みに、まだ、10歳、、



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ロールスロイス ベントレー スペシャリスト
株式会社 シーザー トレーディング

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