Model BENTLEY TURBO RT
Year 1998
Exterior WHITE
Interior St、JEMES RED LEATHER
price \ 6.300.000
Mileage 17.820km
Ammenities ディーラー車 左ハンドル  V8 OHV  6747cc 水冷インタークーラー付きコンチネンタルTスペック ハイパフォーマンスエンジン 
404馬力、トルク:81.6kgm 4速フロアAT
Wエアバック、全席パワーシート+シートヒーター、Fメモリーシート4人分+ランバーサポート、電動チルトハンドル、トラクションコントロール、ABS、ピクニックテーブル、純正ムートンマット、純正OPのフライングBマスコット、コンチネンタルT用18インチ(9.5J)アルミホイール、メッシュグリル、インダッシュ式HDDナビ、TV(カロッテェリア)、レーダー探知機、キセノンヘッドライト、ETC、他フル装備。

内外装機関共に稀に見る超極上車。  車検:2年付渡し

COMENTS
98年式、D車左ハンドル、実走:17.820kmの「ベントレーターボRT」。

ベントレーターボRの最終進化系、コンチネンタルTスペックのハイパフォーマンスエンジンを積む「ターボRT」。
1998年、ベントレーアルナージが販売されるまでの僅かな期間(98年前期)に、最後の純血統サルーン「ターボRT」が生産された。
生産台数は、おそらく(車台番号で数えた限り)、トータル「186台」。
(*ロールス社のデータミスにより、数台の誤差がある可能性も、、)
1998年時の日本国内へのベントレー総輸入台数は、僅か「57台」、
この台数の中に、「アルナージ」、「コンチネンタルR」、「コンチネンタルT」、「アズール」、「ターボRT」、そのほか、中古輸入新規登録されたベントレーの全てが含まれる。
内訳台数は不明ながら、おそらく、大半は、発売されたばかりのアルナージが占めるであろうから、、「ターボRT」の国内生息数は、極めて少ない。
1980年に登場したSZ系モデル4ドアサルーンは(毎年、改良が重ねられ)、16年後の1996年、内外装機関全てに至る大幅な改良が加えられた上で、ベントレーモデルのみ、戦後初めて、馬力などのスペックが公表された。
96年と97年モデルのターボRのスペックは、

最高出力:389ps/4000rpm
最大トルク:76.5kgm/2000rpm
98年「ターボRT」のスペックは、
最高出力:404ps/4000rpm
最大トルク:81.6kgm/2100rpm

もっとも、個人的には、ロールス・ベントレーは、パワースペックなどで評価する車ではないので、数字には、まったく興味はない、、以前の「必要にして十分」の表記が、大好きだったのだが、、まっ確かに必要にして十分な数字ではある。

96年97年式との違いは、エンジンがコンチネンタルTスペックの他、室内では、ハンドル(グリップが太くなり、ホーンボタンの形状も異なる)の他は同じ、、外装では、前後のバンパーとヘッドライト廻りが、ボディと同色に、、グリルがメッシュタイプ、エンブレム(TURBO RT)、ホイールが、96年の限定車「ターボRS」と同じ17インチの物(がオリジナルだが当車輌は、コンチネンタルTの18インチに交換されている)、等が異なる。

さて、当車両、走行:17.820km、、もちろん、コンディションも、走行距離に伴なう、、2ドアモデルならともかく、4ドアサルーンの低走行車は、極めて珍しい。
驚きの個体が、これだ↓


外装は、人気の「ホワイト」。
よほど、注意して観なければ発見できないレベルの僅かなトビ石があるにはあるが、通常、無キズと言ってよい素晴らしいコンディション◎。

コンチネンタルTホイールが良く似合っている。
タイヤは、4本共に、ピレリー、Pゼロの255/50・18・102Yを選択、、
これは、正解で、コンチネンタルT純正と同じ285サイズのタイヤを履くとフロントがタイヤをきった際、当たる。
カッコイイのだが、このアルミは高額で、100万円以上コースの費用となるので、やる方は少ない。

全長:541cm、全幅:189cm、全高:148cm
巨大ではあるが、ハンドルのきれが良く、着座位置の目線も高いので、驚くほど乗りやすい。
ボディ開閉部の全て(ボンネット、トランク、ドア4枚、給油口)は、1946年から続くスタンダード4ドアサルーンモデルの伝統で、アルミ製。
=ボディはサビ、腐蝕に、めっぽう強い、、更には、ボディ塗装前の下地処理剤だけで、その重さは30kgにもなるという念の入れよう。
車輌重量2420kg、、安に重さが重いだけではなく、そのボディ構造は、ちょっとした装甲車、、いざと言うときにオーナーの命を守るための工夫が徹底されている。
特に縦の衝撃には無類に強く、衝撃耐久性は大型バスといい勝負という、、この車に乗っていて、死ぬのは難しい。
内装は、ロールス・ベントレー得意の「セント・ジェームスレッド」。
*HP上の写真だと、真っ赤に見えているかもしれないが、実際の色は、ワイン色に近い。
スレ、ヤレなど、殆ど見受けられない、、室内全体◎コンディション、、これは、前オーナーの正しい、保守、管理に感謝。
コノリー社が、その年、採れた革の中から厳選されたものだけを選び、ロールス社に納品したという「地球で手に入りうる最上のレザー」を、これほどまでに贅沢に使用した車は、もう2度と作られることは無い。
なにせ、コノリー社は、自動車メーカーへの革供給をやめてしまった。

鏡面仕上げされたバーウォールナット、いい仕事してますねー、、完成度の高さは、他のメーカーでは、見ることが出来ない伝統工芸品。
ほとんど使われることが無いと思われるピクニックテーブルまで、表裏共バーウォールナット、もちろん、中心から左右均等模様ときてる、。
バーウォールナットは、胡桃の木の根がこぶ状になった部分のことで、これをスライスして使用、、こぶ状に育つまで、数十年を要す上、ロールス社が使用するクラスの非常に、こぶ目が多く、こぶ模様が細かい最上級品は貴重で、おいそれと手に入るものではない。

さて、当車両、コンディションも抜群だが、「オマケ」も盛りだくさん。
コンチTホイール、フライングBマスコットに、キセノンヘッドランプ、レーダー探知機、ETC、インダッシュ式のHDDナビに至っては、ワンメイクで廻りのワクをバーウォールナット仕上げ、、の凝りよう。

コンチネンタルTエンジン、機関系については、これまでも褒め尽くしてきた、、この個体も、ロールス、ベントレーを数々乗り継いでこられた前オーナーにより、万全の状態、、百聞は一見にしかず、、ぜひ、体感していただきたい。



1904年、「チャールズ・スチュワート・ロールス」と「フレデリック・
ヘンリー・ロイス」が握手をしてから、94年目、、RR社が1931年「ウォルター・オーエン・ベントレー」率いるベントレー社を買収してから67年目、、1998年前期、ゲルマンの血が入る直前、当ターボRTも含め、
最後の純血統4ドアサルーンが、僅かに「クルー」工場からデリバリーされた。
きっと、この光景を「サー・ロールス」、「サー・ロイス」、「サー・ベントレー」の3氏が、、天国から見送っていたに違いない。