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| 外装色は、「ブラック」。 メタリックの入っていない「ソリッド」のブラックである。 ベントレーの「ブラック」は、色の深みがハンパじゃない。 きっちり磨き込まれた塗装面は、見惚れるほどに うつくしい。 鑑賞に 堪えうる「ブラック」カラーが塗られた車など、他では 思いつかない。 入庫時、「コンチT」では有りがちな、塗装 一部に飛び石あとが、、 気に入らないので、全て ペイントした。 フロント・バンパー、リア・オーバーフェンダー部にあった飛び石あと、 それに、「コンチ系」ではボディ構造上(作る過程上) どうしても でてくる「Cピラー」の塗装よれ、、*この場所は、ボディ接合部(溶接部)があるので、下地には、溶接あとを 平らにするためのパテが盛られている。 Cピラーは左右共に 最塗装、、 これで、ビカビカ、、キズもなし。 コンチTは、Bピラーから後ろが、14cmほどコンチRよりショート(ホイールベースでは、10cmショート)、オーバーフェンダーは、完全にボディと一体化され流れるようなデザインは、MPWの力作、、いや芸術品だ。 運手席の空間は、「R」と変わりなく、14cmショート部分は、リア席とトランク容量を双方少しづつ減らすことで補っている。 よって、リア席は「R」より少々狭いが、ポルシェやアストンのような実用性のない狭さではない。 タイヤとホイールのサイズもコンチT専用物で、コンチRが17インチ7.5J、255/55サイズに対して、18インチ9.5J、285/45サイズと巨大。 このTホイール&タイヤをコンチRに、そのまま履かせるとフロントがタイヤを切った際、当たる、、、最初にデザインありきなのか、ホイールありきなのかは不明であるが、、必然のフェンダーデザインである。 当個体、 グリルとヘッドライト下のマーカー部を98年以降タイプ=「マトリックス・グリル」と「メッシュ・タイプ」に交換している。 格安の社外品も出ているが、これは、メーカー純正の 恐ろしく高いやつで交換。 この純正「メッシュ」を装着するには、ボディ板金塗装まで からんでくるから、、パーツ代のほかに工賃も、高額となる。 そういえば、「マイク・タイソン」の「97年・コンチT」も このパターンだった。 アメリカでは「基本」なのかもしれない、、。 他 「フライングBマスコット」装着 さらに 1本だしマフラーは、「2本だし」に交換されている。 ホイールは、アメリカ人の好きな「メッキ・タイプ」 このブラック・ボディには、メッキ・ホイールも よく似合っている。 ショートホイール、ワイドボディ、18インチ・アルミホイールに大口径マフラー、、全てが「T」の為にデザインされたもの、、 発売当初から、某雑誌レポートで「将来、{伝説の名車}の殿堂入り間違いなし」と評されたコンチT、、、すでに「殿堂入り」は確定した。 |
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| 内装は、「サンドストーン」&「ソフト・タン」のコンビレザー。 この個体を、この内装カラーで、オーダーされたファースト・オーナー様は、ベントレーを知り尽くしているものと思われる。 この配色は、相当にセンスがよく、渋い。 ガキにオーダーできる 代物ではない。 外装は 男らしく迫力あるブラック、、 室内に入ると 一変、、やさしさを感る 淡いカラーのコンビ・レザー、、うーん、、いい! お写真でも ある程度 ご理解いただけようが、、内装、走行距離が信じられない・と言ってよいほど、キレイ! レザー素材は、言わずと知れた「コノリー」社製のロールス献上品クラス、、2002年末まで、自動車内装レザーでは世界最高峰を誇った「コノリー」社のレザーは、グレードが数種類あり、、 その頂点グレードのレザーは、ロールス社にしか納品されなかった。 アストン、ジャガーは2グレードほど下のレザー、、フェラーリなんか、数グレード下どころか、ごく一般的な標準のコノリーレザーを使用していた。その標準グレードさえ、他の革メーカーが追いつかない品物であったわけだが、、最高グレード・ってコノリーを体感するなら、2003年式までのロールスかベントレーを購入するしかない。 全自動車メーカー中、内装の頂点が これである。 その中でも、、 実は、、、、97年モデルまでが、最高に贅沢な革使いをしている。(理由は、お店で) フェイシア(メーターパネル)は、コンチネンタルTの素性を証明する、「エンジン・チューンドアルミパネル」と呼ばれる鱗模様のアルミ、、、1920年代、ル・マンで5勝を飾った「WOベントレー」時代のレーシングカーの一部に使用されていたフェイシアパネルをイメージして作られたものと思われる。 このパーツ、、、この車のエンジン(総アルミ)に使われているものと同じ「アルミ」を加工して作られている、、、で、「エンジン・チューンド・・・」 センターの8連メーターは、燃料計、ブースト計、水温計、油圧計、油温計、時計、外気温度計、電圧計、の8つ。 シフトレザー左横の赤いボタンがエンジン・スターターボタン。 このボタンを押してエンジンをかければ、必然と雰囲気が盛り上がる。 大口径マフラーが奏でる音は、重低音ではあるが、スポーツカーのように五月蝿くはなく、予想以上に静か、、この上品な味付けが なんとも たまらない。 |
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| 1959年から基本設計を変えることなく、進化を続けてきた もはや伝説のアルミ合金製V8エンジン。当然、絶好調。 97年に、「コスワース」と「ザイテック」との技術協力のもと、登場したコンチTのハイパフォーマンス・ターボ・エンジン。 最高速は、245km、正に「必要にして充分」。 オーナーが生きているうちに心配は無用の超過剰品質エンジン、 手組み、、爆発的に部品点数の多い、このエンジンは、完全にハンドビルドで組み上げられているのだ。 厳密に言うと、一台のエンジンは、2人で1チームとして担当、 1万分の1の公差まで測定して、組み上げられる この航空機のようなエンジンの耐久性は、もはや「車」のエンジンの次元ではない。 組み立てに要す作業時間「80時間」。 ロールス社は、研磨技術に特出している。 だから、航空機のタービンも すごいの作るし、車のエンジンも 信じられないほど耐久性のあるものを作れる。 あっと、よくタイミングベルトの交換時期は?という ご質問をお聞きするが、タイミングベルトなんて使っていないので ご心配なく、、。 ベルトの変わりにギアを使用していて、ほぼ半永久的に取り替える必要は無い。 ギアが磨り減って交換時期がくるのは現オーナー様の孫の代であろう。 メーカー自身も公式カタログに書いてあるが、 「1920年以降、製造されたベントレー(WOベントレーを含め)の内、約3分の2の個体は現在も可動している」、、と。 これは、現存可動率といわれるが、もちろん、世界一の可動率を誇る。 これに、可動してない個体(ナンバーを外し博物館にある・とか自宅のガレージで放置プレイ)まで入れる「現存率」になると、8割以上は軽く現存しているらしい。 ロールス社のエンジン、ボディは昔から、いくつもの伝説で彩られているが、このV8エンジンが、おそらく最後の「伝説」になるであろう。 総評: ベントレーは、長い間(1965年以降)、ロールスの「グリル違い」の車であった。 走ってもロールスと同じ、、それでも十分に満足できはしたが、多くのベントレー乗りが思っていたはず、、昔のベントレーのように「走り」が堪能できたら、、。 それが、やっと 80年代の「ターボR」、92年発売の「コンチR」によって、「走り」を視野に入れたモデルが登場する。 その集大成、「ザ・ベントレー」が、「コンチネンタル T」である。 このモデル、、正しく後世に残していかなければ「MPW」の職人さんに 申し訳ない。 「コンチ T」、、現時点では 不当に安い、、が、 この車が 、「クラシック・カー」と呼ばれるようになったとき、、 とんでもない高額希少車となっていることであろう。 これは、将来の株価を予想するより はるかに たやすい。 なにせ、、「MPW」の2ドア・クーペ、、過去に 外したことがない。 |