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| 外色は、「ダイヤモンド・ブルー・シルバー」。 92年以降、塗料が「ラッカー」から「ウレタン」に変更されたのちに登場した外装カラー。 なんとも 高そうなカラー名である。 簡単に 説明するなら、、濃い目のシルバー・メタリックであろうが、、ロールス社というのは、すぐには真似されないようにか? 塗料配合に、1色 難解なカラーを混ぜていたりするのが、お決まり。このカラーも、なにかしら、難解な色が混ざれられているに違いない。 メタリック粒子は、非常に細かく、お約束の「鏡面仕上げ」で、朝、昼、晩、違った光沢を放つ。 太陽光の下では、たしかに「ブルー」が混ざっているのが分かるが、、それだけではあるまい。 塗装コンディションも極めて よろしい! まったく素晴らしいのだが、、1ケ所だけ、、リアのナンバーの上部プレート(ベントレー・マークが付いている)の塗装に 浮きがある。写真では分からないかも、、だが、これは、この後、ペイントする。 この部分のパーツは、スティールではなく、下地に塗料が合わないのか、「コンチR」系ボディは、ほぼ漏れなく、この部分の塗装が浮いてくる。 下地を最新版で作り直してペイントすれば、今後は問題なし。 全長は、537cm、、これで2ドア・クーペ、、充分にデカイが、このサイズがあってこその「コンチR」デザイン、、 迫力、存在感は、他メーカー・モデルの追随を許さない。 もっとも、ロールス・ベントレーは、2ドア・クーペといえど、、事故してぶつかったとき、乗っている方の命を守る・を最優先に考えて作られているので、小さい車など作らなかった(過去形)。 昔から、ぶつかって死なない車のNO’1はロールス・ベントレーだ。 世界中のVIPが乗る車であるから、オーナーが事故で死んでしまうのは、ロールス・ベントレーにとって最大の屈辱、、、ダイアナ妃も、ベンツじゃなくて、ロールス・ベントレーに乗ってさえいれば助かっていたのでは、、と思っているのは私だけではあるまい。 17インチ・7.5Jのアルミホイールは、96年からのNEWデザイン、、 ロールス・ベントレーのホイール・ピッチは独自のサイズで、社外品は合わない、、、ノーマルが一番かっこいいから問題なし。 フェンダー部分は4箇所ともに「ブリスターフェンダー」、、、このデザイン、、いくら見ても飽きることがない。 名車とは、そういうものであろう。 |
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| 内装は、「ロイヤルブルー」レザー。 外装色に 僅かに混ざる「ブルー」カラーを意識してか、、内装は オール「ロイヤル・ブルー」。 この程度の走行距離なら、当然ながら、、まったくもって キレイ。 濃い色目も幸いしてか、一度 当社で磨いた後は、汚れやスレなども見受けられず、オリジナルの しっとりとした質感が蘇った。 レザーは、言わずと知れた「コノリー」社の最上級品、、、 1mmのキズも革に付けないために(ロールス社が使ってくれないから)、格子鉄線の無い石垣で囲まれたスカジナビア半島の牧場で育てられた牛の革、、、ロールス社に納品するのは、その中でも更に厳選された品だ。 それは、「10%トップ・グレード」と呼ばれる品で、他の自動車メーカーに納品されることはない。 この革をロールス社の熟練された職人が手作業で裁断し、張る。 1枚革で納品されるが、ロールス社は、革の中心部分、最良の部位しか使用しない。 そうすると、1台あたり、16頭から18頭分の革を使用することになる。 ベントレーとロールスでは、革を張る際、ベントレーの方が、テンション高めに張るのだと、ロールス社訪問の際、職人さんに教えていただいた。 ベントレーのスポーツタイプのシートとロールスの応接間のソファタイプのシートの違いは、微妙な革の張り方でも調整されているのだ。 コノリー社は、現在、自動車メーカーへの革供給をやめてしまっているため、、この空間を体感できるのは、2002年以前のモデルのみに限られる。 ウッドは、土の中で80年ほど生きてきたウォールナット(胡桃の木)のバー(根っこ)部分をスライスしたものだ。 もちろん、ただの胡桃の木の根っこではない。 人間が意図的に根っこを病気にし、コブ状にしたものだ。 とはいえ、自然木であることには変わりないので、実際、スライスしてみないと、どんな「コブ目」になっているかは分からない。空洞があるかもしれないし、コブ目が大きいもの、小さいもの色々だ。ロールス社は、その中で、コブ目が小さく、柄が揃っているものしか使用しない。 そんな木が一番高額なのだが、、。よくよく、ウッドを眺めていただきたい、こんなレベルのバーウォールナットを使用しているメーカーは他に無い。 ウッドの張り方が またすごいことになっている・・・この車でいうなら、、ハンドル中心から、左右均等模様、、センターコンソール中心から左右均等模様、、ピクニックテーブル付きなら中心から左右均等模様、、薄くスライスし、左右に分けて合板に張って使用するので、同じ模様になるってわけだ。 これらの作業工程全てもロールス社自社の熟練工によるもの。 この作業場所、風景は、自動車会社とは思えず、、伝統工芸の家具屋、そのものであった。 最近のベントレーのカタログ(海外版)を読むと、この左右均等張りのウッドのことが、自慢げに書かれていた・・・「世界で唯一の左右均等張りするメーカー」と、、、。昔のベントレーなら、そんな当たり前のこと、決して自慢しなかったものだが、、。 室内装備で特筆すべきは、96年式で、やっと、「チルトハンドル」が付いたこと。 それまで、随分 体の大きな人は、ハンドルが足にあたってしまったりしたものだが、、、 要は、弊社(ロールス社)の車のサイズに、乗るほうの人間がサイズを合わせてくれってなメーカーだったわけだが、、大人になったものだ。 |
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| V8 OHV 6747cc アルミ合金製 ハンドビルド・エンジン 1959年から基本設計を変えることなく、確実に進化をつづけてきた「世界一の過剰品質エンジン」は、1996年、水冷インタークーラー付き(ギャレット製)ターボとなる。 馬力等のスペックも「正確な数字」という意味では創業以来 初めて公表した・と言ってよい。 とはいえ、ハンドビルドであることには違いはない。エンジンは、前述の職人仕事同様、熟練工が二人がかりで80時間を要して組み上げていく。 現在は、ロボットが手伝っているが、この時代に、ロボットは いない。 創業当時から 何一つ変わらない、、究極の 手作り、、 普通 企業として生き残れるはずのない、、途方もない時間を必要とする、、こんな車作りを続け、生き残ってこれたのは、その「作り」でなければ 納得しない世界中の俗副エンスーが 100年 購入しつづけた お蔭であろう。 この100年(創業1904年)の間に、ライバルと言ってよいメーカーは、全て ロールス・ベントレーに勝つことはできず、消えていった。 有る意味、最期の 超高級 自動車メーカーなのだ。 しかも、当個体は、あの「マリナー・パークウォード」の作品。 自動車好きと称するなら、生涯に一度は 所有すべき「MPW」作品。 価格は、TOYOTAのクラウン級であるが、、満足度と価値は、世界トップ・クラス! 乗らずに死んでしまう案は、、、ない。 |