Model BENTLEY 
CONTINENTAL
T

Year 2002
Exterior RACING GREEN (レーシング・グリーン)
Interior SPRUCE・LEATHER (スプルース・レザー)
price \ 11.800.000
Mileage 25.950km
Ammenities ディーラー車 左ハンドル  

V8 OHV 6747cc
水冷インタークーラー付きターボ・後期型ハイパフォーマンスE/G

4速フロアAT (スポーツ・モード付き)

・馬力 :426ps/4000rpm

・トルク:89.2kgm/2200rpm

・最高速:273km


全長:523cm
全幅:196cm
全高:145cm
車重:2470kg
定員:4人

装備:
Wエアバック、Fパワーシート(メモリーシート4人分+ランバーサポート、シートヒーター)、電動チルトハンドル、エンジンスターターボタン、
純正ムートンマット一式、

オプションの
・4本だしマフラー、
・アルミ・ブレーキ、アクセルペダル、

・インダッシュHDDナビ・TV、
・バックカメラ連動
・ETC車載器
他フル装備


内外装極美、機関、当社にて完全整備渡し、稀に見る超極上車。 

車検:2年付き渡し



COMENTS
2002年式 ディーラー車 左ハンドル


ベントレー最後の大物・・「コンチネンタル・T」!

解説:

コンチネンタルTは、1992年に発売されたコンチネンタルRのハイパフォーマンス・バージョンとして1997年から販売された。

世界には、想像もできないほど俗福でエンスーな人種が存在する、、
そんな頂点モデルを待望する顧客の欲求を満たすために作られた究極の贅沢マシンである。 
1995年に、ハイパフォーマンスにチューンされ405馬力を発生する「Sエンジン」を積んだモデル(ターボS:75台、コンチネンタルS:18台、コーニッシュS:25台)が限定販売されたが、コンチネンタルTのエンジンは、このSエンジンの発展系である。

「T」は、1997年から2003年・生産中止になるまでの7年間に、
僅かに「322台」が生産された。

コンチRのブリスターフェンダーにプラス、オーバーフェンダーが追加されたワイドボディ、、 その外観は、見るものを圧倒する。

全長は、コンチRの537cmより、10cmショートホイールベースで、全長では14cm短い523cm(都心に有りがちな530cmまでの立体駐車場にも入るサイズ)、全幅は、コンチR、188cmに対し、オーバーフェンダー分広く、196cmとなっている。

ボディワーク(コーチビルド)は、もちろん、世界一の匠の集団「マリーナパークウォード」。(下記からMPWに略)
一時は200社以上存在したイギリスのコーチビルダーの「トップ2」、
名門「HJマリナー」社と「パークウォード」社をロールス社が、完全に手中に収め、合併させて「マリーナ・パークウォード」社としたのは、1962年、、その後、数々の名車(コーニッシュ、カマルグ、ファンタム6、コンチネンタル、コンチネンタルR、アズールなど)を世に送りだしてきたMPWであったが、90年代に入ると本社であるロールス社自身の不況のあおりを受け、ついには、1992年、伝統のMPWの専用工場(ロンドン郊外 にあったウイルスデンの工場)を閉鎖することになる。
更に、その後の度重なるリストラにより、最盛期500人以上いたMPWの職人は、数十人規模にまで減ってしまった。
結果、非常に残念ながら、ボディ全体のデザイン、製作から手掛ける、いわゆる「コーチビルドモデル」は、続々と生産中止となり(90年にファンタム6、95年にコーニッシュとコンチネンタル、98年にパークワードリムジンが)、このコンチネンタル・シリーズ(コンチT、アズール、コンチR、)が、最後のコーチビルド・モデルとなった。

*現在のMPWは、、、
「マリナー」のみの名称となり、VWグループが50億ポンドもの投資をし新たに生まれ変わった「クルー工場」の一角で、スペシャル・オーダー部門として存在している。
世界中の わがままな顧客からの如何様な注文にも応じる。
アルナージを4WDに・や、コンチRをリムジンに・なんて むちゃなワンメイクのオーダーにも答え、実際に、その車は作られている。

総勢130人(92年以降、一時期40人ほどにまで減っていたはずであるから、また、90人ほど再雇用したものと思われる)、
もちろん、製造ラインなど存在しない。
カタログモデルとして販売する「コーチビルドモデル」は生産していない。だが、量産さえできないものの、彼らの「腕」は、今でも、完全なコーチビルドモデルを作り出すことはできる。
2002年に製造したエリザベス女王の専用車・ベントレー「ステート・リムジン」は、「マリナー」の職人による作品だ。
いつの日にか、また、完全なる「MPW」のコーチビルド・モデルが販売されることを願う、、。
*現行モデルで「マリナー」と付くモデルがあるが、それは単に名称を「ブランド」として使用しているだけで、「マリナー」のコーチビルド物というわけではない。



総生産「322台」中、日本ディーラー車のコンチネンタルTは、僅かに
「39台」しか輸入(オーダー)されていない。

中でも、パワーUPし、内装の造作が一新された98年以降、及び、エンジン上部に組み立てた職人のサインが刻まれる99年以降の後期型Tの輸入台数は少ない。
とりわけ、2000年代物は稀少だ。
「T」の新車を購入できる財力を持っていたユーザーは、発売(97’)と同時にオーダーを入れている。
後期型になったとはいえ、購入したばかり、、わざわざ買い換えることもなかったのである。

では、2000年代モデルの生産台数をみてみよう

2000年  22台
2001年  22台
2002台  19台
2003年  10台

この台数は、輸入台数ではない、、生産台数である。
当個体は、2002年モデル・世界「19台中の1台」というわけだ。

国内には、年式別に何台ずつが住んでいるか統計は取れていないが、分かっている範囲では、03’モデルが「3台」(もう1台有るという噂も)、当車両の02’モデルも、同じような台数、、もしくは それ以下であろう。

「マリーナ・パークウォード」が最後に残してくれた歴史の遺産・
「コンチネンタルT」。



さて、当個体は、

以前、当社で販売させて頂いた「シーザー認定中古車」!
当社で、整備、車検も担当させて頂いていたので、万全。
走行距離:25.950kmであるが、、その走行距離で想像するコンディションより、遥かに
キレイである。


コンチネンタルT 販売価格の推移(ディーラー価格)

1997年発売時:35.500.000円(税込:37.275.000円)
97年9月    :38.800.000円(税込:40.740.000円)
98年6月    :43.500.000円(税込:45.675.000円)
99年11月   :42.500.000円(税込:44.625.000円)
01年2月    :39.500.000円(税込:41.475.000円)
02年10月   :39.950.000円(税込:41.947.500円)

上記金額には、更に取得税5%のほか、登録諸経費が加算される。
とんでもなく高額なモデルであるから「数」が売れるわけがない。
ディーラーでコンチT新車を購入した「39人」には足を向けて寝れない。



詳しくは、下記より、写真68枚で、↓

外装色は、「レーシンググリーン」。

ソリッドのダークグリーンである。
如何にもイギリス車であることを主張する「レーシンググリーン」・・
磨き込めば、ベントレー特有の しっとりとした深い輝くを放つ。
よくよく見ると、リア・フェンダーに、少しだけ微粒の飛び石後があるにはあるが、手直しを要すレベルのものではない・・むしろ、少ない。
コンディション◎・・新車時の輝きは、まったく色褪せていない。


前述したとおり、コンチTは、コンチRに比べ全長で14cm短いが、正確に言うとホイールベースでは、ちょうど「10cm」短く、前後のバンパー合計で4cm短い。
ドアの大きさ(長さ)もトランクの大きさ(長さ)もコンチRと同じである。簡単に言ってしまえば、コンチRの10cmショートホイールベース版ということになる。
10cmショートで犠牲になったスペースは、リアシートの居住空間で、これに対応すべく、コンチTでは新たにシアシートのデザインが変更されていて、さほど狭さを感じさせない。
運転席の居住空間は、まったく損なわれていないので、コンチR同様、十分な広さと快適性を確保している。

全長:524cm、、この長さなら、都心にありがちな530cmパレットの駐車場に入れることもできる。(重量制限さえクリアできれば、、)

このオーバーフェンダーを見よ!
フェンダーからサイドスポイラーにかけての造作は、切れ目がなく、流れるような、その造作は、流石にMPWの傑作。
タイヤサイズは、コンチRの17インチ・7.5J・255に対し、コンチTは、18インチ・9J・285サイズと巨大。
最初にデザインありきなのか、この285タイヤを履かせるためにデザインされたのかは不明であるが、この18インチ・285タイヤは、コンチRに履くとフロントがボディに当たってしまって履かせることができない。


マフラー:
標準は、T専用物のシングルマフラーであるが、当個体は、オプションの4本だしマフラーが 奢られている・・迫力、音、センスともにバツグン。

98年式以降から、フロントグリル内がマトリックスタイプの物となる。
これだけでも、後から買うとディーラーでは90万円相当の品物。一般消耗品は、そんな高いものではないが、、消耗品でないもの、、特に外装パーツは高額なものが多い、、新車4000万円級の車であるから当然であるが、、車両保険にお入りになることをお勧めする。


内装は、「スプルース」レザー。

「スプルース」は、カナダやアラスカなどの寒いところに生息するマツ科の針葉樹の名称で、、この木の葉っぱの色のグリーンをイメージしたカラーである。
この表現しにくい微妙なグリーンもイギリス車、、それも超の付く高級車でないと似合うものではない。

レザー素材は、言わずと知れた「コノリー」社製のロールス献上品クラス、、現在、ベントレー社が使用しているイタリア製のレザーとは残念ながら比べようもないほど素晴らしい・・・
状態も新車のよう・・と表現して遜色あるまい。

内外装ともに流行に流されない「王道行く」カラーコーディネイトである。
ハンドルもダッシュも天井も「スプルース」、、なんと粋なことか、、。

内装の造作は、98年に一新されていて、シート形状、ヘッドレスト形状(ピニンファリーナ・デザインの「アズール」タイプになり、デザイン面のみならず、シートベルトが使いやすくなった)、エンジンスターターボタンの位置、シフトノブを含むシフトゲージ廻りなどが、以前と異なり、メッキが増え、より豪華さを増している。
この後期型仕様になってからのコンチTが、国内に非常に少ない。

フェイシアは、コンチネンタルTの素性を証明する、エンジンチューンドアルミパネルと呼ばれる鱗模様のアルミ、、、その名のとおり、当ベントレーのエンジンと同じ「アルミ」素材で作られている。
1920年代、ル・マンで5勝を飾った「WOベントレー」時代のレーシングカーの一部に使用されていたフェイシアパネルをイメージして作られたものだ。

センターの7連メーターは、燃料計、ブースト計、水温計、油圧計、時計、外気温度計、電圧計、の7つ。

パネル中央の赤いボタンがエンジン・スターターボタン。

このボタンを押してエンジンをかければ、必然と雰囲気が盛り上がる。
マフラー音は、重低音であるが、決して五月蝿くはない。
グリップの太いハンドルを握って走りだす、、アクセルを全開に踏み込めば、このワイドタイヤを持ってしてもホイールスピンは免れない、、
あっという間に200Kmオーバーの世界に誘うが、それは、いざって時だけ、、この車は、のんびり走っても十分楽しい、、、よしんば渋滞中でも幸福感を味わえる。


1959年から基本設計を変えることなく、進化を続けてきた もはや伝説のアルミ合金製V8エンジン。当然、絶好調。

97年に、「コスワース」と「ザイテック」との技術協力のもと、登場したコンチTのハイパフォーマンス・ターボ・エンジンは、98年以降、更に進化、、404馬力、トルク:81.6kgmから、426馬力、トルク:89.2kgmにパワーUP
最高速は、250kmから273Kmへ。これ以上は必要あるまい。
99年以降モデルになると、エンジンカバー上部のシルバープレートに職人のサインが刻まれている。
そう、爆発的に部品点数の多い、このエンジンは、完全にハンドビルドで組み上げられているのだ。厳密に言うと、一台のエンジンは、2人で1チームとして担当し、責任者の方のサインが入る。
1万分の1の公差まで測定して、組み上げられる このエンジンの耐久性はハンパじゃない。組み立てに要す作業時間「80時間」。

メーカー自身もカタログに書いてあるが、「1920年以降、製造されたベントレー(WOベントレーを含め)の内、約3分の2の個体は現在も可動している」、、と。
これは、現存可動率といわれるが、もちろん、世界一の可動率を誇る。
これに、可動してない個体まで入れる「現存率」になると、8割以上は軽く現存しているのではなかろうか、、。


因みに、このモデルが最後のコーチビルド作品となった「MPW」であるが、
ブランド名と職人は、今も「クルー工場」に現存する。
クルー工場の一角、「MPW」専用の広大?なスペースがある。
そこで、世界中の大金持ちからの、わがままなスペシャルオーダーカーを製作している。このスペースに「ライン」は存在しない。
昔ながらの完全なハンドメイドで一台づつを仕上げていく。
彼らの技術力があれば、どんなにわがままで奇想天外な注文であろうと不可能はない・という。
ウソかマコトか、近い将来、過去販売したロールス・ベントレーのレストア作業も請け負う・・らしい(取材してきたライターの方:談)。
アストン・マーティンでも、旧工場の「ニューポートパグネル」でレストア部門に力を入れているというから、おそらく本当になるであろう。

過去の遺産を後世に正しく残していこう・という理念がなければ、ベントレー社の明日はない。もちろん、当社もだ。


世界に19台しかない・・02’コンチT・・・もちろん、一生ものである・







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ロールスロイス ベントレー スペシャリスト
株式会社 シーザー トレーディング

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