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2006/05/15
連れション 4月末に訪れた暑さが思いのほか長く留まっております。トニーも私も暑さにすっかり慣れました。急いでトニーの外毛をプラッキング (古い毛を抜くこと) してやりました。これをしてやるといっぺんに涼しく感じるようで、暑さの中を元気に走り回っています。 時々、池や運河の浅瀬に入りこみ、お腹をベタ〜と水につけて冷やしています。本来は濡れるのが嫌いなトニーなのですが、短毛ならすぐ乾くのを知ってます。水から出たあと、芝上でゴロンゴロンやりながら水分を飛ばすのが楽しいようです。私共々、早い夏の訪れを満喫しております。 この暑さで野草/野花が満開です。大好きなアザミはまだですが、タンポポ/キンポウゲ/菜の花の黄花が運河の堤防を埋め尽くしております。ひかり輝く黄金色です。カスミ草のような小さな白い花をたくさんつける野草の群れが、濃緑のノコギリ様の葉と相まって、涼しげな背景を提供してくれます。これは比類のない美しさです。ここには、人工的なものが入り込む余地はほとんどありませんね。 久し振りに北オランダ大運河の向こう岸を歩きました。そのあたりは自然公園の様相を呈していて、深い野草原と喬木林が続いています。色鮮やかな花をつける野草はないようです。いわゆるイネ科の野草群やススキ類が主です。このあたりは秋口になるとウサギが出没するので、トニーにはお気に入りの散歩コースです。林に隣接して芝のフィールドがあります。ゴールが2つ置いてあり、一応サッカーができるようになってます。観客席はありません。このフィールドの芝はけっこう手入れがいいです。管理には手間も費用もかけているようです。このフィールドへはトニーと何度も行っておりますが、人がサッカーをしているのを一度も見たことありません。せいぜい人と犬が走っているくらいです。 オランダでは市街地をちょっとはずれれば、自由に使えるサッカーグラウンドがいくらでもあります。ここもその一つなのでしょうが、まったく使われていないというのは珍しい。私なんか貧乏性なので「無駄なことをしている!」とか「なんという贅沢な!」なんて思っちゃいます。あ、そういえば私の家の近くに野球場が2面あります。グラウンドは天然の芝で、よく手入れされていてとても美しい。外野フェンスの向こうには18世紀の風車があったりして、最高の風景となってます。でも、この野球場、ほとんど使われずに遊んでいます。こんなの見ると、腹が立つくらい貧乏性になってしまう、私です。 こんな貧乏性のことを書きたかった訳ではありません。主題に移ります。トニーと歩いているうちに、急に尿意が催してまいりました。この辺りにトイレはありません。トイレがあるところまでは、20分くらい歩かなければいけません。とても我慢出来そうもないので、林の中に入り込み「立ちション」をいたしました。今朝、行動予定をたてる前にコーヒーを飲み過ぎていました。これは不覚でした。 オランダに住み始めてから、いわゆる「立ちション」というのをほとんどしなくなりました。これは人家のない自然の中にいる時でも同じです。こちらでは、日本より公衆トイレが少ないのに、屋外で「立ちション」をする人をほとんど見かけません。してはいけないという意識がとても強いようです。日本に住んでいた頃の私は、人家のない地域でしたらわりと平気でやっていました。 「郷に入れば郷に従う」ということで、日本からの悪癖 (と、思われる) は改めるべきと、生活習慣を変えることにしました。まず「出かける前に必ずトイレへ行く」というのを実行しております。同時に「トイレがない地域へ出かける予定がある場合、水分をあまり取らない」というのも実行しております。この2つを強く意識して生活しております。これを続けるうちに、いつしか習慣となり、ほとんど無意識 (自動的) に実行できるようになりました。なんとか「立ちション」の不都合さから解放されました。^^。 主題に移りますなんて言っておいて、下らない説明が続きました。^^。 私が「立ちション」をいたしておりますと、トニーが現れて「連れション」を始めました。そう、トニーは「連れション」するのが大好きなんです。私の本日の「立ちション」は昨年夏以来です。私は「立ちション」なんて、年に1度くらいしかしません。ヨープさんもトニーの「連れション」を経験して、大笑いしていました。時々トニーを預かって下さる方が「連れション」を経験して、「こんなおかしな癖のある犬を他に知らないな〜」と、呆れていました。 このトニーの「連れション癖」は、彼が生後9週間の日に始まってます。その日、私は我慢出来ず アムステルダム森林公園 の奥深くへ入りこみ、姿を隠し「立ちション」をいたしました。トニーはパピーのこと、ラインに繋がれ「立ちション」をする私の横におりました。私が始めますと、興味津々で眺めておりましたが、近づき匂いを嗅いでそれが尿とわかると、その上から自分もオシッコをかけていました。それ以降、私の「立ちション」を見つけると大急ぎでやってきて「連れション」となります。 それにしても変な犬だなぁ、トニーは。 Brug43 |