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2005/05/31
クレマチスとラベンダー 昨日、久し振りに「2005年春〜初夏」と題してコラムを1つアップしました。昨日からちょっと気分と眼の調子がいいのでね。調子に乗るとあとでひどい目に会いそうです。^^。 『いまが盛りと美しく咲いているクレマチスと、咲き始めたばかりのラベンダーを書きたいと思っていた。この2つの花にはおかしな共通点があり、それを主題として別のコラムを書くと面白そうだ。で、別のコラムを書くことにした・・』と、昨日アップしたコラムに書きました。 まずクレマチス。これはこちらの風土に合っているのでしょうが、いたるところで美しく咲いてます。かなりの花数を付けています。私の好みの花ですから、こんな風に咲いている姿を見るのは大変に楽しいです。風土に合っていると書きましたが、こちらではとても手入れが簡単なのだと思いますね。いわゆる当たり外れがなく、ある程度の陽光が確保出来るところなら、特別に手を入れなくてもキレイにたくさんの花を咲かせてくれるようです。汚らしく伸びた枝の剪定くらいでいいようです。 日本でこのクレマチスをきれいに咲かせようと夢中になった時代があります。まあ、それなりに私の努力を汲んでくれ、リーズナブルな美しさを示してはくれましたが、感心するほどのものにはなりませんでした。日本だと陽光が強すぎるとダメ、午前中だけ陽があたる場所とか、絶対に酸性土壌にならないよう注意することとか・・。日本の都会部に降る雨は酸性になってきているので「雨後は石灰を少量まいてやること」なんてのもあったなぁ〜。 しっかりメンドウをみてやったつもりでも、花数は少なかったし、健康的な姿にはならなかったですね。もちろん咲いた花はとてもキレイで、それなりに楽しみました。でも、手入れもしてやらないのに、元気に咲いているヨーロッパのクレマチスを見てからは、根本的に考えを改めました。つまり、日本ではクレマチスから手を引くこと=育てるのを止めることです。あっは。これは実際に経験がないのですが、やはりあまり手入れをしなくてもキレイに咲いてくれるフロックスに共通するようです。この花も私の好きな花ですが、日本の風土に合わないようです。 このクレマチスは品種がたくさんあります。こちらに住みはじめたころによく大きなガーデンセンターへ出掛けましたが、日本で見た品種はすべてこちらでも見られたようです。むしろ日本では見られない、こちらではいちばん多い、原生種に近い単純な姿の花をつける種類が目新しいくらいでした。この原生種がまたステキなんです。模様を持たない淡いピンクと白の花を咲かせます。花のサイズは改良種より一回りも二回りも小さいです。こんな花を沢山つけた茎が、蔦のように玄関や門を囲っているのはなかなか風情があります。 ラベンダーが咲き始めました。色々な施設の大きめの庭に大量に咲いているのが目立ちます。近くの旧い教会の庭にも咲いてます。私の住んでいる円形長屋の「中庭」にも咲き始めました。けっこう大きなラベンダー花壇です。皆、もっともクラシカルな「粉を吹いたような淡い紫」の典型的なラベンダーカラーを見せています。私の大好きな色です。ハッキリ知らないのですが、この色の花をつけるのを「イングリッシュ・ラベンダー」と呼ぶのではないかと思います。私のサイトの表紙の色です。^^。 この花色を見せるラベンダーは旧い建物の庭にあるのがいいですね。新しい建物の庭にこの色のラベンダーがあると、どこか借り物のような感じがします。もう少し鮮やかな色を見せる種類のラベンダーですと、新しい建物にもマッチするようです。でもそんなモダンな建物にはラベンダーよりもっと似合う花がありそうです。ここはラベンダーしか似合わない!という庭に咲いているラベンダーが好ましいですね。あ、これ当たり前ですね。あっはは。 まあ、基本的にはラベンダーカラーの花をつけることには変わりませんが、ラベンダー色の紫には何種類もあるようです。濃いのから薄いのまで・・。あまりたくさんの株を植えられない一般の家の庭には、上に挙げたパウダリーな色を見せるラベンダーは似合わないようです。このラベンダーの花色はある程度の群生がないと美しくありません。 それと、ここからが肝心なところなのですが、このクラシカルな花色を見せるラベンダーは、花をつけていないときはもうこれ以上ないというほどの醜悪な姿です。こんなのが一般の家の庭にあると持て余すことになると思います。大きな庭にあり、他にも見るものが十分にある庭に植わっていれば問題がないですが・・。ラベンダーの花期は短くはありませんが、何ヶ月に亘るほどには長くありません。 ここで最初のクレマチスの再登場です。ラベンダーとの共通点です。花をつけていないときのクレマチスの株もこの上なく醜いですね〜。クレマチスのほうがラベンダーより花期は長いといっても、玄関や門を構築している一部になったりしていると問題が生じますね。花も葉っぱもない冬にも、汚らしい枯れ枝としか見えないものと、毎日付き合わなければいけませんから。これは勘弁して欲しい・・。 あ、いまは最盛期ですから、この2つの花、それはそれは美しい姿をみせてくれております。いまは、先のことや、前のこと、季節はずれになることなどを考えるのはよしましょう。この一瞬ともいえる美しい時を享受しましょう。私もそうなのかもしれませんが、人間にもこんなラベンダーやクレマチスのような輩がけっこう多いですね。2つとも風土に合えば、とても強い植物です。^^。 以上、クレマチスとラベンダーでした。 Brug43 |