3人目


もしあなたが3人目を生もうかどうか迷っているなら、私は「生め!」と言いましょう。あなたが40を過ぎているなら「妊娠が大変なのは覚悟しておいた方が良いよ」と助言します(こんな助言は屁のつっかえにも・・・失礼いたしました、何の役にも立ちませんが)しかし!生まれてからの育児の楽しさは、妊娠の辛さを差し引いても余りあるものがあります。

どうして今まで誰も教えてくれなかったんだろう? もしあなたが3人目を生もうかどうか迷っているなら、私は「生め!」と言いましょう。あなたが40を過ぎているなら「妊娠が大変なのは覚悟しておいた方が良いよ」と助言します(こんな助言は屁のつっかえにも・・・失礼いたしました、何の役にも立ちませんが)しかし!生まれてからの育児の楽しさは、妊娠の辛さを差し引いても余りあるものがあります。
 一人目は自分のしていることが正しいのか分からずに不安だった。二人目は上の子供の焼き餅も手伝って、ただただ忙しかった。そして三人目、上の子供たちと五つ以上離れている、日中子供たちは学校に行っているという理由もあると思うけど、私はこの子供と過ごす一瞬一瞬が愛おしくてたまらない。この子供だっていろいろな時期にいろいろな問題を抱えているんだけど ー 例えば一人目と同じような鼻づまりだとか肌荒れ、便秘、等々 ー でも驚くほど不安がない。自分のしていることに自信があるからと言うよりも、それらが大問題じゃないということを知っているから。そして上の子供たちはこの新参者を心から歓迎しているし、親が忙しいときは子供たち同士で遊んでいる。私は子供たちより大切な家事などある訳ない!ことを知っているから、洗濯や掃除は二の次。辛うじて家族の健康のために食事だけは優先順位の上位に位置させている程度。
 ここで長男が生まれた隠岐を思い出した。私達が住んでいた小さい集落は、隣家のお嬢さんが高校を卒業して内地の学校に行ってしまってからは私が33歳で最年少になった。そんな所だから、長男が生まれたときは地域みんなが喜んでくれた。ベビーベッドで寝かせてから奥のお勝手に引っ込んでいると、玄関の辺りで物音がしたような気が・・・見ても玄関には誰もいない、「?」と思ってベビーベッドを覗くと、近所のおばさん方がぐるり取り囲んで嬉しそうに長男の寝顔を見ている。一人はちらりと私を見て「あ、郵便来てたからそこに置いといたで」だって。別の一人が言った。「赤ん坊は見てて飽きんがなぁ。年寄りはこうはいかんで。病院に見舞いに行っても5分も経ちゃ、そんならばあさん達者でな、てなもんで帰ってきてしまうが、赤ん坊は寝顔だって何時間でも眺めていられる」
 本当にその通り。私は今それを実行しています。育児なんて大層なことではなく、大切な大切な小さい人と暮らしています。とてもとても大好きだから、今日も彼女に言います。「桂ちゃん、生まれてきてありがとう。みんなあなたが生まれてくるのを本当に楽しみに待っていたのよ」

女将

Posted: 水 - 6月 1, 2005 at 12:24 PM            


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