カポエラも少し


「クレヨンしんちゃん・嵐を呼ぶジャングル」というアニメ映画が、ぼくのお気に入りである。

その中に、アクション仮面がパラダイスキングと戦うシーンがあって、劣勢だったアクション仮面がパラダイスキングに、反撃を喰らわすところがある。逆立ちしつつクルクルと回り、痛烈なキックをパラダイスキングに浴びせるのだ。そして言う。

「言い忘れたが、カポエラも少し・・・」

おお、カポエラ。ブラジル生まれのマーシャルアーツ、カポエラ。
名前は聞いたことがあったが、そうかこれがカポエラか。

そのカポエラが、バンバリーにやってきた。
今週はバンバリーカップという一年で一番盛り上がる競馬のある週なのだが、そのイベントの一環として、バンバリーの目抜き通りビクトリア・ストリートで今晩「サルサとカポエラの夕べ」が催されるというのだ。なぜ競馬にサルサとカポエラなのか、という至極当然の疑問には誰も答えられないのだが、でもとにかくカポエラが、生カポエラが見られるのだ。

夜7時。そろそろ夕暮れかという時間に、家族全員で行ってきた。ビクトリア・ストリートではすでに舞台の上でサルサが演奏され、道路に敷いたダンス用の板の上では幾人ものサルサダンサーたちがクルクルと踊っていた。もう気分はブラジル! なのか、ほんとに?

そして待ちに待ったカポエラ。
8人の男女がサルサに合わせて登場。女たちは空手の道着のような上下。だけど空手着よりもずっとフィットしていて、体の線がよくわかる。男たちは上半身裸! それにしてもみな引き締まったすごい体だ。

そして始まりました。足技のマーシャルアーツと称されるカポエラ。いやあ見事。ほんとにキックだけで戦うのですね。その動きがまた踊りのよう。床運動とダンスが合わさったような、それでいて格闘技の緊張感が混ざったような、今まで見たことのない体の動き。
説明ももどかしいから、写真をいくつかどうぞ。



なぜにおまえたちはそうも逆立ちなのか!?
という素朴な疑問はさておき、おれも言ってみたい。
「カポエラも少し」
と。

Posted: 水 - 3月 15, 2006 at 09:44 午後            


©