オウム


図書館前の公園には大きな鳥小屋があって、オウムがたくさん飼われている。
誰が教えたのか、そいつらはやたらと「Hello」を連発する。

バンバリーにはもう5年も住んでいるのだが、その鳥小屋に行くたびに、オウムたちの「Hello」を聞いていた。子供たちも金網にしがっているオウムに向かって「ハロー、ハロー」を何度も言う。そりゃあ覚えるわけだ。

ところが今日、子供たちとパン屋の帰りにその鳥小屋に寄ってみると、
「ハワイヤ」(How are you?)
「ワラユードゥイン」(What are you doing?)
と喋ってるオウムがいるではないか。
ボランティアだろうか、二人のじいさんと一人のばあさんが、鳥小屋の中に入って掃除をしている最中、そのオウムはじいさんらに向かって、その言葉を投げかけている。
掃除のじいさんは、苦笑しながら
「I'm cleaning your mess(おまえらの散らかしたモンを片付けてるんだよ)」
とほうきを動かしている。
またもやオウムはときどき思い出したように
「ワラユードゥイン」
ぼくも子供たちも、そのやり取りがおかしくて、小屋の中も外も笑い声。

それにしても初めて聞いた。あのオウムたちが「ハロー」以外の言葉を喋るのを。
しかし、5年もいるのになあ。

Posted: 土 - 3月 11, 2006 at 06:59 午後            


©