親父の三回忌


今日は親父の命日だ。二年前の今日、親父は死んだ。昨年の一年忌には帰省したが、今年はオーストラリアで親父の命日を過ごした。

何だかいろいろあった日だったので、妻は「きょうはありモノで夕ご飯をすまそう」と言っていたのだが、親父の命日だということを思いだし、「いや、そんなことをしたら、お父さんが那覇のみんなに『長男の嫁は命日にこんなもんしか食わせなかった』と告げ口するかもしれない」と言って、せっせとハンバーグを作ってくれた。妻と言えば、我が父とは他人の身である。その人がこんなことを言ってくれることに、我妻ながらありがたいなと思う。
夕食のテーブルの北側の席に親父の分の食事を置いて、みんなで「ウートートー」。沖縄式のお祈りである。何の意味か全然分からないはずの一歳の桂までも、みんなのまねして両手をあわせて拝んでいる。

夜、実家に電話する。今日、家族だけでやろうねと言っていた三回忌に、おおぜいの親類縁者知人友人がやってきたらしい。母も妹たちも弟も、元気そうである。こんなときにその場にいない自分を、いつも歯がゆく思っているが、まあ、この年末年始は沖縄で過ごすのだし、そのときにゆっくりと墓参りでもしよう。

今日は、息子と娘の運動会でもあった。
昨日までの快晴続きが、どういうわけか今日は嵐模様で、運動会の途中で中止になった。ちょうど息子が百メートル走のスタートラインに立ったところでの中止であった。けっきょく来週月曜に延期。娘の徒競走は雨の前に終わっていて、「わたしいつかはビリから2番目になりたい」と昨年の運動会で言っていた娘は、無事ビリから2番目という快挙を果たしました。いやあ、応援に力入ったよ。ビリから2番目とはいえ、娘の走りはとても力強かった。ゴール直後にぼくは娘を抱きしめちゃった。はっはっは。

そんなこんなの、「父」にまつわる1日だった。父であると同時に、父の息子であるという点で。人は多面的な存在なのだよ、ね。

Posted: 金 - 10月 21, 2005 at 01:33 午前            


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