立法不作為!「在外選挙権の制限は違憲」という判決が出た。
憲法判断に関しては腰砕けの最高裁だが、今回のこの判決はうんと頷いた。 三権独立の精神とはこういうことをいうのだ。立法の怠慢を許してはいけない! 9月1日のエントリ
でも書いたが、日本にも在外選挙という国政選挙への投票方法がある。しかしこれは非常にめんどくさい手続きを要し、しかも今回の衆議院議員選挙の場合は「比例代表」には投票できても「小選挙区」には投票できないという、なんとも中途半端な制度である。
ところがこの中途半端さを法廷の場に持ち込んだ人たちがいた。 海外有権者ネットワークLA もう十年以上もこの問題を訴えていたというのに、恥ずかしながら、ぼくはこういう活動があるということを知らなかった。 その判決が、きょう出たのだ。 在外選挙権の制限は違憲 選挙区投票認める 最高裁判決 勝訴! これはすごいことだ。日頃、当たらず障らずの判決しか出さない最高裁が、まっこうから立法の不作為を指摘した。これでおそらく、次回の選挙までにはなんらかの有効な法律が作られるに違いない。いまさらという感じではあるが。 だって、「小選挙区」への投票を可能にするためには、「比例代表」用に郵送されてくる封筒に、もう一枚投票用紙を加えるだけでいいのですよ。同じ選挙管理委員会が関わるのだから。そんな簡単で単純なことがどうしてできないのか。要するに怠慢です。それを不作為と呼ぶのです。 こんな簡単なことを要求して勝ち取るのにも、ばからしいほどの時間と労力がかかるのだ。国に一言いうというのが、どんなにめんどくさいことかがほんとによくわかる。つまり国はこういうふうにして、国民の声を「反映させない仕組み」を作り上げてきているわけなのだが。 だからこそ、簡単に一言いえる選挙という方法を大事にしなくちゃいけないのだ。 Posted: 水 - 9月 14, 2005 at 04:54 午後 |
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