オーストラリアの選挙制度


オーストラリアは、国政選挙のみならず地方選挙もすべて投票が義務づけられている。
95%以上といわれている高投票率は、そのおかげなのだ。

日本では、投票は「権利」であり「義務」ではないと言われている。いわゆる「参政権」だ。だから、投票が義務だというオーストラリアの話は、ずいぶん乱暴だなあと日本人には思えるかも知れない。

ちなみにオーストラリアの選挙制度の概要は:
在日オーストラリア大使館
オーストラリア政府観光局
Australian electoral system From Wikipedia, the free encyclopedia.

しかし、その権利がどれほど貴重で重要なものか、多くの日本人には理解されていないのではないか。だから国政選挙も地方選挙もおそろしく投票率が低い。たとえば、投票率50%の選挙があったとして、その60%を獲得したAが当選したとする。Aの実効得票数はたった30%だ。つまり、三人に一人が投票したAが、この選挙を制したことになる。残り二人の意見はその選挙に反映されていないことになるではないか。もちろんこれはだいぶはしょった例えだけど、投票率が低いということは、じっさいそういうことなのだ。

ぼくは日本も義務投票にした方がいいと思う。棄権したいというのなら、投票場に行って白票を投じたらいいのだ。めんどくさい、興味がない、応援したい人がいない、そういう理由で棄権するのは、自分の生きている社会に対して「不参加」を表明していることではないか。自分は参加しません、と言ってるようなものじゃないか。参加しないあなたは、ほんとうに政治に対して文句も意見もないのですか? 

つまり、参政権とは政治に参加する権利と言うよりも、政治に意見や文句を言う権利なのだと置き換えてもいいのだ。

だから、政治に一言でも文句があるのなら、これは絶対に投票に行くべきだと思う。行こう、行きましょう、行ってみましょう。

Posted: 火 - 9月 6, 2005 at 10:29 午後            


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