在外選挙


今日、日本から郵便が届いた。
9月11日の衆議院選挙の投票用紙である。

きょう、国際速達便のEMSで郵便が届いた。送り主は千葉県選挙管理委員会。
海外に住んでいる日本人にも投票権はある。しかしその行使は大変めんどくさい手続きを必要とする。オーストラリアに住んでいるぼくらを例とる。
まずなにはともわず、大使館か領事館に在留届というものを提出しなくてはいけない。要するに、この国のどこそこにこういう日本人が住んでいます、という届けだ。その届け出がない者には、在外投票そのものができない。
で、その在留届が提出されている者は「在外選挙人」として登録され、「在外選挙人証」というカードが発行される。それはとても大切なものなので、再発行はめんどくさい。大切にしなくてはいけない。
で、その在外選挙人証が手元にある人のみが次のステップに行ける。

大使館や領事館の近くに住んでいるならば、不在者投票の要領で、そこで投票できるのだが、ぼくの住んでいる場所は田舎町である。とても選挙のために領事館に出向くなんてできない。そういう人には郵便投票という方法がある。

選挙が近づくと、大使館や領事館から「投票用紙請求書」というものが送られてくる。それに氏名や署名を入れて、先の在外選挙人証とともに、日本で登録してある市町村自治体の選挙管理委員会に郵送するのである。ぼくと妻の場合は千葉県である。オーストラリアに移住する直前に住民票を置いていた場所、というのが選択肢となる。ちなみに日本までの郵便料金はこちら持ち。1ドル20セントかかった。この段階は、つまり「投票用紙を送って下さい」という手続きである。

そして約一週間後、つまり今日、千葉県選挙管理委員会から投票用紙が届いたわけだ。EMSで送られてきたから、けっこうな郵便料金である。1200円とあった。ちなみにこれは税金で支払われているわけですね。ばかにならない額でしょう?
さて、送られてきた封筒には、投票用紙が一枚入っていた。比例代表のみだ。千葉県選挙管理委員会、というわけだから千葉県の小選挙区にたいする選挙にも参加できるように思うのだが、なんだかケチケチと出し惜しみのようなことをするのですよ。いやだねえ。

で、これからのことだが、ぼくはその比例区の投票用紙に政党名を書き、二重の封筒に入れて封をし、そしてそれをさらに大きな専用の封筒に入れて郵送するのだ。もちろんその郵便料金もこっち持ち。封筒が大きいから、おそらくもう少し高いだろう。
そして、それが投票日までに届けば、ぼくの一票は有効になる。ようやくぼくの一票だ!

めんどくさい手続きを踏まなくちゃいけなくて、時間もかかり、そしてばからしいほどに金もかけられているが、ぼくはこの一票を絶対に使う。これはぼくのすごく大事な権利なのだから。

Posted: 月 - 8月 29, 2005 at 08:14 午後            


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