軍国主義者の発想


このブログの「泣いてしまうだけでは、いけない」(7月9日)の続き。
米兵にレイプされた女性の勇気を振り絞って書いた書簡に対する、日本の外相の発言である。
これを読めば、日本という「国」がいったいどこを向いて政治をしているのかよくわかる。

まずはここを読んでほしい。

性被害女性の手紙批判/町村外相(沖縄タイムス)

つまりこの発言の趣旨はこうである。
軍隊は国を守るためにあるのだから、国民は軍隊のために我慢しなければならない。

沖縄は、この言葉のために第二次世界大戦での地上戦でおおぜいの人を失ったのだ。
沖縄の人であれば知っている事実だ。敵兵である米兵はもちろん、自分たちを守りにきたはずの日本兵ですら、住民の命を奪った。戦争をしでかすヤツらは、けっして非戦闘員(つまり普通の住民)の命のことを考えてはいない。子供や女性も、彼らの考慮には入っていないのだ。

「国」という言葉にだまされてはいけない。
政府が「国」という言葉を使うとき、それはけっして国民を意味してはいない。
「国」とは、仕組みのことであり、日本においては「天皇制」や「政府与党」や「政権にまとわりついている諸々の利権」を意味しているだけだ。

だから軍隊が守っているのは、国民ではなく「国」なのだ。
「愛国心」という言葉にも、だまされてはいけない。

Posted: 木 - 7月 14, 2005 at 12:00 午後            


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