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Nagashimalite:長島石 |
| 1978頃、鈴木石とともにこの地で発見された新鉱物、長島石です。低品位の粗粒ばら輝石中に、濃緑黒色の板柱状及び針状結晶で産出する、バリウム、バナジウム、チタンにホウ素、塩素も含む、かなり特殊な鉱物です。一見黒色ですが、透過光では緑色が確認できます。一つ見つかると、同じ石にいくつも見つかる事があり、鈴木石よりは採集できる可能性が高いと思います。 |
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Nagashimalite: Sample-a (20x) ⇔3.5mm |
Nagashimalite: Sample-b (20x) ⇔5mm |
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Suzukiite:鈴木石 |
| 岩手県 田野畑鉱山産とともに、この地で発見された新鉱物、鈴木石です。バリウムとバナジウムの珪酸塩鉱物で、美しいエメラルドグリーンでガラス光沢の微小な結晶で、石英を含んだ低品位の粗粒ばら輝石中に産出します。かつてはセンチ級が産出した事もあるようですが、今では、肉眼で見えるか見えないかというものが、稀に見つかる程度です。しかし、まだ眠っている鉱石がある可能性も高く、コツコツと地道な採集を重ねれば、センチ級の採集も夢ではないかも知れません。いずれにしても、ここ数回の訪山での印象は、長島石よりさらに採集が難しいと言えるでしょう。(写真の2点はどちらも2004年の採集品です) |
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Suzukiite : Sample-a (20x) ⇔3mm |
Suzukiite : Sample-b (20x) ⇔4mm |
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Roscoelite:ロスコ−雲母 |
| バナジウムを含んだ雲母で、この地のv3と呼ばれるものの一つ、ロスコ−雲母です。微小なものは、鮮やかな緑色をしているものがあり、一見鈴木石と見間違うようなものもあります。やはり低品位の鉱石中に産出しますが、この標本は、某鉱物マニアの採集品を分けていただいたもので、1cmを超える集合体となっています。最近の産出品では非常にリッチなもので、ロスコ−雲母といえども、このようなサイズのものが見つかるのであるなら、鈴木、長島のセンチ級も夢ではないと思ってしまうのですが.....今だに現地では、お目にかかる事ができていません。尚、茂倉沢産のものはバリウム含有量が多いという事です。 |
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⇔22mm |
⇔10mm |
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Manganosite:緑マンガン鉱 |
| ハウスマン鉱などの高品位の鉱石を割っていくと、鮮緑色の美しい、緑マンガン鉱が現れる事があります。しかしこの鉱物は空気にふれるとすぐに酸化がはじまり、短い時間で褪色して、二酸化マンガン鉱に変化してしまいます。写真の標本は、採集当日の帰宅後すぐに、透明マニキュアを塗り、酸化を押さえたものを撮影しました。この時点で既に、採集直後の鮮やかさはだいぶ失われている感じです。この標本は、今回同行した鉱物マニアのT氏が見つけた、人頭大のハウスマン鉱を含んだ鉱石中から産出しました。 |
| この標本は、ばら輝石中に、スポット状に存在するハウスマン鉱から産出した、鮮緑色、被膜状の緑マンガン鉱。 |
左の標本のズーム。表面は酸化防止のために、透明マニキュアを塗布してある。 |
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標本 Size...53.5mm x 44mm x 23mm |
画像 Size...⇔29mm |
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Tennantite:砒四面銅鉱 |
| ばら輝石を割っていくと、写真のような銀白色、金属光沢の砒四面銅鉱がしばしば観察できます。1、2mmの微小な結晶ですが、ルーペなどで観察すると、本鉱の特徴的な結晶面を見る事ができます。同じような産状で閃亜鉛鉱も産出しますが、こちらは劈開が明確なため、区別する事ができると思います。 |
20x  |
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その他の産出鉱物 |
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Pyrite:黄鉄鉱 |
Azurite with Malachite
: 藍銅鉱 / 孔雀石 |
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⇔24mm |
⇔30mm |
| 堅い低品位の鉱石を割ると、中から写真のようなシャープな黄鉄鉱の立方体結晶が、3、4mmの微小なサイズで姿を現します。褐色の母岩に金色の結晶が映えるため、薄暗い現地でも良く目立ちます。 |
ズリからは、わずかですが、藍銅鉱、孔雀石といった、銅の二次鉱物も産出します。四面銅鉱が比較的多く見られる事から、それらの銅鉱物の分解により、生成されたものと考えられます。 |
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