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UNDERGROUND RESISTANCE
希望もなく夢もなく愛もなく、我が唯一の居場所はアンダーグラウンドのみ UNDERGROUND RESISTANCE アンダーグラウンド・レジスタンスとは、ある運動に冠せられた名称である。 それは、音響革命による変化を求める運動である。 このレジスタンスに是非参加して欲しい。 そして地球人に供給されている平凡なオーディオ・プログラミングやヴィジュアル・プログラミングと闘う我々を支援して欲しい。 テクノとは、実験に基づいた音楽だ。 どの人種にとっても聖なるものではなく、決まったサウンドもない。 これは人類の未来のための音楽だ。 サウンドを通じて簡潔なコミュニケーションをとるテクノによって、国籍の異なる人々全てが一堂に会し、人々は自分達自身で楽しむようになった。 アンダーグラウンドのブラザーよ、シスターよ、機材がどれだけ原始的であろうと、自分たちの音色や周波を作ったり送ったりしようではないか。 そうした音色を送って、プログラマー達をこっぱみじんにしてやるのだ! UR “Revolution for Change” レジスタンスとはプログラミングされた心を解放することであり、それを仕組んだプログラマー達に対する闘争なんだ。 MAD MIKE 歴史的に見合わない献身だと言うのに、若者は彼等が信じる何かのために自己犠牲を払う。 打ちのめされることのない勇敢さで、今でも戦闘機を欲しがる世界の空を飛ぼうとする。 神風はもういらない。 警戒せよ! UR “Kamikaze” 会社に定められたスケジュールに従って、本当にソウルが込められた音楽が作れるか? 音楽を生活の糧にしてしまったら、妥協無しの生活が本当に可能か? 契約金をもらってしまったら、それに従わなければならないだろう。 俺は意味もなく UR を名乗っているつもりはない。 メジャーというのは、例えばそのミュージシャンの外見も重要視する。 ハンサムな黒人ならスターになれるだろうよ。 でも、黒人には決してハンサムじゃないやつだっているし、戦争の犠牲になって本当に頭のいかれちまった奴だっている。 アンダーグラウンドではそれら全てを平等にリリースできるんだぜ。 でも、メジャーでは売れそうな奴、どう考えても売れない奴といった感じで、差をつけられる。 そうなったら、おれは自分の目的を失うことになる。 俺がメディアで顔を見せない理由もそういうことだ。 MAD MIKE 全ての人種は過去に規定される。 チャック・D は“ハリウッドよ、燃えて朽ち果ててしまえ”とラップしたけど、俺は全面的に賛同するね。 例えば映画『インデペンデンス・デイ』が描くグローバル・コミュニティは、宇宙人という敵があって初めて成立するものだった。 先入観と偏見がグローバル・コミュニティをまとめているのさ。 理解が無い人は、まだ会ったことの無い人に対してさえも偏見を生み続ける。 彼等はその偏見からジャマイカのドラッグ・ディーラーでさえ殺すだろう。 ハリウッドは敵を捏造したがる。 ステレオタイプは今も続いている。 歴史がそれを繰り返すのなら、真実の前進などできやしない。 MAD MIKE 俺たちの音楽は言葉を吐くことはしない。 虎が静かなように、俺たちも吠えることはしないけど獲物は必ず仕留めるのさ。 MAD MIKE “The Last Hero” マッド・マイク。彼の音楽は、本当にポジティヴでパワフルだ。
彼は子供達にスポーツを行う場を与えるためにスポーツクラブを作ったり、またドラッグレース (非合法レース) を行い、稼いだ賞金をレーベル、Submerge の運営にあてていたりと (彼は殆ど負け知らずだという) 活動がとても逞しく、その逞しさがそのまま音楽に表れている。
何よりもソウルが溢れている。 私は本当に一人でも多くの人にマッド・マイクの音楽を聴いてもらえればと思う。彼の音楽程パワーの溢れる、美しい音楽は本当に貴重で、素晴らしいのだから。 UR は何も新しくはない。 ずっと繰り広げられてきた苦闘を拡張したものだ。 ジェームズ・ブラウンはそれをした。 パブリック・エナミーもそれをした。 多くのテクノ・ミュージシャンは彼等に借りがある。 基本的に俺たちは楽器を利用してこの“宇宙という場所”で俺たちを表現している。 チャック・ベリー、リトル・リチャード、マイルス・デイヴィスやジョージクリントンがしてきたように俺たちも挑戦する。 URはいわば拡張されたソウルなんだ。 MAD MIKE 注 : 一般に RED PLANET は MAD MIKE の変名と言われているが、別のアーティストが手掛けているとも言われている。RED PLANET のコンピレーション「LBH-6251876」には“Will Thomas”という人物がクレジットされている。
Your Time is Up (UR001)
「あなたの時代は終わった (Your Time is Up)」と唱われるURの記念すべき第一作目。その音はテクノではなくヴォーカルハウスだった。高揚感のある素晴らしい出来で、LTJブケムはURのベストとしてこのレコードをあげている。 Sonic EP (UR002)
UR 4枚目のリリース。全体的に完成度は高く、ダークだが、A2「Eye of The Storm」は飛び抜けて完成度の高いマッドマイク作品。隠れた名曲。 The Final Frontier (UR003)
UR 3枚目。マッドマイクスタイルの片鱗を伺わせる作品。そのビートは猛々しい。 Waveform EP (UR004)
イメージ画像は最近再発されたもの。リリース当初は何もデザインされていない真っ黒なレーベルデザインだった。UR 2枚目のリリースだが、ナンバーは“UR-004”となっている。ジェフ・ミルズによればそのことにもメッセージが託されているとのこと。“Beauty of Decay”で使われている北インドの古典楽器であるサーランギの音が印象的であり、逆に彫られた溝(表面は内周から外周へ針が走り、裏面では外周から内周へと戻ってゆく、つまりここでも波を打っている)など、語られるべきことは多い。1991年の作品。“LIFE IS A WAVEFORM” Nation 2 Nation (UR005)
この後、「World 2 World」、「Galaxy 2 Galaxy」とシリーズを重ねることになる「~ 2 ~」シリーズの第一作目。今までのハードなトラックから一転して、フュージョン志向の楽曲群である。A1「Big Stone Lake」には湖 (恐らくは五大湖) の音とサックスがフューチャーされている。どこまでも高みに昇っていくような曲構成はまさにマッドマイクの神髄。UR 5枚目。 Living for The Nite Feat. Yolanda (UR007)
UR 7枚目。“Your Time is Up”に続く Yolanda の女性ヴォーカル物。コード進行がマッドマイク節。かっこいいです。 Riot EP (UR010)
UR 6枚目。「Nation 2 Nation」からまた一転して、非常にハード。Riot (暴動)、Panic (混乱)、Rage (激怒)、Assault (襲撃) と荒々しい言葉が並ぶ。A2「Panic」ではロバート・ノイズがラップをしている。 Nocturbulous Behavior (UR011)
ダーク・テクノの創始者、Suburban knight のダークな作品。しかし彼の作品はダークなだけではなくて、豊かさのようなものがあるような気がする。「Nocturbulous」の持つ勢いは圧倒的。 Fuel for The Fire (UR012)
The Punisher (UR017)
時代を感じるほどハード。Punisherとは懲罰者の意。このころからURの影響によりレイヴシーンに激しいだけの曲が席巻する。そのことに対してマッドマイクは苦々しく思い、このような曲のリリースはやめようと考えたという。 World 2 World (UR020)
傑作にして永遠のクラシック。ジェフミルズの UR での最後の曲となった、凄まじい荒々しさの「Amazon」、そして多くの人がマッドマイクの最高傑作として名をあげる「Jupiter Jazz」。特に「Jupiter Jazz」のまるで一気に星空までかけ昇るような展開は感動の一言。多くのアーティストに影響を与え続ける一枚。B 面も素晴らしい。 Galaxy 2 Galaxy (UR025)
「~ 2 ~」シリーズ三作目。2枚組 EP の大作で、アルバムといって良いだろう。とにかく「Hi-Tech Jazz」の素晴らしさは筆舌に尽くしがたい。ホアン・アトキンスと合作の「Journey of The Dragons」は、ブルース・リー、アパルトヘイト政権と戦った南アフリカの共産党リーダーのクリス・ハニとともに、日本人交換留学生射殺事件で犠牲になった服部剛丈青年に捧げられている。 CodeBreaker (UR038)
暗号解読人によるコズミック・サウンド。素晴らしい。 Millennium to Millennium (UR2001)
UR2001 というナンバーでリリース。なぜ“to”が“2”ではないのかは謎。私自身リリースされた当初はまあまあの印象だったけれど、月日が経つほど良い曲に感じてくる。B面には 4 Hero による Amazon リミックスを収録。
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