『ブッダは、なぜ子を捨てたか』
山折哲雄、『ブッダは、なぜ子を捨てたか』、集英社新書
著者自身認めているように(70ページ)、実証的・文献的な裏づけのない考察も多く含まれているけれども、問題提起としては文句なしに面白い。釈迦が生まれたばかりの(別伝承によれば母の胎内にある)子どもを(妻もろとも)捨てて出家し、さらにその子に「悪魔」という意味の名前をつけたのはなぜか。イエスもまた親兄弟を捨てたのであった。仏教が日本では祖先崇拝と結びつき、アメリカではキリスト教が「家族の価値」と結びついている現状を、ブッダやイエスはどうみるだろうか…。
Posted: 土 - 11 月 25, 2006 at 02:33 午後
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