『カポーティ』


監督:ベネット・ミラー
出演:フィリップ・シーモア・ホフマンほか
2005年、アメリカ

なんか半年くらい前に前売りを買ったような気がするのだが、ようやく日本公開。
『冷血』は1967年に映画化されているが、こちらはカポーティが『冷血』を書くプロセスを描いたもので、いわばメタ『冷血』。もっとも、カポーティがすでに亡くなっている以上取材者と取材対象者との間の相互作用は発生しないわけだが。冒頭の会話で「本当のことを言う(書く)」ことについて語り、「僕は嘘は言わない」と主張しつつ、取材のためには平気で嘘をつくカポーティ。この「本当のことを言う」というモチーフは繰り返し現われる。そもそも本人にだって本当のことを言っているかどうかなどわからないのだ、という変奏を伴って。

Posted: 月 - 10 月 9, 2006 at 05:02 午後          

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