『デトロイト・メタル・シティ
Vol.1-3』(レンタルDVD)
原作:若杉公徳
監督:長濱博史
ジャック・イル・ダークの登場が
Vol.3
の最後に移されている(これはDVD3巻でひとまず完結になることを考えれば、きわめて合理的な変更)ことを除けば、原作コミック1、2巻の実に忠実なアニメ化。長濱監督の仕事をよく知っている人には馴染みがあるのだろうが(私自身は本田透とアニメ会のネットラジオ「にじいき」ではなしを聞いた他は『蟲師』のDVD1巻を見ただけ)、この人の作家性のようだ。原作そのままが作家性、というのも妙といえば妙なはなしだが。コミックを手にしながら見れば判るが、原作のコマ割りまでほぼ再現している。コミックのアニメ化の場合、テレビ放送前提だと尺が決まっているのでどうしても原作とはリズムが違ってくることがあるように思うのだが、このDVDでは1話の尺が10分ほど(本編のみで)なのでそのあたりがしっくりくる。高校生の頃だったか、雑誌のインタビューでスティーヴ・ルカーサが“ツェッペリンのライブに行った時、『天国への階段』のギターソロをアルバム通りに弾いてくれなかったのでがっかりした”と言ってるのを読んだことを唐突に思いだした。「だったらコミック読めばいいじゃん」てなことにもなりそうだが、やっぱりあの歌詞が実際に歌になってるとまた別の面白さはある。クラウザーさんが両手でマイクを握っててもギターは鳴ってますが(笑) このあたりはコミックだとゴマカシがきいてもアニメにしちゃうとどうしても無理が出てくる部分ですな。
Posted: 月 - 9 月 1, 2008 at 10:53 午後
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