『燃えよ!ピンポン』
監督:ロバート・ベン・ガラント
出演:ダン・フォグラー、クリストファー・ウォーケン、マギー・Qほか
2007年、アメリカ
ストーリ的に先日の『俺たちフィギュアスケーター』とか、数年前にDVDで観た『ドッジボール』などとかぶる…と思ったら案の定、ベン・スティラー主演の『ナイト・ミュージアム』の脚本を書いたコンビの脚本、そしてその一方(R・B・ガラント)が監督、もう一方(トマス・レノン)が出演したバカスポ根コメディ。原題は
Balls of
Fury
なので、本来なら『燃えよドラゴン』(Enter
the
Dragon)ではなく『ドラゴン怒りの鉄拳』(Fist
of
Fury)にちなんで『怒りのラケット』という邦題にするのが正しいと言えば正しいのだが、まあいいや。要するに、アメフトとかバスケとか野球と違ってマイナーなスポーツを題材に、「主人公がセルフ・リスペクトを取り戻す」というテーマを描いたアメリカ映画のコメディの王道路線。部分的には面白いダイアローグがあったり(春休みということで親子連れが数組いたのだが、一番笑えたのが下ネタだったので後で苦労したのではないか…と他人事ながら心配)、それなりにツボはついているのだが、『俺たち…』ほどには笑えなかった。ただでさえ荒唐無稽な設定なのに(裏中国社会のピンポンゲームを仕切るのがクリストファー・ウォーケンだ、と言えば知れよう)細かいギャグが多すぎてリズムが悪いのが原因か? しか~し! この映画にはそうした欠点を補って十分な見どころがある。それはマギー・Qの脚…ではなくて、ピンポン・マスターを演じるジェームズ・ホン。そう、ブレランで眼球のエンジニアを演じていたおじさん(当時)である。ブレランではメイクがキツかったので顔ではわかりにくいが、声がどうもそれっぽい…と思って調べたらやはりそうだった。ちなみに、「これならジャック・ブラックにやらせたらよかったんじゃない?」と思わせる主人公を演じているのは、ブロードウェイ出身のひとらしい…。
Posted: 日 - 3 月 23, 2008 at 11:56 午後
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