昨日・今日の買い物(『オアシス』ほか)


『オアシス』、『簞笥』
乾物いろいろ

『オアシス』
監督:イ・チャンドン
出演:ソル・ギョング、ムン・ソリほか
監督、脚本のイ・チャンドンはノム・ヒョン政権で文化観光部長官を務めた…というはなしを『丸激』で寺脇研と宮台真司がしていて、寺脇研は「いや、日本も河合隼雄が文化庁長官をしているから…」などと言っていたが、似非科学(ユング)を奉じ心理主義化で金儲けをする輩と一緒くたにするのは失礼というものだろう。今年、劇場で見逃したのをもっとも後悔した映画。一歩間違えればキワモノになりかねない題材(そしてこの題材についてこのようなことを私が書こうとすること自体、この題材の重要性を示しているわけだが)を淡々とした筆致で描いたという点で『殺人の追憶』に通じるものがあると思うが、「出来の良さ」では『殺人の追憶』が、「問題提起度」ではこちらが上ということになるだろう。この映画でもっとも評価が分かれるのが、ムン・ソリ演じるコンジュが麻痺のない姿で現れる数シーンであると思われるが、それが誰の視点なのかが曖昧なのも興味深い(『愛しのローズマリー』では、“特撮”でないシーンはすべてジャック・ブラックの視点である)。
とりあえず、セカチューとか『Deep Love』を観て泣いたなどとほざく方々にはすべからく観てもらいたい。
セカチューで思い出したが、柳下毅一郎の『世界の中心で…』と『Deep Love』レビューがなかなか面白い。どちらも『映画秘宝』に載り、氏のWWWサイトにも転載されているのだが、『Deep Love』は許せるけど『世界の中心で…』は許せん! ということらしい。前者はあまりに馬鹿過ぎてむしろ微笑ましいのに対し、後者は『Deep Love』に比べれば(あくまで比べれば、だが)まだまともなつくりだけに余計にたちが悪い…ということだと想像しているのだが。ちなみに『オアシス』と次の『簞笥』を買いにいった家電量販店でも、「助けてくださ〜い」という例の腹から声の出ていない絶叫が響き渡っていましたよ。

『簞笥』
監督:キム・ジウン
出演:イム・スジョン、ムン・グニョン、ヨム・ジョンアほか
これも劇場で見逃したもの。DVDのパッケージをみて初めて気がついたのだが、キム・ジウンは『反則王』の監督でもあった。これから観ます。

『デビルマン』を観た帰りによった古本屋で『モツ・キュイジーヌ』という内蔵料理の本を買ったことは以前に書いたはずだが、同じ本屋で(『エヴェンジェリスタ』と『最“狂”絶叫計画』を観た帰りに)同じシリーズの『乾貨の中華料理』を買った。ということで昨日はさっそく干し椎茸の田鰻似せ料理をつくったのだが、我ながらなかなかのでき。ということで、今日は中華街で干し椎茸、干しキクラゲ(黒&白)、干し湯葉、干し牡蠣を買ってきた。干し牡蠣は戻すのに時間がかかるので明日使う予定。他の3つはさっそく使ってみたのだが、一緒に買ってさっそく使ってみたトウガラシ味噌(という商品名だが、トウガラシの塩漬けをペースト状にしたもの)がえらく塩辛く、ちと味付けに失敗してしまった。

Posted: 日 - 12 月 26, 2004 at 01:11 午前          

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