通俗医学のある種の語法について



くぅちゃんは羊水に「ありがとう」って言ったらいいと思う。
(思いて学ばざれば 「ありがとう羊水」

いやまったく(笑)
これ、言った本人にはなんの悪意もなかったであろうことはほぼ確実で、仮に「医学的に正しい」表現で高齢出産のリスクについて語っていたらどうだったか…という問題もあるのだが、それとは別に、「羊水が腐る」発言の主が「水からの伝言」を持ちあげた前歴の持ち主であることを考えたとき、「腐る」という語法に固有の問題というのもあるような。健康食品の宣伝でもよく「血がドロドロ」とかいった表現出てきますよね。れっきとした自然科学者(疫学)にも「オニババ」がどうたらという本書いた人間がいたり、それを持ちあげた哲学研究者がいたりしましたが(このあたりが身体論の危ういところでもある)。前述したように「医学的に正しい」知識による生政治の問題ももちろんあるんだけど、この手の原初的な恐怖感に訴える語法というのはオカルト的なものと親和的で、霊感商法とかインチキ療法の温床ではないかと。

Posted: 日 - 2 月 3, 2008 at 12:27 午後          

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